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09月08日-03号

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  1. 渋川市議会 2006-09-08
    09月08日-03号


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    平成18年  9月 定例会(第6回)           平成18年第6回渋川市議会定例会会議録 第3日                             平成18年9月8日(金曜日)出席議員(90人)     1番   篠  田  德  壽  君      2番   内  海  文  雄  君     3番   金  子     渡  君      4番   齋  藤  忠  則  君     5番   髙  栁  政  行  君      6番   佐  藤  甲 子 郎  君     7番   荒  木  良 太 郎  君      8番   石  原     弘  君     9番   金  子  冨  房  君     10番   須  田  愛  作  君    11番   萩  原     傳  君     12番   根  井     環  君    13番   入 内 島  英  明  君     14番   林     忠  男  君    15番   真  下     裕  君     16番   中  澤  広  行  君    17番   加  藤  幸  子  君     18番   平  方  嗣  世  君    19番   後  藤  清  一  君     20番   山  﨑  雄  平  君    21番   田  子  正  幸  君     22番   南  雲  二 三 四  君    23番   町  田  勝  茂  君     24番   藤  井     彰  君    25番   岡  島  晴  海  君     26番   飯  塚  清  志  君    27番   茂  木  弘  伸  君     28番   塩  野  光  弘  君    29番   猪  俣  友  子  君     30番   村  上  義  幸  君    31番   佐  藤  富 士 雄  君     32番   飯  塚  久  夫  君    33番   角  田  早  苗  君     34番   鳥  山  昌  彦  君    35番   今  井  五  郎  君     36番   奈  良  征  状  君    37番   大  島  勝  昭  君     38番   本  山  隆  之  君    39番   小  林  雅  夫  君     40番   新  保     雄  君    41番   角  田  喜  和  君     42番   中  沢  義  美  君    43番   後  藤     肇  君     44番   飯  塚  貴 美 夫  君    45番   藤  川  鉄  男  君     46番   狩  野  元 之 助  君    47番   堀  口     巌  君     48番   高  橋     敬  君    49番   都  丸     均  君     51番   登  坂  藤  夫  君    52番   田  中  寛  一  君     53番   井  上  団  次  君    54番   佐  藤  兵  造  君     55番   横  山  鉄  男  君    56番   埴  田  彦 一 郎  君     57番   須  田     勝  君    58番   都  丸  政  行  君     59番   三  田     正  君    60番   吉  田  利  治  君     61番   新  井  晟  久  君    62番   板  倉  和  男  君     63番   狩  野  友  衛  君    64番   澤  田     筧  君     65番   阿 久 澤     咏  君    66番   吉  沢  稔  夫  君     67番   後  藤  基  次  君    68番   船  曳  道  代  君     69番   望  月  昭  治  君    70番   田  子  忠  重  君     71番   楯     信  一  君    72番   下  田  房  雄  君     73番   小  竹  恒  夫  君    74番   箱  田  昭  二  君     75番   長  竹  峰  義  君    76番   小  池  春  雄  君     77番   角  田     皇  君    78番   中  野  完  治  君     79番   石  倉  一  夫  君    80番   岩  崎  幸  代  君     81番   狩  野  富  雄  君    82番   松  井  常  見  君     83番   南  雲  鋭  一  君    84番   木  暮  淑  之  君     85番   髙  橋  寿  男  君    86番   齊  藤  茂  夫  君     87番   角  田  雅  保  君    88番   平  方  由  衛  君     89番   飯  塚  文  二  君    90番   角  田  一  民  君     91番   狩  野  義  雄  君                                              欠席議員(1人)    50番   宮  下     宏  君                                              説明のため出席した者   市     長   木 暮 治 一 君    助     役   吉 原 康 之 君   助     役   荒 井 道 明 君    総 務 部 長   佐 藤   進 君   企 画 部 長   五十嵐 研 介 君    市 民 部 長   野 口 竹 彦 君   保 健 福祉部長   森 田 一 男 君    経 済 部 長   田 中 景 明 君   建 設 部 長   吉 田 俊 孝 君    水 道 部 長   佐 藤 昭 司 君   総 合 病 院   狩 野   泉 君    教 育 委 員 会   小 林 巳喜夫 君   事 務 部 長                教  育  長   教 育 委 員 会   萩 原 賢 一 君    監 査 委 員   後 藤   惇 君   教 育 部 長   監 査 委 員   狩 野 和 夫 君    伊 香 保 総 合   井 上   晃 君   事 務 局 長                支  所  長   小 野 上 総 合   小 野 彰 一 君    子持総合支所長   須 田   孝 君   支  所  長   赤城総合支所長   星 野 日出男 君    北橘総合支所長   木 暮 博 行 君   行 政 課 長   神 田 吉 彦 君    財 政 課 長   飯 塚 哲 夫 君                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   綿 貫   勝      書     記   柳 澤 正 光   書     記   梅 澤   功      書     記   堀 口 完 爾   書     記   大 畠 重 喜議事日程               議  事  日  程   第3号                           平成18年9月8日(金曜日)午前10時開議第 1 議案第133号 平成17年度伊香保町一般会計歳入歳出決算について            第 2 議案第134号 平成17年度伊香保町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について    第 3 議案第135号 平成17年度伊香保町老人保健特別会計歳入歳出決算について        第 4 議案第136号 平成17年度伊香保町介護保険事業特別会計歳入歳出決算について      第 5 議案第137号 平成17年度伊香保町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について     第 6 議案第138号 平成17年度伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算について      第 7 議案第139号 平成17年度伊香保町県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳            入歳出決算について                           第 8 議案第140号 平成17年度伊香保町水道事業会計決算について              第 9 小野上村の主要な施策の成果について                           第10 議案第141号 平成17年度小野上村一般会計歳入歳出決算について            第11 議案第142号 平成17年度小野上村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について      第12 議案第143号 平成17年度小野上村老人保健事業特別会計歳入歳出決算について      第13 議案第144号 平成17年度小野上村介護保険事業特別会計歳入歳出決算について      第14 議案第145号 平成17年度小野上村下水道事業特別会計歳入歳出決算について       第15 議案第146号 平成17年度小野上村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について      第16 議案第147号 平成17年度小野上村温泉事業特別会計歳入歳出決算について        第17 議案第148号 平成17年度小野上村農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について     第18 議案第149号 平成17年度小野上村交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について  第19 議案第150号 平成17年度小野上村土地開発事業特別会計歳入歳出決算について      第20 子持村の主要な施策の成果について                            第21 議案第151号 平成17年度子持村一般会計歳入歳出決算について             第22 議案第152号 平成17年度子持村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第23 議案第153号 平成17年度子持村老人保健特別会計歳入歳出決算について         第24 議案第154号 平成17年度子持村介護保険特別会計歳入歳出決算について         第25 議案第155号 平成17年度子持村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第26 議案第156号 平成17年度子持村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について第27 議案第157号 平成17年度子持村水道事業会計決算について               第28 赤城村の主要な施策の成果について                            第29 議案第158号 平成17年度赤城村一般会計歳入歳出決算について             第30 議案第159号 平成17年度赤城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第31 議案第160号 平成17年度赤城村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について       第32 議案第161号 平成17年度赤城村学校給食事業特別会計歳入歳出決算について       第33 議案第162号 平成17年度赤城村老人保健特別会計歳入歳出決算について         第34 議案第163号 平成17年度赤城村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第35 議案第164号 平成17年度赤城村介護保険特別会計歳入歳出決算について         第36 議案第165号 平成17年度赤城村特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について  第37 北橘村の主要な施策の成果について                            第38 議案第166号 平成17年度北橘村一般会計歳入歳出決算について             第39 議案第167号 平成17年度北橘村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第40 議案第168号 平成17年度北橘村老人保健特別会計歳入歳出決算について         第41 議案第169号 平成17年度北橘村介護保険特別会計歳入歳出決算について         第42 議案第170号 平成17年度北橘村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第43 議案第171号 平成17年度北橘村公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について      第44 議案第172号 平成17年度北橘村自家用有償自動車運行事業特別会計歳入歳出決算について 第45 議案第173号 平成17年度北橘村水道事業会計決算について               第46 渋川地区医療事務組合の主要な施策の成果について                     第47 議案第174号 平成17年度渋川地区医療事務組合病院事業会計決算について        第48 渋川市(2月20日~3月)の主要な施策の成果について                  第49 議案第175号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市一般会計歳入歳出決算について   第50 議案第176号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算に            ついて                                 第51 議案第177号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市老人保健特別会計歳入歳出決算につい            て                                   第52 議案第178号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算につい            て                                   第53 議案第179号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入            歳出決算について                            第54 議案第180号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算            について                                第55 議案第181号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入            歳出決算について                            第56 議案第182号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算            について                                第57 議案第183号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳            出決算について                             第58 議案第184号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市伊香保リンク管理運営事業特別会計歳            入歳出決算について                           第59 議案第185号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市小野上土地開発事業特別会計歳入歳出            決算について                              第60 議案第186号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算につ            いて                                  第61 議案第187号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決            算について                               第62 議案第188号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決            算について                               第63 議案第189号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算に            ついて                                 第64 議案第190号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市水道事業会計決算について     第65 議案第191号 平成17年度(2月20日~3月)渋川市病院事業会計決算について         (提出者説明、質疑、委員会付託)                                                                          会議に付した事件第 1 議案第133号 平成17年度伊香保町一般会計歳入歳出決算について            第 2 議案第134号 平成17年度伊香保町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について    第 3 議案第135号 平成17年度伊香保町老人保健特別会計歳入歳出決算について        第 4 議案第136号 平成17年度伊香保町介護保険事業特別会計歳入歳出決算について      第 5 議案第137号 平成17年度伊香保町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について     第 6 議案第138号 平成17年度伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算について      第 7 議案第139号 平成17年度伊香保町県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳            入歳出決算について                           第 8 議案第140号 平成17年度伊香保町水道事業会計決算について              第 9 小野上村の主要な施策の成果について                           第10 議案第141号 平成17年度小野上村一般会計歳入歳出決算について            第11 議案第142号 平成17年度小野上村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について      第12 議案第143号 平成17年度小野上村老人保健事業特別会計歳入歳出決算について      第13 議案第144号 平成17年度小野上村介護保険事業特別会計歳入歳出決算について      第14 議案第145号 平成17年度小野上村下水道事業特別会計歳入歳出決算について       第15 議案第146号 平成17年度小野上村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について      第16 議案第147号 平成17年度小野上村温泉事業特別会計歳入歳出決算について        第17 議案第148号 平成17年度小野上村農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について     第18 議案第149号 平成17年度小野上村交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について  第19 議案第150号 平成17年度小野上村土地開発事業特別会計歳入歳出決算について      第20 子持村の主要な施策の成果について                            第21 議案第151号 平成17年度子持村一般会計歳入歳出決算について             第22 議案第152号 平成17年度子持村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第23 議案第153号 平成17年度子持村老人保健特別会計歳入歳出決算について         第24 議案第154号 平成17年度子持村介護保険特別会計歳入歳出決算について         第25 議案第155号 平成17年度子持村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第26 議案第156号 平成17年度子持村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について第27 議案第157号 平成17年度子持村水道事業会計決算について               第28 赤城村の主要な施策の成果について                            第29 議案第158号 平成17年度赤城村一般会計歳入歳出決算について             第30 議案第159号 平成17年度赤城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第31 議案第160号 平成17年度赤城村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について       第32 議案第161号 平成17年度赤城村学校給食事業特別会計歳入歳出決算について       第33 議案第162号 平成17年度赤城村老人保健特別会計歳入歳出決算について         第34 議案第163号 平成17年度赤城村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第35 議案第164号 平成17年度赤城村介護保険特別会計歳入歳出決算について         第36 議案第165号 平成17年度赤城村特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について △開議                                            午前10時 ○副議長(角田一民君) おはようございます。都合により副議長により会議を進めてまいります。  ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は90人であります。50番、宮下宏君から欠席の届け出がありました。  本日の会議は、議事日程第3号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第133号 平成17年度伊香保町一般会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第1、昨日に引き続き議案第133号 平成17年度伊香保町一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。  51番、登坂藤夫君。  (51番登坂藤夫君登壇) ◆51番(登坂藤夫君) 平成17年度伊香保町各会計決算及び基金運用状況の審査意見等々についてお尋ねをいたします。  ページ数、伊香保2ページ、申し上げます。今回の工事請負に際し契約金大幅に上回る変更契約のされたものがあった。ア、イ、ウ、エ、オ、カ、キ、こういう形で出ておりますが、一番大事な監査でございますので、改めて伊香保総合支所長さんにお尋ねをいたします。その中で伊香保町で今回の監査については、監査委員から指摘された項目がございます。その中で改めてなぜこういう指摘をされたのか総合支所長さんにまず第1にお尋ねをいたします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) おはようございます。ただいまのご質問でございますが、伊香保町でご指摘のように1ページから2ページにかけましてアからキまでのご指摘をいただいたわけですが、これらのご指摘の中に多くは会計処理上の処理の整理の中の不備が目立つというようなことでご指摘をいただいたわけでございます。これらのご指摘に対しましては中身をよく精査をし、改めるべきところにつきましてはその場で訂正をしたり、直したりということで、また職員に対しても今後このようなことのないように十分注意をして書類の作成に当たるようにというふうに伝えてあります。  なお、工事の請負に際しまして下から2番、カの工事の請負に際しまして大幅に上回るものが幾つかあったというようなご指摘がありましたが、これらにつきましても内容の精査をいたしましたところ、大きなところでは原設計の段階で数字の単位の誤りで十分の1の計上がされていたとか、それから工事が始まった後に住民等の要望等がありまして、急遽一部変更があったというようなことの中から大幅に変更がされたものがあったというふうにしてありまして、これらにつきましても今後このようなことのないように適正な形で対処していきたいというふうに反省をしております。  それから、最後のところのキの部分につきましては、こちらにつきましては土地開発公社が内部留保資金として相当額の現金を保有していたわけですけれども、これにつきましては大日向住宅団地の造成に係る利益があったわけですけれども、この中で監査委員さんのご意見では伊香保町土地開発公社から伊香保町に対して寄附行為があったが、この行為については公有地拡大の推進に関する法律の第18条第4項及び土地開発公社における利益の処分について反するのではないかと思われるという、こういうご指摘でございます。このご指摘の公有地拡大の推進に関する法律第18条第4項は、土地開発公社は毎事業年度の損益計算上利益が生じたときは前事業年度から繰り越した損失を埋め、なお残余があるときはその残余の額は準備金として整理をしなければならないと規定をされております。このことにつきましては、土地開発公社の経理にあっては余剰金は内部留保しなければならず、利益の処分はないことになりますので、この部分については伊香保町土地開発公社の寄附行為は法律に反するということになるかと思います。しかしながら、平成18年1月11日付、土地開発公社における利益の処分の2項目に例外的設立団体へ利益処分を行う場合であっても昭和62年建設省経整発第61号自治政第104号別紙により行わなければならないものであるというふうに指摘をされております。この62年の国からの通達につきましては、利益が発生した場合には原則としてこれを内部留保し、再投資に充てるべきことというふうになっております。そして、後段でただし書きで次の条件を満たす場合には当局と事前に十分協議の上、寄附等の方法により設立団体に対して還元することができるものであることとあります。次の条件というのが設立団体による関連公共施設の整備等、当該利益の発生について設立団体の給与が認められること。それから、ロとして土地開発公社において当面資金需要が予想されず、また利益の還元について中長期的に土地開発公社の運営基盤を害するおそれがないこと。ハとして、土地開発公社の経営努力を阻害するおそれがないことというふうにあります。なお、このただいまの通達につきましては平成12年4月21日に改正がされ、62年のものについては廃止をされておりますが、通達の部分については利益の処分関係のところにつきましては従来のまま改正がされていないということでございます。  これに対しまして伊香保町で給与の部分があったというふうな中では、伊香保町土地開発公社は先ほど申しましたように昭和60年に設立されて以来、平成18年2月19日の解散まで公社の業務は伊香保町の役場の職員が兼務で携わってまいったということでございます。特に大日向住宅団地の用地取得、造成、分譲につきましては3年間に及び専従的に2名、補助的に2名が業務が行っており、設立団体の人件費の給与分は認められるのではないか。また、この団地造成に当たりまして道路、町道の一部を振りかえ、つけかえをしたわけでございますが、これらについても伊香保町が行っており、この辺の経費についても給与が認められるものではないのかということの解釈の中からまちと話し合いまして、その辺の給与分ということで寄附をしたということでございます。しかしながら、市町村合併に伴い公社の解散を行う中で利益の処分条件であります土地開発公社において当面資金需要が予想されず、また利益の還元によって中長期的に土地開発公社の運営基盤を害するおそれがないことと、それから3番目に言っております土地開発公社の経営努力を阻害するおそれがないことという、こういったことに対しましては拡大解釈があったというふうに思っております。以上のようなことから、こういった事例が今後出てきた場合につきましては関係方面あるいは関係法令等十分精査をいたしまして、今後このようなご指摘を受けるようなことのないように努力をしたいと思います。  以上で私の方からの回答を終わらせていただきます。 ○副議長(角田一民君) 51番、登坂藤夫君。 ◆51番(登坂藤夫君) 要は簡単にお尋ねをいたします。  基金から伊香保町へどうして寄附をしたんですか。公社からどうして伊香保町に今回出したのか。それは、基本的に考えると、地域還元という大きな裏があったんじゃないんか、こんな気がしてならないんです。過日も子持の総合支所長から拡大解釈という、今回もそういう言葉が出ました。これは、当てはまらないと思いますが、いかがですか。  問題は、キの伊香保町土地開発公社から伊香保町への寄附行為があったということは現実なんですが、どうしてそういうことをされたのか、この点が改めて申し上げるけれども、地域還元という要素が非常に強かっただろう、こう推測するんですが、改めてお尋ねをいたします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 土地開発公社の方から町へ寄附をしたという理由につきましては、先ほど申し上げましたように公社で生じております利益につきましてはそのほとんどが先ほど申しました大日向住宅団地の開発から生じたものであるということで、この中で先ほど申しましたように開発から分譲までの間に町の職員が兼任辞令で携わっていたわけでございますが、先ほど申しましたように2人についてはほとんど専任的に一時期はかかっていた。それから、あと2人が兼務というような形で携わっていた。そういった中のかかわりがかなりあったということで、前からその辺の処分の関係については話も出ておりましたけれども、それらを今回人件費等の給与分と、それから道路のつけかえ部分、これらを計算をさせていただきまして、それらについての還元をさせていただいたということでございます。  なお、地域への利益還元の関係でございますけれども、この公社から町への寄附については最終的には18年の2月になってから寄附をしたということで、実質的にはお金の方はそのまま伊香保町から新市の方へ繰り越しをされていると思います。ですから、そういった意味ではそのお金を使って地域還元をしたというふうなところにはなっていないと思います。 ○副議長(角田一民君) 51番、登坂藤夫君。 ◆51番(登坂藤夫君) そうすると、改めてお尋ねをしますが、今回の公社から伊香保町にいったお金というのは妥当なんだと、やむを得なかったんだと、こういうふうに聞こえるんです。だがしかし、今回監査委員がはっきり指摘されたように県の総務局市町村課長通知、こういう形で反する行為と思われる、こういうものが出ておりますんで、再度この問題について思われると書いてありますが、総合支所長さんはどうお考えですか。改めてお尋ねをして終わります。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまのご質問に対してお答えさせていただきます。  土地開発公社が新市に合併するに当たりまして最終的に未処分で残っておりました土地が五つですか、あったわけですが、これらの中で三つ残して二つはまちの方で買い上げるというような形で処分をして引き継ぐというようなお話の中からそういった措置等を行って引き継いでいただいたわけなんですが、伊香保町としてもできるだけ公社の未処分の土地が残っているよりも新市に対して引き継ぐのに少なくして引き継いでおきたいという思いの中からこういった形も出てきたということでございますけれども、ご指摘があったように、また監査委員さんのご指摘もあったように、それからまた県からの通達も来ているという中で、そういう中でこういう紛らわしい行為というか、そういったことがあったことにつきましては大変遺憾に感じておりますし、またそういったものにつきましてはやはり疑わしい行為そのものが余りよろしくないわけですから、こういったことは二度とないように、職員につきましても今後こういう公社の関係にはございませんけれども、こういった法律判断等の部分につきましては今後また出てくるかと思いますので、こういったところにつきましては今後また職員がより慎重に関係方面等とよくご指導いただきまして、間違いのないような形で対処していきたいと思います。そういったことでよろしくご理解をいただければと思います。 ○副議長(角田一民君) 17番、加藤幸子君。  (17番加藤幸子君登壇) ◆17番(加藤幸子君) 主要な施策の成果を説明する書類の中で、はじめにというところで「日本経済は、平成17年半ばに踊り場を脱した後、民間需要を中心とした改革が続いており」というふうなところがございます。そういう中でも三位一体の改革の影響が依然として厳しい状況もあるといいながらも回復方向へ向かっているというところがありますけれども、伊香保町ではですね、観光を主とした産業のまちです。非常に景気に左右されると思いますが、その点でどのように伊香保町としては影響が出ているのかをお聞かせください。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 17番議員さんのご質問に対してお答えさせていただきます。  ご承知のように景気の後退が始まりまして、かなりの年数がたつわけですけれども、伊香保町におきましても平成4年ですか、ここをピークに昨年までのお客さん、宿泊客の減少は年間にしまして約60万人ぐらいの減少を見ているということで、加えておととしのバブルの下がってきて年々2%程度ずつ減少していた中に温泉問題が持ち上がりまして、さらに追い打ちをかけるように一気に5%程度の収容客の下落があったわけでございますが、ここ、ことしになりまして春先から景気の方がかなり回復をしてきているという中で伊香保町におきましても収容客が徐々にではありますけれども、ふえる傾向に転じてきているようでございます。景気が悪くなりますと一番先に影響を受けるのが観光産業ということで、景気が回復をしてきても一番影響が出てくるのが、遅いのが観光産業という中でいきますと、やはり景気の動向が伊香保町にとっては最大の関心事でもありますし、一番影響を受けるところでございますので、この辺につきましては常にお客さんの入り込み数であるとか、そういったもののチェックを行いながら適切な対応を考えていきたいと思っております。
    ○副議長(角田一民君) 17番、加藤幸子君。 ◆17番(加藤幸子君) 平成17年度の決算の審査意見書の伊香保の5ページに歳入の部分で意見が述べられております。伊香保は、自主財源が非常に大きいところです。ここで見ますと、歳入総額の72.7%というふうになっております。大変に渋川の次に高いというふうに私……  (何事か呼ぶ者あり)  それでですね、そういう中でですが、不納欠損額も高くなっております。それから、収入未済額も高いですね。この内容についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 不納欠損の中身ということでございますが、この不納欠損につきましては町民税が合計いたしまして72万5,285円、これは県民税と合計いたしますと101万7,800円になります。それから、固定資産税が4,765万2,100円でございます。それから、軽自動車税が2万2,400円、それから特別土地保有税が、これは平成9年から11年までの分でございますが、289万9,266円でございます。このうちの固定資産税につきましては、会社の倒産によるものがかなり大きいところでございます。それから、特別土地保有税につきましてもゴルフ場の倒産によります不納欠損ということでございます。 ○副議長(角田一民君) 17番、加藤幸子君。 ◆17番(加藤幸子君) 景気に大変左右されるというふうな産業構造の中で不納欠損額が大きくて、それから収入未済額も大きいというふうなところでは、この収入未済額を今後どのように解決していくのかと、それからもう一つはやはり観光のまちとして今後伊香保地区をどういうふうなまちにしていくのかという点で今温泉問題が出されまして、大変に温泉が信頼を失ったというふうなところがございます。今伊香保では、白銀の湯と黄金の湯というふうなことで行きますと看板に出ておりますけれども、両方とも温泉なんだというふうに私は聞かされておりますけれども、それが黄金の湯がどのくらいまちの温泉の中で占めているのか。また、黄金の湯がどのくらい使われているのか。そして、今後伊香保の温泉観光をどういうふうにしようとしているのかという点で国からの、ここにも書かれておりますけれども、伊香保温泉再生計画に基づいた温泉地がこれからできようとしておりますけれども、その中で私は一番心配するのはむだな公共事業が突出されるんじゃないかというふうなところです。やはりむだをなくして本当の意味の観光地としての伊香保を再生していっていただきたいという思いがございますが、そういう点でお聞きをしたいと思います。この収入未済額の問題と温泉問題についてお聞きいたします。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。  (総務部長佐藤 進君登壇) ◎総務部長(佐藤進君) ただいま収入未済額の関係でご質問いただきましたが、この伊香保町の打ち切り決算に限らずですね、全体としては相当な規模の収入未済額が発生いたしておりまして、平成17年度のこの後ご上程いたします最終的な決算のところでもあらわれるわけでございますが、とりわけ市税の関係につきましては滞納整理等を強化しながら、さらにそういった収入未済額の圧縮に努めてまいるということでございます。  滞納の関係につきましては、従来からもいろいろ研究しておりますけれども、法的な対応等を含め、さらには差し押さえ物件の不動産公売等も実施する中で圧縮等にさらに努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 2点目の黄金の湯温泉問題の関係でございますけれども、先ほど議員がご指摘ありましたように黄金の湯というのは従来からあります伊香保温泉の赤いお湯のことが黄金の湯ということでございます。これは、湯元の源泉地から何本かある源泉から出たものを一つに集めてこれを石段街の方に誘導して、その湯どよから小間口という装置で各権利者のところへ分けていくわけですが、この大堰の小間口のところから入ったものがまたさらに分湯されて、分かれて何件かに引かれているということで、全体としては40件弱ぐらいのところに温泉が入っております。  もう一つのものにつきましては白銀の湯というわけですけれども、これにつきましては温度は10度ぐらいということで普通の水と同じなんですけれども、成分分析をいたしますと、温泉と認定されるためには二十数種類の含有物が一定量を超えていると温泉に認定されるという中で、白銀の湯についてはそういった分析結果から見まして温泉に認定されているということでございます。この温泉が現在引かれているのは、先ほど申し上げました黄金の湯が引かれていない旅館を中心にこれが引かれているということでございます。先ほど申しましたおととしの温泉問題が起こったときにも既にこれが一定、かなりのところでいっておりまして、現在28件ですけれども、その当時は六、七件ぐらいですか、まだそれも入っていなかったところがありまして、これらがやり玉に上がったわけなんですが、これも現在では全部引いているというような形で、今は伊香保で営業しております旅館にはほとんど全部入っている状態になっていると思います。やはり平成16年の温泉問題の発生以降、全国的にその温泉の本質というか、その辺のところがきちんと表示をするのが厳しくなってきているというような中で、差し当たってその黄金の湯については先ほど申しました小間口権利者というものがあって自由にこれが引けない状態で今あるわけなので、この白銀の湯の方は合併前からまちが事業化してやっていたものでございますので、これをきちんと整備をして先ほど言ったような指摘をされないような形でこの温泉を引きたいところには全部引けるような形に最終的には整備をしていきたいという、こういう考え方で今整備を進めているということです。  まちの再生計画につきましては、これだけではなくて、観光施設であるとか、道路であるとか、そういったものも含めて整備をしてグレードの高い温泉地につくりかえていきたいというふうな計画をしているわけですけれども、ご指摘のように全体の計画では39億余りの計画が当初に出されたわけですけれども、これについては言ってみれば全体の中で大まかな出し方の中で39億という数字が出てきているわけなので、これは今後事業を進めていく中で改めて専門家に個々のものについては精査をしていただきながら、きちんとした形での整備を進めていくということになりますので、若干中身の変更等も出てくるかと思いますけれども、いずれにいたしましても町全体が観光客を迎えるために全国に恥じないまちづくりというものをしていきながら今後のグレードアップを図りながら集客、お客さんの増加を図っていきたい、こういう考えで計画を今進めているところでございます。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。  (65番阿久澤 咏君登壇) ◆65番(阿久澤咏君) 1点だけ簡潔に質問いたします。  決算書の7ページ、1款6項の入湯税、この滞納の金額あるいは件数、見通し、こんな点についてお聞きをしたいと思います。簡潔な答弁で結構ですので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 65番議員のご質問にお答えさせていただきます。  入湯税の滞納の関係でございますが、入湯税につきましては件数的には六、七件ということで数は少ないんですが、何件かが金額的に大きくなっているということでございます。しかしながら、これにつきましては前から金額の大きいところにつきましては毎週集金させていただくとか、あるいは1週間に最大では2回ぐらい行っているとか、そういったような形の中で集金をして、できるだけ残らないような形で対応させていただいておりまして、先ほど申しました7件のうちでも前年以前のものが残っているところについては二、三件で、あとは前年の二、三カ月分が残っている程度ということですので、先ほど申し上げましたような形の中でできるだけ減らしていくような形で対応させていただきたいというふうに考えております。  (何事か呼ぶ者あり)  打ち切り時の未納額の合計につきましては2,084万3,080円でございます。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。 ◆65番(阿久澤咏君) ただいまの数字は、17年度の決算における収入未済額の予想数字だと思いますけど、累計でどのくらいかということでお聞きをしております。  それで、簡潔に申し上げますと、これは普通の税と違う性質の税だと思うんですね。それで、これは特別徴収義務者、これが指定されて、ここが徴収をして、入浴客から税金を徴収をし、1カ月分をまとめて翌月には町役場に申告して納めると。もともとこういう仕組みになっている税ですから、本来滞納をするということ自身がやはり私はこれは大問題なんだと思います。その上、今の答弁でも前年以前のものが二、三件件数としてあると。しかも、7件の中ではかなり大きいものがあるということですけれども、固有名詞はこういうことですから避けたいと思いますけど、私もよくわからないので、ちなみに大きいというのはどのくらいの金額になるのか。そして、この回収の努力が今ありましたけれども、見通しについて、例えば不納欠損で落としたようなことが仮にあるとすると私は大変な問題になってくると思うんですが、そういう状況についてももう少しお聞きをしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ご質問の入湯税の中身でございますけれども、先ほど申しましたのは打ち切り決算の中での数字ということですけれども、大きいところが3年分ぐらいですか、それが合計で670万ほどあるところが一番大きいところでございます。次がやはり608万円ぐらいですか、そのほかにつきましては先ほど申しましたように金額的には100万台が三つぐらいで、あとは50万、7万というような状況でございます。中身については、一応そういうような状態でございます。  それから、滞納額の合計につきましては1,632万2,425円でございます。  (何事か呼ぶ者あり)  それから、回収の努力でございますけれども、これは議員がご指摘のようにその本人が申告をして、それで納めるという税金でございますので、その辺については十分指導もさせていただきますし、今後につきましてもそういった指導の中からできるだけ減らしていくような形で努力をしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。 ◆65番(阿久澤咏君) 3年分で670万あって、今の話でいけばこの3年間でどの程度改善されたかよくわかりませんけれども、先ほど2問でも言いましたけれども、普通の税と違うわけですから、これはお客さんからもう納めるものをあらかじめ預かっているというお金ですから、これはやっぱり横領というようなことにも結びつきかねない問題ですから、従来の取り組みではなくて、本当にそういう道義的なね、責任も含めてここは強力に進めるべきだというふうに思いますけれども、そんな点で相手のペースでいくとすればなかなかこれは改善しないんじゃないかなというふうに思いますので、その辺については心して取り組むようにお願いしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 合併いたしまして徴収につきましては本庁の納税課の方に徴収が移ったわけでございますが、この辺につきましては支所も本庁と相談をしながら、こういった滞納の増加傾向にあるところについては特に注意を払いながら協力してできるだけ減らすような形で努力したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。  (49番都丸 均君登壇) ◆49番(都丸均君) 基本的に他の自治体の打ち切り決算なんで、余りどうこう言うつもりもないんですけど、議案で出されている以上承認の是非を判断しなくちゃならないんで、この監査委員の指摘事項についてですね、書類の不備等のことは別にいたしまして、数字上のこの処理誤りですとか、についてどの部分でどのようにというか、全くわからないもんですから、参考までにお聞かせいただきたいと思います。  特にこのアですよね、ア、ウ、それとこのカですね、これがこの契約変更されているものというのがどのものなのか全くわからないんで、ちょっとこの辺を教えていただきたいのと、それとこのキのところで先ほど登坂議員から質問がございました。8,500万の寄附ですか、この中において昭和62年の建設省の通達に沿った行為だというような答弁がございました。ですので、参考までにですね、そのまちの給与分ですよね、給与分があったので、寄附行為の正当性というような答えがありましたけど、この8,500万の寄附に対してその給与分というのが幾らという数字が出た上でのこの寄附がなされたのか、これ参考までにお聞かせいただきたいと思います。  それと、総合支所長の説明の中で訂正があった東電の株式の関係がございました。この中で説明で私はそういうことを言うべきじゃないんじゃないんかなというふうに感じたんですけど、現在の価格に直すと6倍ぐらいになっているというような説明がございました。しかし、基金としてその配当の運用益を活用する基金ですよね。取得価格があくまでも基金の価格であって、もちろん売る可能性があるならばそういう言い方をしても構わないと思うんですけど、仮に100倍になっていようが200倍になっていようが、それを現在価値にすると現在このぐらいになっていますというのは、それはその基金というか、その決算の性質上ちょっとそういう説明すること自体おかしいんじゃないんかというふうに私は感じたんですけど、考えをお聞かせいただきたいと思います。できれば1問で終わりにしたいんで、ぜひ明快な答弁をお願いしたい思います。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 都丸議員さんのご質問にお答えさせていただきます。  まず、財政の事務処理の指摘事項のアの部分につきましては、これは伊香保の保育園の広域入所負担金の算定について誤りがあったということで、これが法改正によりまして寒冷地加算というのが旧が1級地であったのが4級地というふうに変わってきました。この中で前橋市から預かっている……  (何事か呼ぶ者あり)  決算書の伊香保の1ページの一番下のところの(2)のアのことでございます……失礼しました……決算書の10ページの保育料の負担金の中かと思います。違うかな……失礼しました。12款の分担金及び負担金の保育園広域入所負担金というところでございます。11ページの上から2番目のところになります。こちらのところで前橋からお預かりしている子供と、それから榛東村の方からお預かりしている子供がそれぞれ600円掛ける2カ月と600円掛ける10カ月が請求漏れになっていたということでございまして、これにつきましてはご指摘のとおり対応して既に5月の30日にそれぞれ入金がされました。  それから、不適正な税外収入の一部債権に不納欠損処分に係る処理に誤りがあったということにつきましては……同じく11ページの町営住宅使用料、下……  (「聞こえません」と呼ぶ者あり)  11ページの13款1項5目の1節住宅使用料のところで、滞納の調定について合議書で決済後起票していなかったもので1日の調定とならなかったということで、調定の日の誤りということでございます。  (「休憩」と呼ぶ者あり)                                                                 休       憩                                        午前10時57分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。                                                                 再       開                                         午前11時8分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  49番議員の質問に対する答弁を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 大変失礼をいたしました。先ほどのご質問にお答えさせていただきます。  ウの部分の税外収入の一部債権に不納欠損処分に係る処理誤りがあったということのご指摘につきましては、これは下水道会計の127ページの不納欠損の関係でございますけれども、現年度課税分の人の不納欠損が一つ入っていたということで、これは不納欠損処分ではなくて、調定減額をすべきではないかというご指摘でございます。  それから、カの部分の工事請負に際し原契約を大幅に上回る変更契約のされていたものがあったということの指摘につきましては62ページの工事請負費のところ、下からふるさと交流館管理費の上のところにあります15節工事請負費の中の駐車場整備工事でございます。これは、先ほど申しましたように原設計の中で寸法の単位が間違っていて十分の1の設計額になっていたということの誤りの中で変更させていただいたというものでございます。それから、もう一つが66ページのやはり一番下の公共下水道費の二つ上の15節工事請負費の真ん中の見晴展望台新設工事のところで、当初の設計では手前のところにあります木製デッキだけだったわけなんですが、その後ろのモニュメントですか、そちらの方を後から急遽増設したということの中で大幅に上回ったということでございます。  それから、最後はキの寄附の関係の算出根拠ということでございますけれども、これは先ほど申しましたように土地開発公社の中で大日向住宅団地造成に係る部分の職員の関与した部分の合計金額が、その当時関与していた職員の給与が合計で2,265万6,000円を超えていたという中でかかわったということでございます。それから、次にかかわった職員の給与が795万7,000円を超えていて、さらに3次的にかかわった職員の給与については1,110万1,000円、これの単純合計につきましては4,171万4,000円というふうなことになります。  それから、町道の拡幅工事の関係で大日向住宅団地の横のところに道路を拡幅整備をしたわけなんですが、これが幅員が7メートルで施工延長が520メートルという改良工事をしたわけですが、これが工事費が2,466万8,500円。この中で町から支出をされました合計額の特定財源の中から一定額を計算をしまして、それに先ほど説明をしました公拡法の中のイとロも加えた中で8,500万円という数字を出して、それを町に寄附をした、こういう経過でございます。  それから、東電株の6倍のことにつきましては、これは説明の中でたまたまそういうことが仮に聞かれることもあるかなと思いまして、私が朝新聞を見て確認をしましたもので、説明の中で言ってしまったもので、大変必要ないことまで申し上げまして、まことに申しわけございませんでした。その基金の使途につきましては、その株から生じる配当額をもって充てるということでございますので、その部分については余計部分だということで大変申しわけありませんでした。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) 済みません。1問で終わらせるなんていいながら2問目やりますけど、監査委員の指摘事項ですから、私もうちょっと簡単に、スムーズに答えが出てくるかと思っていたんですが、意外と決算書でどこの場所かわからないようなことになってしまって、確かにウの部分については下水道会計ということでまだやっていない部分も入ってしまっていたので、その辺については申しわけございませんでしたが、監査委員に指摘された事項ですから、もう少し頭の中なり、書類なりもしっかりと整備されているもんだと思ってこちらも参考までに本当に聞きたいと思って聞いたわけでございます。伊香保の総合支所長だけに言える話じゃないでしょうけど、監査委員の指摘事項というのをもう少し重きに受けとめてしっかりとした行財政運営に努めていただきたいというふうに思います。それと同時に、これからほかの会計もございますけど、それぞれ指摘事項もございます。できれば説明のときにその辺も加味していただければわざわざ質問もしなくていいので、ぜひその辺ご協力していただければと思いますので、よろしくお願いします。  それと、1点だけ8,500万の関係で職員の給与とちょうど拡幅部分で2,466万ですか、ここまで出てきましたけど、そのうち町の負担がどうこうで、そのほかでもろもろで8,500万というような話だったんですけど、その辺もうちょっとちゃんと具体的にわかれば教えていただければありがたいんですけど、その点だけ1点だけお願いします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 指摘事項につきまして支所で中身につきましては各部署に戻して検討したわけですが、どこに載っているというようなところのチェックがしていなかったために大変ご迷惑かけて申しわけありませんでした。勉強不足ということで大変申しわけありませんでした。  それから、先ほどの人件費等の関係につきましては私の方で持っていた書類が1個前のやつだったようで、数字が若干ちょっと違っているということでございます。伊香保町の土地開発公社の業務に従事した職員の人件費総額のうち土地開発公社と伊香保町役場業務の従事割合を勘案をして寄附額を3,262万8,880円でしたと。  それから、大日向住宅団地の造成に当たっての事業費の負担については、宅地造成とそれに付随する沢の保護のための附帯工事、床固め工及び流路工、それから上水、下水については伊香保町水道事業会計と下水道事業会計が実施して別途の負担金として支出をしていると。それから、ガス工事については伊香保ガスが配管工事を行い、費用も負担をしていると。こういうふうな形の中で造成地として取得した用地を分断する形で所在していた町道伊香保金井線を住宅団地の北側の縁につけかえ工事として伊香保町が実施をしたと。道路のつけかえ工事については、寄附額を4,031万円とした。寄附の総額につきましては合計で7,293万8,880円で、寄附を行いました8,500万円の差額分の1,206万1,120円については土地開発公社の業務についての先ほど申しましたようにロとハを適用して、伊香保町から出資金と適用して解散までの経費を含めた628万7,279円を残して寄附をした、こういうことでございます。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) あらかた私が質問しようと思った部分につきましては出ましたので、その中で特に問題のある部分についてお尋ねをいたします。  まず、監査委員の審査の結果という中で財務処理についてという中のイの中に調定行為については地方自治法231条の定めるところであるが、債権発生時に起票しないなどの事例が多く見受けられたというのがありますけれども、これにつきましてはどういうことか知りませんけども、これは小野上、子持、赤城、北橘につきましても同じことが言われておりますけれども、これはいずれかどこかにその財務規則に問題があったのか、あるいはそれらの各町村はその財務規則にのっとってやったんだというふうに思うんですけども、どこにそういう問題があって、そうでないと5町村がすべて同じところを間違うというようなことは発生しないと思うんですけども、ここについてはどういう見解を持っているかまずお尋ねをしたいと思います。  それから、監査意見にありますオの中に契約書の冒頭の代表者に記載漏れが多く見受けられたと。契約書に代表者がない契約書なんて私もあり得ないと思いますし、これは伊香保に限らず、よそにもあるんですけども、果たしてそんなことが起こり得るのか。そうしますと、起票されまして、これが収入役であるとか、あるいはその会計職務代理ですね、のところへいってお金は出ないと思うんですけども、これは本当にそんなことがあったのか。そうなりますと、これは契約条項に完全に違反していますから、お金は出ないはずのものが金が出ていたということになりますけれども、これはどうなっているのか。事例が多く見られたということになっておりますので、どういうことが発生していたのかぜひこの辺も監査委員さんにお伺いをしたいというふうに思います。  それから、先ほどキの中で伊香保の土地開発公社から伊香保への寄附行為があったと。これが違反だという監査委員さんの意見でありますけれども、また先ほどの、余分なことも言っていましたけれども、伊香保支所長は建設省の通達の中で正しく処理されたんだということを言いましたけども、そのことを拡大解釈するとという答えがありましたけど、私は決して拡大解釈をしているとは思いません。というのは、このことを審議するときには当然関係法令上問題はないかということで十分に調査をいたしまして、その中で全く問題ないということで8,500万円の土地開発公社から一般会計へ寄附をしていますので、先ほど言ったとってつけたような話がありましたが、それはそのとき全くそんなことは論議をされていない話なんですよ。そのときいなかったから、わからなかったんですけども、当時私はリーダーしたもんですから、そこでそういう指摘をされるとこれは私も黙ってはいられないという立場で、確かに事務方にそのことは間違いがないかということには念には念を押して、これはもうほかの委員さんからも、何人からも意見が出まして、それで十分調査した結果、問題ないということでした行為でありますから、当然言い分があるんでしょうから、でも聞いていますと監査委員さんと伊香保の当初言いました所長の見解が食い違っておりますので、いずれにしましても反する行為がどちらにあるかわかりませんけども、そこはぜひはっきりさせていただきたいというふうに思います。  それから、渋川市の例でいいましたけれども、これは同じ地方債の問題でありますけれども、この件について渋川市の例に倣って監査委員さんにお伺いをいたしましたら、私の質問に対しまして、私は地方債の借りかえについて随分高いものもあるけれども、これは監査委員さんの中で指摘事項となっていないけれども、それはどうですかという問いをいたしましたら、監査委員の回答は予算の編成あるいは予算の執行について監査委員が口を挟むところじゃないと。それはそうです。それは、私も全く同感で論をまたないところであります。しかし、今回、今提案されているのは予算の執行でもないし、予算編成権でもありません。その中の結局あるその予算全部の監査でありますから、また監査の職務権限の中では199条の中の1項あるいは3項がありまして、その中では監査委員さんは、私先ほどの渋川の例で言ったように、最少の経費で最大の効果を生むように努力しているかどうかということを監査するのも監査委員の重要な職務であるということがうたわれております。そして、また地方自治法2条、たしか14項の中だと思うんですけども、そのことは確かにはっきりうたわれておりますので、その件についてもあわせてお尋ねをしたいというふうに思います。  それから、不納欠損の問題でありますけれども、不納欠損、総額といたしまして大変多くなっておりまして、17年度が5,129万9,051となっておりますけれども、特にこの中で問題になるのは固定資産税でありますけれども、16年度は8,300万の不納欠損をしたようでありますけども、17年度が4,200万という不納欠損になっておりますけれども、これは本当にその不納欠損に当たるものかどうかというのは恐らく倒産した事例ではないかと思いますけれども、それが仮に計画倒産であったりした場合にはどうなるのか。これが本当に不納欠損として処理していいものかどうかというものはどこまで十分に審査をしたのか。私は、どう見てもこれが不納欠損になるべき、するべき問題ではないというふうに思うんですけども、これについての見解を求めるものであります。  それから、最後になりますけれども、伊香保町は観光協会に五千数百万の観光宣伝委託料であったり、補助金を出しておりますけれども、元来でありますと伊香保町の決算も朝から夜中までかけて慎重に審議をするわけですけども、今回は限られた時間の中で、二、三時間で済ませようということでありますけれども、少なくとも多額な補助金を出した以上はそれについての収支報告書、またあるいは成果の説明が補助金であるとか、委託金を出した場所からそれ出なければうそでありますし、これまでずっと出ていました。しかし、今回は伊香保町の議員だけに配ったようでありますけれども、伊香保町の決算の成果の説明というのがありました。これは、伊香保町の成果の説明でありまして、その中に観光協会の成果の説明が一緒に入っておりますけれども、これもまたおかしな話なんで、伊香保町に観光協会からちゃんとこれは来るべき問題であります。そして、成果の説明がきちっとあるべき。私何でこのことをこだわりたいかといいますと、平成18年度というのは平成17年度予算を踏襲いたしまして合併したときだということで18年度予算組まれましたけども、平成19年度、来年度の予算と今回のこの決算が反映されますから、ここでの17年度の決算がしっかりしていないと19年度の予算がままならないという部分もあろうかと思います。そういう意味におきまして大変重要で、だれが見ても伊香保町に観光宣伝委託料はそれだけ必要なんだという意味におきましてもここの部分についてははっきりとした成果の説明というものをお示しを願いたいというふうに思います。  以上でありますけれども、よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 監査委員、後藤惇君。  (監査委員後藤 惇君登壇) ◎監査委員(後藤惇君) ただいまご質問を受けましたが、冒頭に申し上げておきたいんですか、今議員さんからお話がございましたように自治法の第199条を遵守して審査を実施しておるところでございます。地方自治法において監査委員は市長の指揮監督から職務上は独立した機関ということになっておるわけでございまして、市長に選任され、議会の同意を得て就任しておるわけでございます。そういうことでその独立性は保障されているものでございまして、また審査の結果につきましては議員から選出をされました監査委員と2人で審査を行い、合議によって決定をしておるものでございます。したがいまして、ここに掲載されたものは監査委員が合議で認定をした事項でございますので、ご了承をお願いしたいと思います。  細かい点につきまして、ただいま調定行為についてというようなことでございましたが、監査を実施している段階におきまして調定行為は債権が発生時に起票しないとならないというようなことがあるわけでございます。それが現金受領時に起票がされているというものが大変多く見受けられたということなんですが、現金受領時ということになりますと、例えば未収の発生額等はなかなか検証しにくいというような状況が出てくるわけでございます。そんな意味で事務指導としてやはりこれはしっかりした事務をしていただかねばならないという関係で指摘をさせていただいたというところでございます。  また、契約関係で今議員さんがおっしゃるとおり代表者名がない契約書というのはあり得ないというようなお話があったわけでございますが、これにつきましては契約書が完結されていないということでございまして、もちろん最後に甲あるいは乙というようなことで記載はあるわけでございますが、契約書には冒頭に甲がだれで乙がだれというようなことが記載されるわけでございます。そういうのがほとんど多く手抜きされているということで指摘をさせていただいたという点をご理解いただきたいと思います。  また、土地開発公社の関係につきまして先ほど支所長の方からご説明がございました。私どもは、ここにございますように公有地の拡大の推進に関する法律第18条第4項並びに18年の1月の11日に県から出された通知に基づき検討を進めてきたわけでございます。その間になお詳しくということで旧伊香保町の職員の皆さんに来ていただきまして、いろいろ事情を承ったわけでございますが、そのときに特に確たる説明がいただけなかったということで私どもは合議によって認定をさせていただいたわけでございます。そんな経過がありますので、ひとつご了承を願いたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(角田一民君) 監査委員事務局長、狩野和夫君。  (監査委員事務局長狩野和夫君登壇) ◎監査委員事務局長(狩野和夫君) 不納欠損の関係につきまして申し上げたいと思います。  これは、税外収入の一部債権に不納欠損に係る処理誤り等があったわけですけども、この税外収入は公共下水道使用料についてでございます。これ前にあったかと思うんですが、地方自治法の規定によりまして第236条によるもののほかの処分につきましては、これは施行令で定めております。施行令の第171条の5でこれは徴収停止の根拠としているわけでありますが、これを規定したものでありまして、債権の消滅の特例をこれは定めたものではないということで、不納欠損処分は債権の消滅時効が完成した後にするべきものであると。そういったことから債権消滅時点にその不納欠損処分をしたものがあったということでございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 不納欠損処分の関係の中で固定資産税の4,765万2,100円の不納欠損処分があったわけですが、この中の一部が適切であるかどうかということでございますが、これにつきましては1社の倒産によるものがかなりの部分を占めているわけですけれども、これにつきましては地方税法第15条の7第5項の規定によりまして限定承認という形の中で適切に処理されたというふうに思っております。  それから、観光委託料の中身の資料の提出をということでございますが、これにつきましては議長のお許しがあれば委員会のところでご用意をさせていただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) まず最初に、おおむねわかるんですけども、土地開発公社の件からでありますけども、どうも私はこの件について支所長からもその回答があるもんだと思ったんですけども、最初の監査委員さんからの回答はわかりました。そして、その後にまた支所長からの回答があると。それ両方聞いていると、なるほどな、どうも支所長の言う方に分があるなというような感じで私は聞いていたんですけども、いつの間にか最初はそういう主張をしておきながら自分で拡大解釈をするとなんていうふうになっちゃって、私の方がちょっとよじけちゃうようになったんですけども、その主張というのは主張としてやっぱりはっきりして、ぜひとも、監査委員さんの意見は意見としてそれは正しいんでしょうけども、正しい分があるんであればそれを正しく主張いたしまして、呼んだところ、ぜひ望んだようなことでどうも結論が出なかったというのが監査委員さんの意見のようですから、そこははっきりとぜひしていただきたいというのがありますので、今言ってすぐそれがはっきりするものではないでしょうけども、ぜひともこの部分についてはもう少し踏み込んだ話をしていただきまして、ぜひ今後に生きる問題、また生かす問題でありますから、しっかりさせておいておきたいと思います。  それから、監査委員さんに質問いたしました昨日の私の話の中では、代表監査委員さんは地方債の借りかえ、高いものが随分見受けられると。これについても監査委員さんの意見を求めたら、監査委員さんはこれについては監査委員は予算の編成あるいは執行には権限がないので、それはできないんだという回答で最後はしり切れトンボで終わっちゃったんですよ、次に私は答え質問する場面がありませんでしたから。それは、言われるとおりに予算と、予算編成あるいはその予算の執行については、それは論をまたないところでありますけれども、決算という形でもうお金が使われた後、そのことが本当に最少の経費で最大の効果が生まれたかという部分について監査委員さんはどう見ていますかと、その意見をお伺いしたら、そちらからそういう回答が返ってきたので、私はそれは解せない回答でありますから、当然監査委員さんといたしましてこの部分については監査意見を言える立場でありますから、だから私は求めたんでありまして、その部分についての回答がありませんでしたので、ぜひその部分についての回答を再度求めるものであります。  それと、観光宣伝の分については委員会に出すという話でありますけれども、私は建設水道常任委員会でありますから、私のところは来ませんので、全くわかりませんで、それを出すんであれば議会に提出をするということを求めるものであります。  それから、一番に問題になっております固定資産税の不納欠損に当たりますけれども、適正に処理されたということでありますけれども、私たちが見てそれがその適正であるかどうかという判断ができないんですね。支所でしたんだか本所でしたんだか知りませんけども、適正に判断したということでありますけれども、実態を見ますと、私たちに見えてくるものは決してそうではないというふうにも思えてきます。その方は、今営業をなさっているんじゃないですか。その方は、営業をなさっていないですか。形を変えてしているんじゃないですか。だから、これがその中で破産であれば、それはもうあれですよね、当然のことながら不納欠損というふうになりますけれども、破産はしていないですよね。倒産というのはいろいろありまして、計画倒産もあれば、いろいろありますけれども、どこの事業者がそれをやったということは言っていませんけども、そうしますと倒産状態であって、そこでそれがなくなっちゃうということじゃないでしょう。私は、それあると思います。そんなにあきらめよく不納欠損にするんでなくて、これは支払ってもらうまでそれは求めるというのが本来の筋でありませんか。まだそれから恐らくこの業者はそうだと思うんですけども、月日もたっていませんよね。年月もたっていませんよね。1年たったか、たたない、まだたたないですか、そのぐらいで不納欠損になるということが本来あり得るのかどうか。この辺については、私は伊香保町の総合支所長に回答を求めるべき問題でないと思いますので、その辺でそちらにご立派な方が並んでおりますので、その中で税法上詳しい方にぜひともご回答いただきたいと思います。  何点かお伺いしましたけれども、これについてお答えお願いします。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。  (総務部長佐藤 進君登壇) ◎総務部長(佐藤進君) ただいま固定資産税の関係と不納欠損の関係でご質問いただいたわけですが、極めて詳しいというわけではございませんけれども、いわゆるその不納欠損処理につきましては今回は打ち切り決算、つまり合併前の状態で行われております。そういう関係ではですね、この不納欠損処理のそのものがどうかという話は、法令的な意味合いでは既に完結といいますか、終了している行為でありまして、今議員のご質問のようなことがですね、仮に不納欠損処理が不適切であったりどうかということは現時点ではわかりませんけれども、そういった事柄が今後可能かどうかというようなことはちょっと研究してみないとわかりません。こういった合併処理の取り扱いについては全体を通じてですね、かなり初めてな事務処理が多うございまして、今のようなご指摘の点も含めてですね、今後研究はさせてもらいたいと思いますが、建前から申し上げれば既に確定をしておる不納欠損処理でありまして、監査のご指摘のあったような内容も含めてですね、私どもはそれに対して今後行政運営をやっていく必要があると、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 監査委員事務局長、狩野和夫君。 ◎監査委員事務局長(狩野和夫君) 不納欠損の関係でございますが、今回の審査の項目につきまして個々の内容についてですね、その審査をしなかったということで、ある意味ではその範囲外であったということでありまして、意見に反映していなかったものもございます。そういった面で今後さらにその審査に当たりましては幅広く審査を行ってまいりたいと、そのように思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 土地開発公社の寄附の関係でございますけれども、私が先ほど申し上げましたのは当時の伊香保町の判断が先ほど説明したような状況の中から法律に反していないんだという判断のもとに寄附をしたんだというふうなことでご説明をしたことでございまして、監査委員さんのご意見に対して反論したということではございませんので、その辺につきましては誤解のないようによろしくご理解をお願いしたいと思います。  (何事か呼ぶ者あり)  観光関係の資料につきましての本会議で全員に提出しろということでございますけれども、これにつきましては議長のご許可があれば後ほど印刷をしてお配りさせていただくということでよろしいでしょうか。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。 ◎総務部長(佐藤進君) まず、地方債の借りかえの関係でですね、監査委員さんの方の審査意見の中に盛り込まれていないというようなご指摘があったということでございます。  これにつきましては、昨日もですね、高利の利息の地方債の残高があるわけでございますが、今回の決算の中の伊香保決算の中にも1件ございます。8.1%というのは伊香保の公共下水道ということで借りたものがあるわけでございますが、こういった内容につきましては議員のご指摘のありますとおりですね、行政においていろんな意味で財政運営の健全化を図るために繰上償還等行ってきておりまして、そういった意味では合併6市町村のですね、それぞれもそういう適切な対応してきているんだと思っております。これらは、言えば監査委員の指摘を待つまでもなくですね、行政において当然行われるべきことでございますので、今後ともそういった姿勢でですね、努力をしてまいりたいと思っております。  それから、今観光パンフレットの関係の提供がありましたが、これは私どもちょっと承知しておりませんで、特定な部分でですね、配付をされているようでございますが、議会使用としてはですね、他のいろんな団体等の関係のですね、決算等の資料が、そういうことになりますと、いろいろ必要になってきちゃいますので、この点につきましては今議会においては配付がちょっとできないというふうに解釈しております。よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) ちょっと議論がすれ違っている部分がありますので、最後になりますから、きちっとした回答を求めたいと思うんですけども、先ほどの不納欠損の部分については合併前にやったことだから、新市の中ではできないような話でありますけども、その処理が本当に正しいね、もう回収不能というふうに認定をして、どこから見てもその可能性はないんだということであれば、それは不納欠損でしょう。することも可能でしょう。しかし、形が倒産という形をとってまだ1年にも満たないと思うんですよね。たったか、たたないぐらい。それで早々と不納欠損をしちゃうところに問題があるんではないかと。であればその不納欠損にしたことが誤りであれば、それは再調査をして、額も大きいわけですから、それは市税として納めてもらうという手だてを考えるべきではないかというふうに思います。だから、伊香保町でやったことだから、もうやらねんだというんじゃなくて、それであればだれだって計画倒産でも何でもしちゃって、はい、ごめんよで1年もたてばすぐもう不納欠損にしてくれますよ、そんなことがまかり通っちゃいますから、それはさせないんだということを思ってしっかりとその対応はしていただきたいというふうに思いますので、その点についての回答をぜひお願いをしたいと思います。  それから、先ほど総務部長は伊香保町の観光宣伝の委託料についての、これまで決算書あるいはその成果の説明が来ていましたので、私は先ほども言いましたけれども、今後伊香保町が同額あるいはそれ以上の補助金であるとか、あるいは交付金をいただくのにはやはり議会の中で多くの皆さんに伊香保の観光行政というものを理解していただきまして、なるほど、皆さんはこういうものが必要なんだというふうに納得をしてもらう意味から、これ必要なもんなんですよ。だから、それが出せないなんていうのは、あれも出せばこれも出せばみんな出さなくなっちゃうから嫌だなんていうような、そんな考えじゃなくて、6市町村が合併したんですから、それぞれ地域の、6市町村の思いがあると思うんですよ。その思いというのを正しくここにおります90人の議員の皆さんが価値観を共有して、そして新しい新市の反映に結びつけていきたいという、そういう思いから言っていることですので、ぜひその辺も木で鼻をくくったようなことは言わないで、こちらの思い、求めに応じてほしいというのがあります。  そして、最後になりますけれども、私は先ほど代表監査委員さんに求めましたのはきのうの渋川の地方債の借り入れの件で、これは今伊香保やっていますけれども、要するに監査意見というのは6市町村にまたがっていますけど、最後になりますと2月の20日から3月30日までのまたその決算もあるでしょうけども、どこに寄附が妥当かと聞こうとすれば、6市町村あって最後にケツに1回ありますから、7回聞きますけども、そんなことをしないで監査委員さんのスタンスとしても600億を超す大変な額がそこにまた恐らく300ぐらいの利息が発生をする大変多額な町の借り入れがあるんだと。それについて監査委員さんの考えはいかがでしょうかと。私は、金利の高いところは借り入れをして、それは中には交付税等で措置されるものでできないものもあるようです。しかし、また縁故債もあります。縁故債については、当然またこの市も多額な金を借りたりするわけですから、それで銀行ももうけているわけですから、そのことでは借りかえは当然可能なわけでありますから、その部分について監査委員さんどうですかと。行政は行政でやっておりますけれども、先ほど言いました自治法で決められております職務権限の中には、これはその監査委員さんは199条の3項の中でも決められております。199条の3項の中では、自治法の2条の中に最少の経費で最大の効果を生むと、これが2条の規定。これに基づいて監査委員さんは監査するんですよという決めをされているんですよ。このことについてどうですかと言ったら、監査委員さんの回答は予算の執行あるいは編成について監査委員は口を出せねえという言い方したから、私は予算の編成、執行について聞いているんじゃねんだと。ここで聞いているのは監査について、その600億あるこれからのなしていかなけりゃいけない地方債の借り入れについてあなたの見解はどういうものを持っていますかというものを尋ねているんですから、できねえじゃなくて、できるんですよ。できるんだから、それは代表監査委員さんの思いを言ってもらえばいいことで、その思いはだから言ってもらえばそれは議員にも、また執行部にもつながることですから、この意見書になかったんですけれども、それについてどういう見解を持っていますかということをお尋ねしているんですから、ぜひともご回答をお願いします。ここでちゃんとした回答がなければ、また次の子持で同じこと聞きますから、はっきり答えてください。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。 ◎総務部長(佐藤進君) 不納欠損の処理の扱いでございます。  先ほど申し上げましたように、合併前の段階で建前としますと完結をしておると。つまりその意味では、その部分の作用が引きずられておらない新市の状態があるわけでございます。ただ、今決算のご認定をいただくこの議会でございますから、そういった質疑をいただくわけでございますが、先ほど申し上げましたようにこの点についてはそういった事柄が可能かどうかというようなことも含めて研究はさせていただきたいと思っております。  それから、観光パンフの関係、伊香保の観光協会のですね、熱い思いはわかるわけでございますが、そこのみを取り上げてですね、今回ここでお配りするというようなことは当局の方としますと、なかなかいろんな意味でのバランスを欠くというようなことがございます。特に何がしかの理由でご要請があるとすればですね、また再度検討してみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、公債費の多額の借り入れ、監査の意見ということで今お話がありましたので、私の方から申し上げるのは筋違いでございますが、先ほど申し上げたようなところをですね、当局も努力しておりますので、ご理解をいただければと思っております。よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 監査委員、後藤惇君。 ◎監査委員(後藤惇君) ただいま議員さんからご意見をいただきました。  これからの渋川市がいかに発展するか、いかに渋川市をよくするかということは、私も気持ちはいっぱいでございます。今回いわゆる打ち切り決算ということで初めて各合併町村の監査をさせていただいたわけでございますが、これにつきましては最初申し上げましたとおり旧渋川市の基準に倣って実施をしてまいりました。初めての町村の監査でございますので、いろいろ不備な点があったことはおわび申し上げたいと思います。ただ、渋川市をよくするために今一番監査で決算監査でも何をしなければならないかということを考えまして、一番大事なことはやはり事務の執行が円滑に、同じ立場に立って公平に行われることが必要なんではないかなという感じがいたします。したがいまして、旧渋川市の基準に沿っていろいろご指摘をさせていただいたわけでございますが、その辺十分ご理解をいただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。まず基本は事務だと思います。そういう意味でしっかりした事務を確立するということが一番大事なことではないかなというのが私の願いでございます。そんなことでいろいろ指摘をさせていただいたわけでございますので、よろしくお願いいたします。  なお、今まで、今回におきましては公債の比率とか、そういうものについて暫定でございますので、なかなか把握し切れないで申し上げることができなかったわけでございますが、監査の立場としての財政のあり方については十分今後も勉強していきたいと、こんなふうに思っております。先ほど、前回もご指摘があったように公債の金利についてということになりますと、これはなかなか私どもが口を出す範疇がないわけでございますが、公債の発行残高とか、あるいはそれが財政に及ぼす影響だとか、そういうものは幅広く見ていって審査意見書等に反映させていきたいと、こんなふうに思うわけでございます。今まで渋川市の監査をしておったわけでございますが、そのときは常にそういうことも意見書に計上しておったわけでございます。今回は暫定ということでございましたので、なかなかまとめ切れなかったものがございまして、その辺に触れなかったわけでございますが、いずれにいたしましても監査委員の職務を幅広く活用させていただきまして今後の監査に当たっていきたい、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。                                                                 休       憩                                          午後零時4分 ○副議長(角田一民君) 休憩いたします。  会議は午後1時に再開いたします。                                                                 再       開                                            午後1時 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  質疑を続けます。  16番、中澤広行君。  (16番中澤広行君登壇) ◆16番(中澤広行君) 先ほど来質疑が続いております監査意見書、伊香保2ページ、キの部分についてでございます。  まず、簡潔にお答え願いたいと思いますが、先ほど49番議員さんの質問の中で支所長が給与等が寄附に当たると。それに伴って土地開発公社から寄附をされたんだという説明がなされましたが、私はこの17年度の議案を議決した責任がございますので、ぜひ質問をさせていただきたいと思いますが、昨年の17年の10月20日の第7回臨時会においてこの議案出たわけですが、8,500万円の寄附、その部分について違う説明がなされてこの議案が議決されたと思いますが、私の言っていることが合っているかどうか、違う説明がなされたかどうか端的にお答え願いたいと思います。  それと、もう一点、これもその質疑の中で聞こえてきたわけですが、東京電力の株券については5万382株ということで、これは明治の当時に伊香保が町営で電力事業を、発電及び送電を行っていたと。それで、大東亜戦争等の事情により東電株に振り分けられたという町民にとっては非常に思い入れのある株券だと私は考えておりますが、これについて思い入れがあって現在の価格にすると1億6,000万だというようなお答えだったと思いますが、これについても合っているか合っていないかお答え願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 先ほど説明をした中で誤りがあったということの御質疑でありますけれども、議会にこれを諮ったときの説明の中には公社から町へ8,500万円を寄附するということの説明をしただけで、中身の細かい点までの説明はしておりませんでした。  それから、東京電力株の件につきましては先ほど中澤議員が申し上げたとおりでございます。 ○副議長(角田一民君) 16番、中澤広行君。 ◆16番(中澤広行君) 中身について全く説明がなかったというのも、またそれは間違っていると思います。違う説明をされたんじゃないかと私はお聞きしているわけです。違う理由の説明があって、それに基づいて我々議決したわけですから、違う理由について私はここで改めて申し上げる時間もありませんので、申し上げませんが、違う理由に基づいて我々は議決したんだということの確認をもう一点お願いします。  それと、土地開発公社の報告義務については聞くところによりますと県に報告義務があると。それで、この寄附行為及びそれら9月には解散や定款の変更の議決もしております。その中で渋川土地開発公社に債権等が移るんだという定款の移動も議決しております。その中ですべてを含めて県に報告した場合、県からはどういうふうな結果が出ましたか。その2点についてお答え願いたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 再三ちょっと中身の違う説明で申しわけありませんでした。私も当時その土地開発公社の関係の会議等については一切出ておりませんでございましたので、いろいろ確認をした部分の中で聞き間違い等もあったかと思います。議員が先ほどおっしゃったような形の中で議決がされたということに間違いなかったと思います。  それから、公社の解散の関係につきましては県の方に報告をしたわけでございますが、この中で多少その指摘等もあったわけでございますが、最終的には受け入れていただいたということでございます。 ○副議長(角田一民君) 助役、吉原康之君。  (助役吉原康之君登壇) ◎助役(吉原康之君) 実は、公社の関係で全体の枠組みをこれまで支所長等で説明をされていなかった部分がありまして、その公社の統合について合併時から担当したり、合併後もそういった対応をしてきた関係がありますんで、その辺少し詳細に説明をさせていただきたいと思います。  合併のそういういきさつの中で伊香保、それから渋川、北橘、赤城、子持、これが各公社を設置をしておったわけでありまして、小野上はなかったわけでありますけれども、そういう中で赤城につきましてはほとんど事業が余りやられていなかったということで債権、債務がほとんどありませんでした。  それから、子持については住宅団地の造成ということで2区画ぐらい売れ残りがありましたけども、それは新しいといいますか、設置が残る渋川市の土地開発公社に引き継がれたところであります。  伊香保について申し上げますと、伊香保の準備金については500万円、それから現金が125万円ほど、それから供用土地がこれ価格に直すと6,200万円ほど、それから未供用の土地が1億6,100万円ほどありまして、そういった中で町の基金から1億8,100万円ほどの、これ概数でありますけども、借り入れをしてただいま申し上げました供用地、未供用地の買収をしてきたわけであります。それで、解散をして渋川市に統合するわけでありますから、そういった意味の渋川市の土地開発公社に引き継ぐ前提としてただいま私が申し上げましたようなそういった債権、債務を前提に整理をする必要があるという、こういう状況でありました。このことについては伊香保町当局にもよく説明をし、枠組みを首長会議等で承認をしてもらったところであります。ですから、寄附をされたという時期で申し上げますと1億8,200万円ほどを、これは農協からでありますけども、借りて、それからその肩がわりを渋川市の土地開発公社が合併時にしたわけであります。それについては、土地等が対象になっておるわけでありますから、プラス、マイナスでいくと渋川市の土地開発公社は、これは公簿上の評価でありますけども、土地と借入額は対になっておるわけであります。そういった中で最終的に合併時、2月19日以降にですね、その8,600万円については、これは8,600万円ほどの剰余金が出るという計算でありますけども、合併日以降にですね、それが新市に引き継がれるという整理が前提で、私がただいま申し上げましたようなほかの機関からの借り入れ等含めて伊香保の土地開発公社にそういった整理を対応することでお願いを申し上げてきたところでありまして、そういった中の8,500万円の伊香保町への寄附でありますから、そういう意味では剰余金がない状況での寄附ということになりますと、これは監査委員の指摘のとおり問題があったと、こういうことでありますんで、その辺よろしくご理解をお願いしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第133号は、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第2 議案第134号 平成17年度伊香保町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第2、議案第134号 平成17年度伊香保町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第134号 平成17年度伊香保町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  平成17年度伊香保町決算書、こちらでございますが、これをお願いいたします。94ページをお開きいただきたいと思います。隣になります。黄色い表紙のところからでございます。国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算書でございます。歳入総額が3億8,106万1,283円、歳出総額3億4,841万3,169円、差し引き繰越額3,264万8,114円でございます。  99ページをお願いいたします。以下の説明は、歳入歳出事項別明細書によりご説明させていただきます。それでは、歳入についてご説明申し上げます。要点についてのみ説明いたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。1款国民健康保険税の収入済額は1億2,775万634円でございます。不納欠損額は1,044万5,730円でございます。不納欠損の内訳は、執行停止によるものが11件、時効による消滅が126件となっております。  2款国庫支出金の収入済額は1億516万8,000円でございます。  100ページをお願いいたします。3款療養給付費交付金の収入済額は5,734万2,369円でございます。  4款県支出金の収入済額は885万7,000円でございます。2款から4款までは打ち切り決算となりましたので、それぞれが調定額よりも大幅に少ない額となっております。  101ページをお願いいたします。5款共同事業交付金の収入済額は346万5,315円でございますが、昨年より予算額で300万円ほど少なくなっております。  6款財産収入の収入済額は、国保基金積立金の利子収入1,602円のみでございます。  7款繰入金の収入済額は6,653万8,533円でございます。内訳は、備考欄に記載のとおりでございます。  102ページをお願いいたします。8款繰越金の収入済額は1,169万4,345円でございます。  9款諸収入の収入済額は24万3,485円で、延滞金、預金利子、第三者納付金等でございます。以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。  次に、歳出につきましてご説明申し上げます。103ページをお願いいたします。1款総務費の支出済額は555万8,472円でございます。内訳は、備考欄に記載のとおりであります。  2款保険給付費の収入済額は2億2,076万6,145円でございます。内容のほとんどは一般被保険者及び退職被保険者の療養給付費並びに高額療養費でございます。  105ページをお願いいたします。3款老人保健拠出金の支出済額は8,505万1,996円でございます。  106ページをお願いいたします。4款介護給付費の支出済額は2,667万9,573円でございます。  5款共同事業拠出金の支出済額は799万8,806円でございます。内訳は、備考欄に記載のとおりであります。  6款保健事業費の支出済額は233万6,277円でございます。事業内容は、疾病予防のための事業で、独自の経営努力を要求される事業でもあり、17年度は温泉を使った健康教室や健康体操教室、寝たきり予防の講習会などを実施し、被保険者への啓蒙に努めました。  107ページをお願いいたします。第7款公債費及び8款基金積立金は支出がございませんでした。  9款諸支出金の支出済額は2万1,900円で、保険税の還付金でございます。  以上で平成17年度伊香保町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定いただけますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第134号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第135号 平成17年度伊香保町老人保健特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第3、議案第135号 平成17年度伊香保町老人保健特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第135号 平成17年度伊香保町老人保健特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  先ほどの平成17年度伊香保町決算書をお願いいたします。108ページをお開き願います。その横からの始まりになります。老人保健特別会計歳入歳出決算でございます。歳入総額が3億7,654万2,372円、歳出総額3億2,567万564円、差し引き繰越額5,087万1,808円でございます。  111ページをお願いいたします。以下の説明は、歳入歳出事項別明細書によりご説明させていただきます。それでは、歳入についてご説明申し上げます。要点についてのみ説明いたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。1款支払基金交付金の収入済額は2億706万6,842円でございます。  2款国庫支出金の収入済額は1億421万3,000円でございます。  3款県支出金の収入済額は2,640万円でございます……失礼しました。2,646万円でございます。  4款繰入金の収入済額は3,135万5,000円でございます。  5款繰越金の収入済額は737万405円でございます。  6款諸収入の収入済額は7万7,125円でございます。以上で収入についての説明を終わらせていただきます。  113ページをお願いいたします。次に、歳出につきましてご説明申し上げます。1款総務費の支出済額は553万3,233円でございます。内訳は、備考欄に記載のとおりであります。  2款……  (何事か呼ぶ者あり)  失礼しました。1款総務費の支出済額は55万3,233円でございます。  2款医療諸費の支出済額は3億2,282万8,633円でございます。中身の97%は、国保と社会保険の診療報酬でございます。  3款諸支出金の支出済額は228万8,698円でございます。内訳は、前年度分の精算による還付金でございます。  以上で平成17年度伊香保町老人保健特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第135号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第136号 平成17年度伊香保町介護保険事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第4、議案第136号 平成17年度伊香保町介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第136号 平成17年度伊香保町介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をさせていただきます。  伊香保町決算書の114ページをお開き願います。その隣になります。介護保険事業特別会計歳入歳出決算書でございます。歳入の総額が1億6,519万7,785円、歳出総額1億5,260万4,663円、差し引き繰越額1,259万3,122円でございます。  117ページをお願いいたします。歳入歳出事項別明細書により説明をさせていただきます。それでは、歳入についてご説明を申し上げます。1款保険料の収入済額は2,676万2,270円でございます。不納欠損額は91万6,340円でございます。不納欠損の内訳は、時効による消滅が315件でございます。  2款国庫支出金の収入済額は3,564万1,000円でございます。主な内容は、介護給付費負担金と調整交付金でございます。  3款支払基金交付金の収入済額は4,389万920円でございます。  4款県支出金の収入済額は1,913万2,000円でございます。  5款財産収入の収入済額は、基金積立金利子3,483円でございます。  118ページをお願いいたします。6款繰入金の収入済額は3,295万3,972円で、一般会計からの繰り入れでございます。  7款繰越金の収入済額は、平成16年度の繰越金677万2,235円の受け入れでございます。  8款諸収入の収入済額は4万1,905円で、預金利子と認定審査会の過年度分精算返還金でございます。以上で歳入についての説明を終わります。  次に、歳出につきましてご説明申し上げます。120ページをお願いいたします。1款総務費の支出済額は885万4,586円でございます。主なものは、1項1目一般管理費の事務処理システムに係る13節委託料と14節使用料及び賃借料、2項2目の介護認定審査会共同設置に係る負担金などでございます。  2款保険給付費の支出済額は1億4,245万5,983円でございます。主な内容は、1項1目居宅介護サービス給付費及び121ページ、1項3目施設介護サービス給付費などでございます。  また、1項7目居宅介護サービス計画給付費では、居宅介護サービス計画作成に係る負担金の支出でございます。  122ページをお願いいたします。2項1目の居宅支援サービス給付費は、要支援認定者への給付費でございます。  4項1目高額介護サービス費等は、サービス利用料の月額が一定額を超えた場合の保険給付であります。  123ページをお願いいたします。3款財政安定化基金拠出金の支出済額は16万6,000円でございます。  4款基金積立金の支出済額は2,000円で、預金利子を基金に積み立てたものでございます。  5款諸支出金の支出済額112万6,094円は、一般会計の精算分を支出したものでございます。  以上で平成17年度伊香保町介護保険事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第136号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第137号 平成17年度伊香保町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第5、議案第137号 平成17年度伊香保町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第137号 平成17年度伊香保町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について説明をさせていただきます。  伊香保町決算書をお願いいたします。124ページの隣をお願いいたします。公共下水道事業特別会計歳入歳出決算書でございます。歳入総額が2億4,613万2,634円、歳出総額が1億7,652万1,380円、差し引き繰越額は6,961万1,254円となっております。  127ページをお願いいたします。以下の説明は、歳入歳出事項別明細書により説明させていただきます。それでは、歳入につきましてご説明申し上げます。要点についてのみご説明いたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。1款使用料及び手数料についてであります。収入済額は1億4,391万7,770円でございます。不納欠損額の合計額は1,869万6,190円でございます。不納欠損の主な内容は、現年度分では12期、滞納繰り越し分367期分となっております。なお、現年分の不納欠損については調定減とすべき監査委員のご指摘があり、その事務を知らなかったことにより生じたもので、事務的な誤りであります。過年度分についても時効が完成されていないものがありますが、居所不明にて徴収見込みのないものについて不納欠損としたものでございます。  2款分担金及び負担金の収入済額は16万8,520円でございます。これは、受益者分担金の収入でございます。  3款国庫支出金及び4款財産収入の歳入はございませんでした。  128ページをお願いいたします。5款繰入金の収入済額は7,000万円でございます。  6款諸収入の収入済額は6万1,032円でございます。  7款繰越金の収入済額は3,198万5,312円でございます。以上で歳入についての説明を終わります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。歳入と同様、要点のみ申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。129ページをお願いいたします。1款は、業務費でございます。支出済額は1億1,487万5,845円でございます。主な業務は、下水道料金の徴収業務や公共下水道及び特定環境保全公共下水道の処理施設の維持管理を行っているものでございます。131ページをお願いいたします。施設の老朽化もあり、前ページの11節、修繕費のほか、15節工事請負費では機械類のオーバーホール等で費用がかさんでおります。132ページをお願いいたします。13節委託料では、備考欄2項目の職員欠員を補うための施設運転管理委託業務、5項目の脱水汚泥処理業務委託料が主なものになります。  133ページをお願いいたします。最下欄の2款新設改良費は、支出済額が495万5,750円でございます。  134ページをお願いいたします。1項1目管渠及び処理場建設費では、公共下水道終末処理施設の老朽化及び下水道法改正に伴う水質基準に適合できるよう施設の改築、診断、処理能力及び処理方式の見直しを図り、公共下水道再構築基本計画を策定いたしました。これに基づき物聞沢水質管理センターは施設の延命化を図るための改修工事を実施し、湯沢水質管理センターは処理方式をオキシデーションディッチ法に改めた施設を建設する計画でございます。  3款公債費は、起債償還費でございます。支出済額は5,668万9,785円でございます。  公共下水道事業公債費の未償還元金は8億785万196円で、最終償還年度は平成41年度となります。  特定環境保全公共下水道事業公債費の未償還元金は2億6,295万1,061円で、最終償還年度は平成36年度でございます。  以上で平成17年度伊香保町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) 何点か質問いたしますけど、まず伊香保町のこの公共下水道事業特別会計の中で使用料及び手数料というところで、各自治体にもあろうかとは思うんですが、現に伊香保ではその大口の中で自家水道を使っているがために使用量がわからないと。本来であれば公共の上水道を使っておりますから、その使用量に準じて下水道料が支払われるわけでありますけれども、この件については私は16年度時点で伊香保町のここには問題があるということで改善をすべきだということを言いましたけれども、実際に自家水道を使って、そして下水道使用料を払わない、また町は徴収しないというものがありましたけれども、これは額としますと相当大きな額になろうかと思いますけれども、これについてはそういう事実があると、またあったということは、当然このことは総合支所長に聞くんですか、水道課長に聞くんだかわかりませんけども、またそのことが決算上に出てきませんから、監査委員さんは監査のしようもないんでしょうけども、そういう事例があったという事実は監査委員事務局の方ではそのことは承知しているかどうかということも確認しておきたいと思います。これは、大変大きな問題でありますので、全く表に出てこない数字でありますけれども、実際にあるということは事実としてあるわけですから、この決算の中ではどのような扱いをしたのか、これについてまず1点お伺いをします。  それから、その不納欠損の大変大きな、1,869万6,000円という大きな額でありますけれども、監査委員さんの指摘があって、その中でちょっとごにょごにょごというような回答はあったんですけども、どうも私が聞いていてわかりにくいので、この不納欠損についてのもう少しわかる説明をしていただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 76番議員さんからご指摘の1点目の自家用水道に係る下水道使用料の徴収がされていないんではないかというご質問でございますけれども、この件につきましては調査の結果、下水道事業供用開始時から温泉汚水使用料に増量して賦課をしていたということでございます。なお、伊香保町の議会当時に議員さんからご指摘がありまして、この件につきましては事業者にその後量水器をつけていただいて、それに基づいて徴収をするような形にしてありますので、現在のところはそれは解消がされたというふうに思っております。  それから、不納欠損の関係になりますけれども、先ほども説明を申し上げましたように不納欠損の中身の中で17年度の賦課に係る部分については不納欠損ではなくて、調定の減額で処理すべきではなかったか、こういうご指摘でありましたので、これについては以降についてはそういった形のものが出てこないような形で処理をお願いするということでございます。不納欠損の中身につきましては、大変大きな額になっておるわけですけれども、先ほど申しましたように現年度分が下水道の方で1万2,000円、滞納繰越分の方が1,868万4,190円ですか、そういったような形の中であります。一番古いものについては昭和61年からのが残っていて、それの不納欠損処理ということでございます。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) 今の説明ですと、今17年度の決算をしているんでありまして、その指摘を受けて18年度は直したということでありますよね。そうしますと、当然どの程度損をしたかというのは過日役場へ行きましたらその計算をしているようでありましたよね。ということになれば、それはどこに誤りがあったにしても本来入るべきお金が入らなかったということは事実ですよね。そのことは、16年度に指摘をされていて、またそれがほっておいて、17年度いっぱいがまたほっておかれて、そして18年度に改善されたと。これは、全く職務の怠慢でありまして、ここで数百万というお金が本来入ってくるべきものでしたよね。それが入ってこなかった責任というのは、どこにあるんでしょうか。このことにつきましては、こういう問題がありますよということで早い時点で本所の水道課の方にも話をしておきました。そして、そのことについては水道課の方でも研究をして、研究というか、その調査をしまして、それなりの措置をとるような回答を得たわけでありますけど、じゃそこはどうなったのか、そこについての回答がないんですよね。だから、ぜひその部分についての回答をしていただきたい。  どうもこの不納欠損の部分につきましては、調定減額をすべきだという意見があったようでありますけど、これもまた不納欠損処分にしちゃったから、もうその不納欠損でやむを得ないということなんですか。額も大変大きい額なんですけども、こういうことがまかり通りますと、まともに払っている人が大変大きな損失をこうむるわけでありますけれども、税であればそういうことが言えるんでしょうけれども、料についても果たして同じことが言えるんでしょうか。これは、使用料ですよね。税じゃありませんから。そこではどういう見解を持っているのか。私たちちょっとわからない部分もあるんですけども、これについては監査委員さんの方はそういう話だったようでありますけれども、そういう話をしただけで、調定減免しろという話をしただけで、今回のこの不納欠損についてはもうやっちゃったんだから、しようがないという考えでいるのか、それともこれは再度考えるべきであるというふうに思うんですけども、その辺はどのようなとらえ方をしているのかについてもお尋ねします。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) 先ほどの自家用水道の関係の答えでございますけれども、調査の結果、専用水道が毎分約180リットルということで、これの掛ける60分掛ける24時間掛ける30日ということで月にすると7,776トンおおむね出ていたということです。賦課額は、下水道使用料でなくて、先ほど申しましたように温泉汚水の使用料と同額の取り扱いでしたということでございますけれども、この根拠につきましてはちょっと原因の方は不明でありました。当初は、先ほど申しました月7,776トンで徴収されていましたが、昭和50年当時、新幹線トンネル工事の影響調査等の実施のときの実測経過によって平均月に直しますと4,500トンと確認認定をして、そこで4,500トンに調整をして、その後はそのまんま推移をしているということでございます。平成16年の9月に町の議会の方から質問があって、当時の課長、町長が使用水量、使用料金とも当時の為政者の判断以外にないというふうなお答えをしているということです。町長から正確な使用料の確定を図るべく相手方の方へ申し入れをいたしまして、平成17年7月の29日にメーターを設置し、その後は検針の上、徴収をしているということでございます。  なお、経過調査の結果、賦課の関係について弁護士さんにも徴収を相談をしておりまして、その結果、相手方というか、そちら側の作為的な違反があったわけではないということの中で、その部分についてはさかのぼっての徴収は無理であるというようなご回答をいただきまして、罰則規定にも抵触していないというような判断の中でそこの徴収が一時されていなかった部分については徴収をしなかったというふうなことでございます。 ○副議長(角田一民君) 水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) ただいまの小池議員のご質問でありますが、これはさきの平成18年度の本予算の中でご質問いただいたわけですが、その時点で調査してみるというようなことでお答え申し上げてきました。先ほど伊香保の総合支所長の方からお答えいたしましたが、そのときの時点で既に弁護士さんとご協議が済んでいたということが判明していなかったもんですから、調査するというようなことでお答えしたんですが、その後既に弁護士さんとも協議してあって、先ほど伊香保総合支所長の方からご答弁申し上げましたように相手に不作為、不法行為があったわけじゃないから徴収できないというような回答を得ておりましたので、今回の建設水道常任委員会ですか、この中でご答弁申し上げようかと考えていたところでありましたが、ご質問いただきましたので、先ほど総合支所長の方から答えさせていただいたとおりでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) いずれにしましても不正に免れていたんではないんだということであっても、当然本人も伊香保町の中のこれは下水道委員ですか、条例の中で下水道委員というのがありまして、その下水道委員というのは下水に関することをいろいろ調査、さまざまする項目があるわけですから、その中ではそれについて詳しい方のわけでありますから、当然自分のうちのことはわかっているわけですよね。だから、そういう中で相手は町が請求しねから、おら払わなかったという主張なんでしょうけど、それは町にも問題があったんでしょうけども、それはわかった時点でそれは一定のところまでさかのぼって、それはもういただくべきものはいただくというそこでの一定の話し合いはあっていいんじゃないかと思うんですよ。今決めたから、ここからお願いしますじゃなくて、それはもう指摘をされて両方承知しているわけですから、片っ方もそうですよね。自分ちの自家水道を使っているもんですから、自家水道を使って、そうすれば当然水道に応じて下水道使用料を払うわけですから、そこで免れているということはもう十分承知しているわけでしょう。承知しているんでしょう。それで伊香保は、じゃその使った要するに普通の下水じゃなくて、伊香保町は温泉下水に少し上乗せをしていただいていたというんですから、これは全く違うんですよ。目的が違うんですよね。だから、そんなふうにしていたから、それでも今までこれでいいから後は頼むわというんじゃなくて、それは話し合いの中で一定のところまで、やむを得ない部分はやむを得ないんですけども、話し合いをして、さかのぼってそれは交渉していただけるものは話し合って、それはさかのぼっていただくという努力は必要ではないかというふうに思いますけれども、これはぜひとも責任のある方にその辺の今後の対処方針については回答いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
    ○副議長(角田一民君) 助役、吉原康之君。  (助役吉原康之君登壇) ◎助役(吉原康之君) 確かに小池議員さんのようなご指摘もあろうかと思いますけども、先ほど支所長あるいは水道部長の方から答弁をいたしましたように、既に弁護士等と法律的な話については整理をしているところでありまして、市としてはそういった方針で対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。  (49番都丸 均君登壇) ◆49番(都丸均君) 今聞いたばっかの話なんで、詳しいことはよくわからないんですけど、先ほど総合支所長あるいは水道部長、最後には助役も言っておりましたけど、弁護士と相談して、弁護士の方からもさかのぼって取ることは無理だと。その見解を聞いてあきらめたという言い方はおかしいですけど、それについては行わないということを決定したという答弁を今聞いていて思ったんですけど、余りにも顧問弁護士にそれは意見を頼り過ぎじゃないんですか。あくまでも法律家としての、一弁護士としての意見ですよね。弁護士の見解がすべて法律じゃないですよ。その弁護士個人の法律に対する解釈の話だけであって、それを参考にいろいろと検討して決めるべきじゃないんですか。それを弁護士と相談して、弁護士のそういう意見に従ってそれを決定したという判断は私はおかしいんじゃないかというふうに今聞いていて思いましたので、改めてお尋ねするところでございます。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 助役、吉原康之君。  (助役吉原康之君登壇) ◎助役(吉原康之君) 今のご指摘のとおりでありますが、我々の方としても弁護士の法律的な判断については一つの参考として、その上で行政的な判断をしたと、こういうことでありますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) 今助役はそういうふうに言いましたけど、その前の部長あるいは総合支所長の答弁聞いていると違いましたよね。弁護士に相談した結果、弁護士がそれは不可能だということでそういう判断をしたというふうに答弁していましたよね。こんなとこで茶化す話しして申しわけありませんけど、テレビ番組で何か4人の弁護士が出てやっているのありますよね。あれだって意見分かれていますよね。あれと同じに弁護士が法律じゃないんですよ。あくまでも参考意見ですよね。その中で先ほど小池議員が言っていましたけど、余り細かいところまで私わかりませんけど、それなりに相手方とやはり話し合いというのはあってしかるべきだったんじゃないんかというふうに思いますし、先ほど小池議員が言うように再度ですね、その辺は検討をするべきだというふうに私も今聞いている範囲だけの話ししかわかりませんけど、聞いている範囲ではこういうふうに感じました。決して弁護士が法律の専門家だからといって、それがすべてではないということはしっかりと肝に銘じておいていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第137号は、建設水道常任委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                         午後1時53分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。                                                                 再       開                                         午後2時10分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第6 議案第138号 平成17年度伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第6、議案第138号 平成17年度伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第138号 平成17年度伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をさせていただきます。  伊香保町決算書をお願いいたします。134ページの隣をお願いいたします。伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算書です。歳入総額が9,525万9,989円、歳出総額7,124万9,881円、差し引き繰越額2,401万108円でございます。  137ページをお願いいたします。以下の説明は、歳入歳出事項別明細書により説明させていただきます。それでは、歳入につきましてご説明申し上げます。要点についてのみご説明したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。1款旅客運輸収入についてであります。1項1目ロープウェイ運賃収入の収入済額は3,357万7,048円でございます。  2款使用料及び手数料の収入済額は2,744万1,259円でございます。内訳は、1目駐車場使用料の収入済額が378万4,129円、2目温泉浴場使用料が2,365万7,130円であります。  3款繰入金の収入済額は2,172万3,000円でございます。これは、起債の償還費分の繰り入れでございます。  4款繰越金の収入済額は628万1,619円でございます。前年度繰越金全額でございます。  138ページをお願いいたします。5款諸収入の収入済額は623万7,063円でございます。  2項1目ロープウェイ雑入は、主に自動販売機による手数料収入でございます。  3目温泉浴場雑入は、タオル等の物品販売収入及び自販機、マッサージ機からの収入でございます。以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。  139ページをお願いいたします。次に、歳出につきましてご説明を申し上げます。歳入と同様、要点のみ申し上げたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。1款総務費です。支出済額は579万5,338円でございます。内容は、そのほとんどが人件費でございます。  2款は、事業費でございます。支出済額は5,837万2,785円でございます。  1項1目ロープウェイ施設管理費は、人件費が1,990万7,280円で、1目の71.7%を占めております。140ページをお願いいたします。140ページ最下欄から141ページ上段の15節工事請負費は、支柱の塗りかえ、搬器上部のタイヤ交換及び山頂駅ホームの改修工事費でございます。  2目駐車場施設管理費は、臨時職員賃金がそのほとんどでございます。  3目温泉浴場施設管理費は、臨時職員賃金、販売用品の仕入れ代でございます。142ページ、11節需用費備考欄上から5行目から8行目にかけての温泉管及び引湯ポンプ関係の修繕費、10行目の上下水道使用料、最下欄のボイラー用重油代などが主なものでございます。  143ページをお願いいたします。3款公債費の支出済額は708万1,758円でございます。これは、温泉浴場改修工事の元利償還金でございます。  4款諸支出金及び5款予備費の支出はございませんでした。  以上で平成17年度伊香保町観光施設事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終了させていただきます。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第138号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第139号 平成17年度伊香保町県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第7、議案第139号 平成17年度伊香保町県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第139号 平成17年度伊香保町県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をさせていただきます。  17年度伊香保町決算書をお願いいたします。144ページの隣からになります。県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳入歳出決算書です。歳入総額が4,255万円、歳出総額3,515万7,161円でございます。差し引き繰越額739万2,839円でございます。  147ページをお願いいたします。以下の説明は、歳入歳出事項別明細書により説明をさせていただきます。それでは、歳入につきましてご説明申し上げます。第1款県支出金についてであります。県からのスケート管理費委託金の収入済額は4,255万円でございます。  3款、一般会計からの繰入金はございません。以上で歳入について説明を終わります。  148ページをお願いいたします。次に、歳出につきましてご説明を申し上げます。歳入と同様、要点のみ申し上げたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。1款は、事業費でございます。支出済額は3,515万7,161円でございます。  1項1目2節給料から7節賃金までの合計が2,014万2,446円で、支出済額の57.3%になります。そのほかでは、11節需用費備考欄下から2行目、車両、機械用燃料費829万1,809円が大きく、これは主に冷凍機の重油代でございます。そのほかでは、場内管理に係る消耗品代、車両関係の整備修繕費、リンク製氷用車両及び冷凍機等のメンテナンス費用などが主なものでございます。  以上で平成17年度伊香保町県立伊香保スケートセンター管理運営受託事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終了させていただきます。よろしくご審議の上、ご認定をいただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第139号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第140号 平成17年度伊香保町水道事業会計決算について ○副議長(角田一民君) 日程第8、議案第140号 平成17年度伊香保町水道事業会計決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまご上程をいただきました議案第140号 平成17年度伊香保町水道事業会計決算について説明をさせていただきます。  伊香保町決算書をお願いいたします。150ページの隣からとなりますので、よろしくお願いいたします。水道事業会計歳入歳出決算書でございます。収益的収入の決算額は2億7,393万237円、収益的支出が3億2,402万5,856円でございます。資本的収入の決算額は596万2,337円、資本的支出が6,397万6,798円でございます。  151ページをお願いいたします。(1)、収益的収入及び支出であります。収益的収入と収益的支出の差し引き金額がマイナス5,009万5,619円になりますが、これは現金を伴わない支出によるものでございます。現金を伴わない支出には、固定資産減価償却費が1億7,090万2,139円、資産減耗費が526万1,162円、繰り延べ勘定償却が80万6,666円ございました。  152ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出でございます。資本的収入と支出の差し引き金額がマイナス5,801万4,461円になりますが、消費税資本的収支調整額10万6,500円及び過年度分損益勘定留保資金5,790万7,961円で補てんいたしました。  153ページをお願いいたします。1、営業収益、(1)、給水収益は2億5,999万4,390円でございます。  下から5行目の5、特別損失は2,187万543円でございます。内訳といたしましては、不納欠損金が2,014万2,915円、過年度損益修正損が172万7,628円でございます。不納欠損金の主な内容は、水道使用料が2,009万5,435円、給水工事費が3万7,790円、修繕工事費が9,690円でございます。不納欠損の欠損金の期別内訳は、水道使用料現年度分が12期、4人分、滞納繰り越し分が382期分で、人数にしますと70人と1社でございます。給水工事費は、滞納繰り越し分が2名でございます。修繕工事費は、滞納繰り越し分が3名でございます。  下から3行目の当年度純利益についてでありますが、マイナスの5,020万6,656円でございます。  以上で平成17年度伊香保町水道事業会計決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) 質問いたします。  まず、伊香保町の湯元水源がありますけれども、その湯元水源を実際には幾らで買っているのかというのが決算書には全く出てきませんけれども、載っていないんだから出ていないんでしょうけども、実際にはそこで売り買いがあるわけなんですけども、その売り買いが載らない決算書、このことは前から指摘もされているけど、全く改善されないという部分ですけども、この話は実際には渋川市の水道課は知っているんでしょうか。また、当然これはその監査の中で私は本来は出てこないとその監査のしようもないんですけども、予算書にも載らないで水を買っている、また水を売っているというのがあるんですけども、金額に相当するとそれは幾ら分を買っていて、そしてまたその代償として水道料をただにしているようでありますけども、本来それはお金にすると幾らもらうべきものであるかというものがあります。これは、湯元水源になっておりますけれども、そこの分についてまずはお答えを願いたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。  (伊香保総合支所長井上 晃君登壇) ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまのご質問についてでありますが、これは湯元の露天ぶろの横のところに簡易水道というか、上水道にはなっているんですが、前からは簡易水道という形の中であったもののことでございます。これについては、土地の所有者と伊香保町湯元水源施設用地使用賃貸借契約というのを結びまして、そこから湧出をしております水について湯元地域の35件分ぐらいのところに配水をしているものの関係でございます。これにつきましては、議員がご指摘のように借地料として日量1,500トン分を減額をしているというふうな形で契約がされております。この部分につきましては、前回の契約をしたのが平成3年の7月1日に当時の町長と土地の所有者とで契約が交わされておりまして、この中で賃貸料は先ほど言ったような形でなっているわけですが、ここの使用料の細かい数字につきましては今ちょっと資料を持ち合わせていないので、後ほど報告させていただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 水道部長、佐藤昭司君。  (水道部長佐藤昭司君登壇) ◎水道部長(佐藤昭司君) 小池議員のご質問でありますが、これにつきましてはさきのこれも平成18年度の予算の審議の中でご指摘いただいたところでございます。ですから、私の方でもこの内容については当然承知しているということでありまして、先ほど伊香保総合支所の所長の方から内容の数字の件で今押さえていないということがありましたが、私の方でちょっと調べたのがありますので、私の方から若干説明させていただきます。ただ、合併時の平成18年の2月19日ですか、この日現在ということで締めていないもんですから、平成17年度3月までの分ということで数字をちょっと述べさせていただきます。  実際の1年間の実使用水量でいきますと8万3,908立方メートル、これを料金に換算いたしますと1,585万2,200円であります。先ほど伊香保総合支所長の方からご説明しましたように1日150トン分を使用料ということで減額しておりますので、これに相当する使用水量及び金額につきましては5万2,556トン、1年間ですが、1,003万5,990円ということで、実際に水道料金として徴収しておりますのが差し引きの3万1,352トン、金額にいたしまして581万6,210円であります。  以上であります。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) そうであればそうであるようにちゃんとはっきりその決算書の中にそのことが載らないということがどういうことなんですか。決算書に載らないということが。損しているんだか得しているんだかちっともわかんないでしょう。伊香保町は、岡崎土地改良区から水を約17億をかけて買ったんですよ。5,000トン増量したんです。今日量水が5,000トン余っているんです。5,000トン以上余っているんです。買ったのがそっくり。17億かけたんですよ。それなのによそから買う必要があるんですか。それを使ってまだ足りないんで買うんならわかりますよ。まして伊香保の水道会計にはどうもいろいろ声があって、随分でっかい借金もあって何しているというような話がありますけども、この実態があるんですよ、こういうのが。おかしいと思いませんか。そうであれば先ほど部長が言ったように、部長が言ったことと言えば決算書に載んなきゃしようがないでしょう。幾らで買って、向こうは幾ら払って、じゃただにしてやっているのが幾らだと。損しているんだか得しているんだかちっともわかんない。だから、そのことは決算書に出されれば当然のことながらその監査委員さんがそれに対して意見も言えますよ。決算書に載らないなんていうものがあっていいんですか。そんなの全く審査の対象にもならないでしょう。そこは、だからはっきりさせてほしい。  もう一度言いますけれども、伊香保町は水を岡崎から買いまして、17億もかけたんですよ。日量5,000トンも余っているんですよ。そんなとこでわずかの水を何買う必要があるんですか。それは、どうにでも改善できるじゃないですか。そのことについても回答いただきたいんですけども、予算書にも載らないものというのは監査に当然できないんですけども、そういう実態があるということに対して監査委員さんにその感想を求めるということが果たしてよろしいかどうかわかりませんけども、その辺で私がどう思うかという部分につきまして見解がありましたらぜひ答えていただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 伊香保総合支所長、井上晃君。 ◎伊香保総合支所長(井上晃君) ただいまのこういった内容が決算書の中にどこにも載ってこないというご指摘があったわけですが、これにつきましては確かにそういった契約の中でそういう水の動きがあるわけですから、これについては決算書なりなんなり、そういったところの中できちんとした数字を示すのが本来であると思います。今まで長い間の中で決算書の中でもそういう処理がされてきていなかったという部分については大変申しわけなく思っておりますが、今後についてはそういったところの部分についても明らかになるような形に整えていきたいと思っております。 ○副議長(角田一民君) 監査委員、後藤惇君。  (監査委員後藤 惇君登壇) ◎監査委員(後藤惇君) 今ご指摘をいただいた件でございますけども、何せ初めて見る決算でございまして、全く予備知識もなく実施したわけでございますので、我々はそこまで追求、突っ込んで監査をすることができませんでした。現状受けた決算書をもとに監査をさせていただきましたので、ひとつご了解いただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) これ以上言っても仕方ありませんから、まずは先ほど口頭で述べられましたけれども、ぜひその部分については先ほど述べたこと、これは文書にしてぜひとも委員会の中でこれまでの経過、そしてそういう形で相殺をしているという話でありますけれども、急に言われてもここですぐ計算もできませんので、ぜひ皆さんはそれなりにいいと思ったんでしょうから、それについての、それはどういう計算式でやったかについては委員会の方に提出を願いたいと思います。  また、監査委員さんにおかれましては何度もお出ましをいただきまして、ありがとうございます。確かにね、私は本来こういうものが決算の中ではすべて予算書に載るのが当たり前で、それは当然載らないものがあるということ自体がおかしいわけで、これは監査委員に求められてもそれ以上のことは出てこないと思うんですけども、これでこの部分についてもその改善をされるかとは思うんですけども、以後の質問につきましては委員会に譲りたいと思います。  終わります。 ○副議長(角田一民君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第140号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第9 小野上村の主要な施策の成果について ○副議長(角田一民君) 日程第9、小野上村の主要な施策の成果について説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) それでは、小野上村の主要な施策の成果についてご説明いたします。一般会計から特別会計にわたって順次ご説明いたします。  それでは、平成17年度主要な施策の成果に関する書類の42ページ、小野上村の部分についてご説明をいたします。小野上村における一般会計の決算規模は、歳入で14億5,335万6,381円、歳出で12億7,504万1,926円であり、歳入歳出の差し引きは1億7,831万4,455円となりました。  主要な施策の概要について申し上げます。初めに、村の基盤に関することであります。良好な自然環境の保全、活用では、ボランティアによる清掃活動や日常生活でのリサイクルの促進に努めました。自然を重視した土地利用では、中山間地域直接支払い制度を活用し、村内3カ所の地区において急傾斜地の農地の保全に努めました。道路整備の推進では、村民の要望にも配慮しつつ計画的に改良、整備を推進し、カーブミラー等の交通安全施設の設置にも努めました。公共交通の充実では、高齢者等にとって重要な交通手段となっている福祉バスの新車購入に伴い継続運行を図るとともに、代替バスの運行の補助を行いました。公園、広場整備では、温泉公園を初め既存の公園の整備に努めました。河川の保全では、集落内の小河川の草刈り等を行い、河川環境の保全に努めました。住宅の供給では、小野子地区に住宅団地の造成を行いました。  生活環境に関することであります。上水道、下水道の整備の推進では、村上浄水場濁度計及び残留塩素計の設置、改修を行い、下水道については未整備箇所の早期供用開始に努め、処理区域外については合併浄化槽の設置の推進に努めました。ごみ処理とリサイクルの充実では、ごみの分別収集の徹底及びPTA活動によるリサイクル資源ごみの収集に補助を行いました。防災、保全対策では、老朽化した第2分団の消防車を更新し、今までなかった防災指揮車の配備により防災活動の強化に努めました。  産業に関することであります。農業の振興では、農業振興計画により農産物振興、畜産振興を初め農産物加工施設及び直売所施設の整備に努めました。林業の振興では、峠山林道及び林道冨士山線の改良及び舗装工事を行いました。商工業の振興では、商工会の活動運営事業への支援を推進することにより商工会活動の安定化、充実を図りました。観光業の振興では、温泉センターの施設整備を初め老朽化が進んだため新温泉センターの建築基本設計委託を行いました。また、温泉公園、小野子山・十二ケ岳ハイキングコース等の登山道の整備を行いました。交流センターでは、老朽化した宿泊管理精算業務システムの更新により精算業務の円滑化を図り、また大広間等の畳がえ等を行い、施設整備をし、集客に努めました。  次に、文化、教育に関することであります。学校教育の充実では、小学校の全教室に天井扇風機の設置、保健室及びパソコン教室にエアコンの設置、職員用のパソコンの整備、校内放送機の更新等施設整備に努めました。中学校では、全教室に天井扇風機の設置、パソコン教室のパソコンの更新、充実を図り、コンピューターを活用した情報教育に努めました。社会教育の充実では、体育協会、文化協会、レディースクラブ等の各種団体の補助、育成を初め恒例の村民文化祭では関係団体の交流と文化意識の向上に努めました。成人式を挙行し、新成人を激励するとともに、前途を祝福しました。図書館業務については、移動図書による貸し出し等を行いました。スポーツの振興では、村民一同が会する村民スポーツ祭、郡民体育大会・県民オープニング祭及び各種スポーツ祭、村民ハイキング登山等の開催を行い、健康増進と余暇活動の推進に努めました。伝統文化の保存・承継では、伝統文化の保存会の活動の助成及び支援、八木沢清水縄文時代住居跡の維持、整備を行いました。地域間交流事業では、東京都神津島村との小学生の交流事業を実施し、6年生児童23名、引率6名、総勢29名の参加で文化交流を行いました。また、合併を機に発行済みの小野上村誌以後の昭和51年から合併までの30年間分の村の歴史を編さんすべく村誌編さん委員を委嘱し、整理を行いました。  保健、医療、福祉に関することであります。健康医療の充実では、保健センターを会場として日帰り人間ドックを初め住民基本健診及びがん検診等の各種検診事業の実施をし、健康相談を行うとともに、乳児健診、フッ素塗布等による虫歯予防事業、育児相談体制の強化を図りました。高齢者、障害者福祉充実では、総合福祉センターにおいてデイサービスや介護支援サービス等の充実により健康の維持増進を図るとともに、福祉バスの更新をすることにより利用者の拡大、ゲートボールやグラウンドゴルフ等の軽スポーツ、若返り学級の充実により生きがいの持てる暮らしができるように努めました。児童福祉の充実では、出産祝金の支給を行い、本年度は14名の出産があり、10万円ずつの祝金を支払いました。  行財政に関することであります。情報公開並びに受け入れ態勢の確立では、広報・パンフレットの充実を図り、ホームページの開設による最新の情報提供を行い、合併に伴う地域別の座談会を開催することにより行政からの情報公開の推進に努めました。行政サービスの充実では、国や県を初めとした関係機関等との情報ネットワークの整備により村民サービスの向上に努めました。また、行政職員の自己啓発に努め、職員研修の積極的な参加に努めました。健全な財政では、合併を控え村財政の健全化を図るため事業の見直しを行い、全体の予算規模の見直しに努めました。また、合併に当たり合併特例債借り入れを行い、渋川市役所第2庁舎整備事業に充てました。  次に、特別会計について申し上げます。初めに、国民健康保険特別会計では住民の社会保障と保健の向上を目的に保険給付内容の充実と被保険者負担率の平準化を図るとともに、保健事業、医療費通知を実施し、事業の健全化に努めました。国民健康保険特別会計の決算規模は、歳入で1億6,430万407円、歳出で1億3,749万8,457円、歳入歳出差し引きは2,680万1,950円となります。  老人保健特別会計では、平成16年度に比べ老人医療受給対象者はほぼ同様でした。老人保健特別会計の決算規模は、歳入で2億6,413万5,038円、歳出で2億5,382万4,700円で、歳入歳出差し引きは1,031万338円となりました。  介護保険特別会計では、要介護認定の信頼性確保と適正なサービスの給付に努めたほか、円滑なサービス提供とサービスの質の向上等を推進しました。介護保険特別会計の決算規模は、歳入で1億2,130万4,657円、歳出で1億2,159万5,208円となり、歳入歳出差し引き不足額は29万551円であります。この不足額は、合併の事由により生じた債務であります。  下水道事業特別会計では、生活環境の向上を図るため特定環境保全公共下水道事業を推進し、事業区域内の早期完成に努めました。下水道事業特別会計の決算規模は、歳入で1億1,380万7,948円、歳出で1億5,465万411円となり、歳入歳出差し引き不足額は4,084万2,463円であります。この不足額は、合併の事由により生じた債務であります。  簡易水道事業特別会計では、水質の維持に努めるとともに、安定した供給を図るため計画的に老朽化施設の修繕、改修を行いました。簡易水道事業特別会計の決算規模は、歳入で5,419万2,995円、歳出で4,411万4,600円で、歳入歳出差し引きは1,007万8,395円となりました。  温泉事業特別会計では、住民福祉の増進と村の観光開発を図るため設置された温泉センターの運営や小野上温泉の周辺施設の管理を行いました。温泉事業特別会計の決算規模は、歳入で8,559万7,754円、歳出で7,908万496円、歳入歳出差し引きは651万7,258円となりました。  農産物直売事業特別会計では、農産物等の宣伝の普及及び産業の振興に資するため販路の拡大及び就業の場を提供し、また道路利用者への快適な休憩場の提供に努めました。農産物直売事業特別会計の決算規模は、歳入で9,666万7,725円、歳出で9,040万6,940円で、歳入歳出差し引き626万785円となりました。  交流センター事業特別会計では、豊富な自然、資源等を活用し、住民の健康の保持と都市住民との交流に必要な宿泊施設である「SUNおのがみ」の健全な運営に努めました。交流促進センター事業特別会計の決算規模は、歳入で2億3,198万9,724円、歳出で1億8,903万7,211円、歳入歳出差し引きは4,295万2,513円となりました。  土地開発事業特別会計では、小野上地区の人口減少対策として住宅団地造成事業に着手しました。土地開発事業特別会計の決算規模は、歳入で4,600万3,567円、歳出で2,625万335円であり、歳入歳出差し引きは1,975万3,232円となりました。  続きまして、別冊の平成17年度決算調書及び参考資料、25ページの実質収支に関する調書についてご説明いたします。一般会計及び特別会計についてご説明いたします。小野上村の一般会計ですが、歳入総額が14億5,335万6,000円、歳出総額は12億7,504万2,000円であります。歳入歳出差引額は1億7,831万4,000円であり、実質収支額は歳入歳出差引額と同額の1億7,831万4,000円であります。以下特別会計の決算調書については省略をさせていただきます。  続いて、決算調書30ページの公有財産について申し上げます。土地及び建物については、決算年度中に普通財産中、土地のその他の施設に小野子住宅団地土地が1,574平方メートル増加しました。建物では、公共用財産のその他の施設に木造建物が48平方メートル増加しました。これは、農産物直売所敷地内、道の駅「おのこ」の施設であるトイレを改修したことにより増加したものであります。以下山林、出資による権利については、変更はありませんでした。  物品についてでありますが、庁用自動車の増加が1台あります。これは、防災指揮車であります。  次に、基金でありますが、財政調整基金については決算年度中に2億2,086万7,000円を減額しまして、1億1,237万2,000円の合併時残高となります。土地開発基金、現金については、決算年度中に1,395万9,000円減額しまして、2,151万2,000円の合併時残高となります。渇水対策施設維持管理基金につきましては、決算年度中に591万5,000円を減額しまして、6億4,644万円が合併時残高となります。減債基金については、決算年度中に2,000円増加しまして、2,302万3,000円の合併時残高となります。福祉基金につきましては、決算年度中に693万8,000円を減額しまして、8,837万1,000円となります。ふるさと水と土保全対策基金につきましては、決算年度中に全額取り崩しを行い、合併時残高はございません。国民健康保険基金につきましては、決算年度中に2,678万6,000円を減額しまして、合併時残高は2,463万円となります。飲料水水源施設等管理基金につきましては、決算年度中に559万3,000円を減額しまして、合併時残高は1億5,149万3,000円となります。温泉事業特別会計基金につきましては、決算年度中に550万円を増加いたしまして、2億7,793万1,000円となります。交流促進センター事業基金につきましては、決算年度中に508万3,000円を減額しまして、合併時残高は7,211万7,000円となります。介護給付費準備基金につきましては、決算年度中に242万3,000円を減額いたしまして、1,408万6,000円の合併時残高となります。  以上で主要の成果、決算調書等のご説明を終わります。 ○副議長(角田一民君) 監査委員の審査意見の報告を求めます。  監査委員、後藤惇君。  (監査委員後藤 惇君登壇) ◎監査委員(後藤惇君) 平成17年度小野上村各会計決算及び基金運用状況等の審査結果についてご報告を申し上げます。  見出し小野上村の1ページをお願いいたします。第1、第2、第3等は記載のとおりでございます。  第4の審査の結果につきまして申し上げます。審査に付された決算書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されておりました。  決算計数についてでございますが、審査に付された決算書類の計数に関係証書類と不整合があり、数次にわたり訂正が行われました。  2ページになりますが、(2)、財務事務処理について申し上げます。ア、調定行為については地方自治法第231条で定められているところであるが、債権発生時に起票しないなどの事務が多く見受けられました。イ、地方自治法第228条第1項は「分担金、使用料、加入金及び手数料に関する条項については条例でこれを定めなければならない」と規定しておりますが、給食費負担金が条例の定めのないまま徴収され、「保健体育費負担金」として収入されておりました。ウ、簡易水道事業収入水道料金の減免水量誤りにより水道料金の徴収不足がありました。エ、支出負担行為が債務発生時に起票されていない事例が多く見受けられました。オ、修繕工事に際し原契約金額を大幅に上回る変更契約のされていたものがありました。カ、幼稚園通園バスの運行に関し、その負担を幼稚園バス使用寄附金として処理していましたが、これは地方財政法第4条の5に抵触する行為であると思われます。以上でございます。  2、審査に付された基金運用状況調書の計数は関係帳簿等と照合した結果、正確であると認められ、基金の運用状況は妥当であると認められました。  以上でございます。今後の事務執行に当たりましては十分に注意をし、正確な事務処理をしていただきたいと存じます。  5ページをお願いいたします。第5、審査の内容、一般会計の歳入について申し上げます。歳入の収入済額は14億5,335万6,000円で、予算現額に対する収入率は90.4%と低率となっております。これは、合併による年度途中の打ち切り決算となっていることが主な理由でありますが、次のページになりますが、第1款村税におきまして不納欠損額や収入未済額が増加している傾向にあると思われます。第1款の村税の中では、特に特定要因として特別土地保有税が大変収入未済が多いという状況も見受けられますが、収納率の向上に努めていただきたいと思います。  14ページをお願いいたします。(2)、歳出について申し上げます。歳出も各款において執行率が低く、不用額が多くなっておりますが、やはり合併による年度途中の打ち切り決算によるものであり、未執行の事業は暫定予算に引き継がれております。  17ページをお願いいたします。特別会計でありますが、歳入について申し上げます。特に国民健康保険税は打ち切り決算であり、納期到来前ということもあり、収入未済額は多額となっております。一層の収納対策強化に努めていただきたいと思います。  31ページをお願いいたします。4、実質収支に関する調書につきましては、審査の結果、計数は正確でありました。  33ページをお願いいたします。5、財産に関する調書について申し上げます。公有財産の土地及び建物の本年度末現在高は、土地が189万9,135平方メートル、建物が2万1,468平方メートルであります。年度中の増減状況でありますが、土地が1,574平方メートル、建物は48平方メートル増加しております。  34ページをお願いいたします。(3)、基金について申し上げます。基金数は12基金で、決算年度末現在高は土地1,312平方メートル及び現金等14億3,819万1,000円であります。前年度と比べ現金等2億9,255万5,000円の減少であります。  35ページをお願いいたします。6、基金の運用状況について申し上げます。小野上村土地開発基金につきましては、定額6,500万円を1,200万円減少し、5,300万円で運用されております。本年度末現在高は、土地が1,312平方メートル、現金は2,151万2,000円でありました。  第6、意見でございますが、旧渋川市で申し上げたものと同様な内容でありますので、省略させていただきます。  以上で終わります。 ○副議長(角田一民君) 主要な施策の成果の説明及び審査意見の報告が終わりました。  なお、質疑は各会計決算の質疑とあわせて行います。                                                                 休       憩                                         午後3時10分 ○副議長(角田一民君) 休憩いたします。  再開時刻は、追ってご連絡いたします。                                                                 再       開                                         午後3時51分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第10 議案第141号 平成17年度小野上村一般会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第10、議案第141号 平成17年度小野上村一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第141号 平成17年度小野上村一般会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。  小野上村の決算書をお開き願いたいと思います。1ページからの決算書ですが、以下事項別明細書でご説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、合計でございますけれども、9ページの平成17年度小野上村一般会計歳入歳出決算事項別明細書でございます。歳入でございますが、村税全体では収入済額が1億7,147万8,010円でありました。  1款村税のうち1項村民税につきましては、収入済額4,618万1,989円であり、このうち1目個人の村民税につきましては4,298万7,189円であります。村民税の個人滞納繰り越し分につきましては4件分、5万9,300円の不納欠損処理をさせていただきました。  また、2目の法人分につきましても滞納繰り越し分について同様に4件、18万3,300円の不納欠損処理をさせていただきました。  2項固定資産税につきましては、収入済額は1億684万9,264円であります。また、この固定資産税滞納繰り越し分の41件分について211万1,200円の不納欠損処分をさせていただきました。  3項の軽自動車税につきましては、収入済額423万2,200円でありました。  市町村たばこ税につきましては、1,060万1,757円の収入済額であります。  5項の特別土地保有税につきましては、調定額に対して収入済額がありませんが、この調定額は滞納繰り越し分であります。  11ページの6項入湯税の納税義務者は3件で、収入済額は361万2,800円であります。  2款地方譲与税につきましては、1項所得譲与税の収入済額376万2,000円、自動車重量譲与税の収入額1,410万3,000円、地方道路譲与税の収入額492万1,000円でありました。  (何事か呼ぶ者あり)  13ページを……  (何事か呼ぶ者あり)  それでは、交付金関係につきましては省略をさせていただきます。  9款の地方交付税につきましては、6億9,972万7,000円の収入済額でありました。この内訳につきましては、普通分が6億9,370万7,000円、特別分が602万円となっております。  10款の交通安全対策特別交付金につきましては49万1,000円であります。  15ページの11款の分担金及び負担金の収入済額は、総額が1,818万9,793円でありまして、1項の負担金につきましては農業共済組合の事務費負担金であります。  2目の民生費負担金は、心身障害者扶養共済の負担金、障害者旧制度利用者等の負担金、老人入所保護費負担金、それから緊急通報装置利用者負担金であります。この緊急通報の利用者は21人であります。このほか保育所の保育料の負担金があります。  3目の衛生費負担金につきましては、渋川地区の広域組合からのごみ処理周辺地区整備事業の負担金、それから人間ドックの、それからがん検診の負担金等であります。  17ページの使用料及び手数料につきましては、収入済額が562万6,508円であります。  それでは、13款の国庫支出金でございますが、収入済額は2,410万8,000円でございます。内容については、ごらんをいただきたいと思います。  14款の県支出金でございます。県支出金の収入済額が1,662万1,716円、これについては民生費の負担金、それから衛生費の県負担金。  県補助金では、民生費、衛生費、それから林業費の補助金がございますので、内容についてはごらんください。  それから、25ページの財産収入でございますが、金額は356万7,513円でございます。詳細については、ごらんいただきたいと思います。  16款寄附金、27ページですが、150万6,478円でございます。詳細については、ごらんいただきたいと思います。  繰入金につきましては2億8,919万7,856円でございまして、温泉特会からの1,300万円の繰り入れ、財調等からの繰り入れでございます。  29ページの繰越金につきましては、前年度からの繰越金が5,258万2,388円であります。  諸収入につきましては、預金利子、雑入等584万9,119円でございます。  31ページの村債でございますけれども、過疎対策事業債、それから臨時財政対策債、減税補てん債、一般単独事業債等合わせまして1億1,270万円が収入済額となっております。  (何事か呼ぶ者あり)  それじゃ、ちょっとわかりづらいんで、ご説明申し上げますけど、ただいま見開きになっておりまして、左から右にですね、申し上げましたんですけれども、31ページちょっとごらんいただきたいと思うんですけども、20款の村債でございますけれども、その収入済額が右のページの32ページの収入済額のところにございます。  続きましてですね、33ページ、34ページになります。歳出についてご説明いたします。1款の議会費につきましては、ごらんいただきたいと思います。  2款の総務費の歳出3億6,502万8,849円でありますけれども、これにつきましては1項1目につきましては特別職、一般職員の人件費、ほか共通経費であります。  次に、35ページ、36ページの2款1項2目の広報費につきましては毎月発行してきました村報と広報広聴に要した費用であります。  次に、37ページ、38ページになります。会計管理費については、省略させていただきます。  4目の財産管理費につきましては、役場庁舎の管理費、それから自動車防災無線、村有林等の管理費に充てられた費用であります。  39ページ、40ページでございますけれども、企画費がございます。これにつきましては、市町村合併関連事業、それから小野上地区の定住化のための宅地造成事業、行政ネットワーク等の事業に充てられた費用であります。  次に、41ページ、42ページでございますけれども、交通対策費がございます。これにつきましては渋川駅―中之条駅間と小野上駅―伊香保間の代替バスの運行に要した費用及び交通指導員の設置に伴う費用であります。  基金関係については、ごらんをいただきたいと思います。  43ページ、44ページの徴税費関係につきましては、税務関係職員の人件費及び賦課徴収に関する費用であります。  次に、43、44ページの一番下の欄からですけれども、戸籍住民基本台帳費につきましては担当職員及び住民基本台帳、それから印鑑証明、戸籍の電算処理に要した費用であります。  45ページの4項関係につきましては、選挙関係に要した費用であります。  次に、47、48ページの5目につきましては統計調査費でありまして、統計調査員の確保、国勢調査に要した費用であります。  49ページですけれども、3款の民生費の支出済額につきましては1億5,700万8,224円でありまして、1目の社会福祉総務費につきましては社会福祉関係職員及び社会福祉協議会専門委員の設置補助、社会福祉協議会の運営補助等の費用でありました。  1項2目の国民年金費につきましては、国民年金事務に要した費用であります。  51ページ、52ページの3款1項3目の老人福祉費は、老人ホーム入所措置事業、在宅介護支援センターの運営事業、高齢者生活福祉センター生活援助員の設置事業、それから福祉センター管理費には福祉バス2台の更新費用等であります。  51ページ、52ページの最下欄の社会福祉施設費につきましては、老人憩いの家の管理費でございます。  次に、53ページ、54ページでございますけれども、3款1項5目の障害者福祉費につきましては障害者施設訓練等支援事業等に要した費用であります。  6目の医療福祉費につきましては、医療費扶助に要した費用であります。  次に、3款2項の児童福祉費につきましては児童手当の給付及び出産祝金に要した費用であります。  次に、55ページ、56ページの4款でございます。4款、保健衛生費の支出済額は1億403万9,199円でありまして、この4款のうち1項1目の保健衛生総務費につきましては保健衛生担当職員の人件費、それから国民健康保険特別会計への繰出金、老人保健特別会計への繰出金でありまして、57ページ、58ページの予防費でございますが、2目の予防費につきましてはがん検診、それから人間ドック等に要した費用であります。  3目の環境衛生費につきましては、一般廃棄物の収集運搬の費用、それから広域組合への負担金等が主なものであります。  4目の簡易水道費につきましては、簡易水道事業特別会計に対する繰出金であります。  6目の保健センター管理費につきましては、小野上村保健センターの管理、運営に要した費用であります。  次に、59ページ、60ページでございます。中段の5款でございます。5款の農林水産業費の支出済額は1億2,817万5,582円でありまして、このうち5款1項1目の農業委員会費は小野上村農業委員会の運営に要した費用であります。  次に、5款1項2目の農業総務費につきましては農林課関係の職員の人件費、それから交流促進センター事業特別会計への繰出金がございます。これにつきましては、建設当時ですね、過疎債等を借り入れましたが、これに対する交付税措置分を交流促進センター特別会計へ繰り出しているものであります。  次に、3目の農業振興費は61ページ、62ページでございます。各種農業振興事業への補助金、それから農産物直売所、これは道の駅等を兼ねていますけれども、これの繰出金等がございます。  4目、5目の畜産業費、蚕業費につきましては、省略させていただきます。  次に、5款1項6目の農地費でございますけれども、これにつきましては戸室地区の貯水池の補修工事及び村単の補助事業がございますが、このかんがい排水事業に対する補助金がございます。  それから、7目の渇水対策費は上越新幹線の渇水対策施設の維持管理に要した費用であります。  8目の農業農村活性化農業構造改善事業は、構造改善事業で建設しましたガラスハウスの用地の借用料でございますが、このガラスハウスにつきましては花木の吹かす栽培等に利用されております。  次に、65ページ、66ページでございます。5款1項9目の新山村振興等農林漁業特別対策事業は、新山振事業で執行しました農道糀屋線の補修工事を行ったものであります。  次に、林業費の林業総務費でございますけれども、村有林の管理、それから村内の山林の間伐推進事業、有害鳥獣の駆除等に努めたものであります。  5款2項2目の林道費でございますけれども、これにつきましては林道峠山線の改良工事、林道冨士山線の舗装工事に要した費用であります。  67ページ、68ページでございますが、林業構造改善事業推進対策費につきましては林業構造改善事業で建設しました山村広場の管理に要した費用であります。  次に、6款の商工費でございます。商工費につきましては、支出済額が725万4,332円でありました。  この内訳の1目の商工振興費につきましては、商工会への補助等を行い、商工業の振興に努めたものであります。  2目の観光費につきましては、SUNおのがみに併設しております体験実習館の運営に要した費用でありまして、体験実習館ではそば打ち等の農村体験ができるようになっております。  次に、69ページ、70ページでございます。7款の土木費の支出済額は1億4,069万9,025円でありまして、1目の土木総務費は職員の人件費であります。  2項1目の道路橋りょう維持費は、既設村道の維持補修費及び村道1号線の排水ポンプの維持管理費用であります。  71ページの7款1項2目の道路橋りょう新設改良費につきましては、村道17号線の改良工事に要した費用であります。  73ページの最上段でございますけれども、下水道整備事業費につきましては下水道整備事業特会への繰出金であります。  次に、8款の消防費でございます。支出済額6,719万5,828円であります。このうち1項1目の非常備消防費につきましては、小野上村消防団の運営費用及び広域組合に対する消防費の負担金であります。  8款の1項2目の消防施設費でございますけれども、老朽化した消防ポンプ自動車1台の更新及び防災指揮車の配備を行ったものであります。  次に、75ページの教育費であります。教育費の支出済額は1億4,179万710円でありまして、1項1目の教育委員会費、それから1項2目の事務局費につきましては省略させていただきます。  77ページ、78ページの9款2項の小学校費であります。小学校費の1目の学校管理費につきましては、小野上小学校の教室に天井扇風機等の設置、保健室のエアコンの設置、それから老朽化した放送機の設置等を行ったものであります。  79ページ、80ページの教育振興費につきましては、児童用の図書、それから教科書改訂によります教科書、それから指導書の購入、教師用のパソコンの更新等を行ったものであります。  次に、3項の中学校費でございます。3項の中学校費、1目の学校管理費につきましても各教室に天井用の扇風機の設置等を行ったものであります。  次に、81ページ、82ページの教育振興費でございますけれども、これについては生徒用のパソコンの更新等を行いました。それから、中学校の部活動ではソフトテニス大会で関東大会に出場する成果がおさめられたということでございます。  9款4項1目の、これ81ページ、82ページの最下欄でございますけれども、幼稚園費につきましては幼稚園長を初めとする職員の人件費が主なものでございます。  次に、85ページ、86ページの社会教育費関係につきましては、1目では高齢者学級を開催する生涯学習事業に要する費用、それから社会教育指導員及び青少年指導員等の設置費用であります。  2目の公民館費につきましては、文化振興事業、成人式事業、移動図書館事業、それから文化協会に対する補助等であります。  87ページ、88ページでございます。青少年教育費につきましては、青少年の健全育成補導員の推進委員設置事業、それから子育連に対する補助事業等を行った費用でございます。  4目の文化財保護費につきましては、昭和51年度から未編集分の村誌の編さん事業を行いまして、18年度中には発行の運びになるかということで現在進めております。  9款6項1目の保健体育費でございますけれども、これにつきましては体育協会の補助でありますとか、各種体育事業等に要した費用であります。  89ページ、90ページでございますけれども、これにつきましては学校給食調理場に従事する職員及びその原材料費等でございます。  91ページ、92ページの公債費の支出済額でございますけれども、1億3,631万9,926円のうちの元金分が1億1,681万8,871円、利子分が1,935万8,990円でありました。  12款の予備費の支出はございませんでした。  以上で議案第141号、平成17年度小野上村一般会計決算打ち切り分についてのご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  49番、都丸均君。  (49番都丸 均君登壇) ◆49番(都丸均君) 1点だけ、伊香保のときにほかの会計もぜひ説明のときに言ってくださいとお願いしたんですが、言っていただけなかったので、しようがない、質問しますけど、監査の2ページの財務事務処理のオのところだけ、これだけどこの部分かわからないので、ここの関係の説明だけよろしくお願いします。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) お答えを申し上げます。  監査意見書のオの修繕工事に際し原契約を大幅に上回る変更契約のされていたものがあったというご指摘の部分でございます。この件につきましては、7款、69ページ、70ページの道路橋りょう費の道路橋りょう維持費でございまして、村道の舗装と溝ぶたの設置工事を発注したわけですけれども、これについて工事を施工を始めたに際して地元から増加の要望が強かったので、変更で増額したということでございます。  (25番岡島晴海君午後4時26分退席)  それから、もう一件その部分については村内一円の維持補修工事を発注しましたけれども、これにつきましても施工の途中で増加の必要が出たということで、変更で増額したということでございます。  それから、もう一件につきましては5款の、63ページでございますけれども、63ページの渇水対策費におきまして農業用水路の維持補修工事を行ったわけですけれども、工種としては溝ぶたの布設が主なものでした。これについては、農業用水の水路については地元の皆さんが管理しているというようなこともございまして、その工事をするに際して地元からの関心も非常に強かったということで、工事に際して災害等により埋まるというような箇所もありましたんで、その部分について地元からの要望により増額の変更契約したということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。  (65番阿久澤 咏君登壇) ◆65番(阿久澤咏君) 1点だけお聞きします。  決算書の16ページ、最下段に、これは監査委員の指摘もありましたように、1節の保健体育費で884万9,000円を給食費負担金として徴収をしたということで、これは条例にない徴収ということで、そもそもが徴収できないものを徴収したということになるわけですが、その後の対処についてはどんなふうにお考えなのか、この点についてお聞きをしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご質問の件でございますけれども、幼稚園部分について条例に規定のないまま給食費が徴収されたというようなことでございまして、全く申しわけなく思っております。ご指摘を受けると同時にですね、新市に合併をしまして、新渋川市の条例の適用により現在は条例により徴収をしておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。 ◆65番(阿久澤咏君) 今後のことは、これは条例にのっとってしっかりやるということですけども、私が今聞いたのは徴収をした884万9,000円、これの扱いをどうするんかということをお聞きしました。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) 今まで納められた金額をどうするかということでございますけれども、これにつきましてはご理解をいただいて、ぜひそういうことでお願いしたいと思っております。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。 ◆65番(阿久澤咏君) 全く答弁になっていないですよね。これが条例に違反ということは自治法に違反するというんで、これはもうとにかくあっちゃならないことをやったわけですから、これはやっぱり徴収した人にお返しをすると。その上での理解を得るということじゃないですか。これはこれで納めておいて、間違ったから今度はしっかりやるというだけじゃ、これはとにかく違法なことをやったという自覚がないんじゃないんですか。だから、前日もやりましたけれども、違法なことをやったんだから、これはもうどういう言いわけをしても違法なんだから、やっぱりその泥の上塗りをしないで、しっかりした対処で解決をするというのが基本でしょう。私は、ちょっとこれは17年度の決算ですから、たまたま今回こういう指摘があったんかもしれませんけれども、過去においてどうだったんかということになれば、そこは私は今回のところでは問いませんけれども、やはり間違いは間違いとしてしっかり反省をして、その次はもうどこからも指を指されないようなしっかりした正確な対処をすべきだということを、そういう考えが、あるいは対処がどうなのかということをお聞きしております。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) 重ねて申し上げますけれども、今現在、今まで納められた金額についての対応については従来どおりで、違法なり、条例違反については改めて再確認をしておりますけれども……  (何事か呼ぶ者あり)  使用されたものが、納入された金額については原材料費に使われたということで実質的に使用されておりますんで、ぜひその辺はご理解をいただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。  (総務部長佐藤 進君登壇) ◎総務部長(佐藤進君) 合併前の小野上村の取り扱いにつきましては、ご指摘がありますように学校給食費の徴収規則を定めずに徴収したわけでございますが、これのもととなります学校給食法の規定によりますと、給食費の取り扱いというものが定められておりまして、これは実費徴収をすることになっております。したがいまして、小野上村のケースでいきますと規則を定めていなかったと。いわゆる徴収するための手続が欠けておったということでございまして、徴収された金額そのものがですね、いわゆる法に触れるというようなものではございませんので、そのまま収納されておって、それで決算をしておるということでございます。よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) 2点について質問いたします。  まず、10ページでありますけれども、これは9、10ですね。村税の中の村民税、あるいは固定資産税、あるいは軽自動車税の中で、収入済額はいいんですけども、その中に滞納繰り越し分ということで町民税においては30万7,589円と、そして固定資産税では91万5,964円、そして軽自動車税では5万3,600円の滞納繰り越し分が収入済みとなっております。そうしますと、当然ここで入っているのが300万、400万……100万円以上ありますね。ということは、そこで100万入ったということは、延滞利息等は年14.6%でありますから、ここではその滞納を繰り越した分が入っているということであれば29ページの諸収入の中に、延滞金加算金及び過料の中に収入済額がなければならない。ここでいった延滞金はどこへいったのでしょうか。小野上は、延滞金、加算金は取らないシステムになっているんでしょうか。当然なきゃおかしいんですけれども、ここがないんですけれども、これはどうなっているか、ここについてまずはお尋ねをいたします。  それから、もう一点、先ほどの質問でありますけれども、学校の給食費が条例の場合は徴収されたと。そして、またそちらの回答の中では給食費は金を取るんだということになっていますけれども、それは取っていいんですけども、当然取るには学校給食の徴収条例があって初めてお金が取れるのでありまして、徴収条例を定めない、これは各種渋川市にもいろんな条例がありますけれども、条例を定めないで何かお金を取れるものが本当にあるんでしょうか。自治法ではそうなっていないですよね。条例に定めるところにより料金を徴収することができるというふうになっておりますから、それは当然違法でありますから、その違法のことをどうするんかというふうに問うているわけでありますから、ご了承願いたいとか、そういうもんじゃないですよね。そんなことになりますと、ほかの税でもすべてがそういうことになりますから、決してこれだけが特例ではありませんから、そういうことを考えると到底受け入れられる答弁ではありませんので、十分納得できる回答を得たいと思います。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまのご質問でございますけれども、延滞金の部分につきましてはちょっと手元に資料がございませんので、至急調べてお答えを申し上げます。  それから、給食費の条例の定めのないことについてでございますけれども、先ほどから申し上げますように条例がなかったことについては事実でございます。今後そのようなことのないように条例についての認識を新たにするものでございます。先ほどその給食費につきましては原材料費ということでございまして、その費用負担をしていただいたということで、答弁になるかどうかわかりませんけれども、ご理解いただきたいということでございます。  それから、延滞金でございますけれども、延滞金につきましては未納になっております。本税を優先で徴収したということでございます。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) 延滞金は取らないシステムになっているんですか、取るシステムになっているんですか。これは、本税を優先、本税を優先ということになりますと延滞金を払わなくてもいいようになっちゃいますからね。じゃ、実際にはこれはここまでの数字にいくのには、ここに現在ありますこの延滞金というのはそれぞれ何件あったんですか。全部がだって一個もないんですよ。そんなことあり得ないですよ。100万からあって、件数にして何件ありますか。それで、本来取るべきものは幾らだったんですか。取るべき延滞金は幾らあったんですか。  それとね、先ほどからね、同じ質問繰り返してもしようがないですけども、全然回答になっていないんですよ。回答になっていないんです。何回か言い逃れをすればもうそれで済むというような考えはぜひやめてほしい。条例の定めがないで徴収することはできないんですよ。だから、できないことをしたんですよ。そうしたら、その措置はどういうふうにするんだと。この件につきましては、決算とはいえ新しい今度は収入役、助役さんが収入役代理もやっているようでありますけども、まずはじゃそちらからのね、県から来た職員、県の職員さんだったらしいですから、その範囲は県ではそういうことは許されないと思いますので、確固とした回答を得たいというふうに思います。 ○副議長(角田一民君) 助役、荒井道明君。  (助役荒井道明君登壇) ◎助役(荒井道明君) 先ほどのですね、給食費の負担金についてでございますが、自治法上では負担金、分担金等は条例に基づかないと徴収できないということでございますが、学校給食法の、つまり自治法ではない特例法の形でですね、これについては規則でもって徴収できるということでございますんで、これをあくまでも一般法だけというふうな原則論を持ってですね、論ずるだけではできないと。特例法の方が優先するんではないかと。特例法では規則でですね、定めるということになっています。  それから、もう一点はですね、やはり実費でございますから、児童というのはですね、それについて実費について当然食事をとったということでございます。  以上でございます。 △会議時間の延長                                          午後4時44分 ○副議長(角田一民君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) 先ほどお尋ねの延滞金の関係でございますけれども、調べて後刻答弁したいと思います。ただいま調査中でございます。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) 今のやっぱり助役の回答もなっていないですよね。確かにそれは、そちらの学校給食の方ではそれは決めがあるでしょう。取れますよね。でも、条例の定めるところにより取れるわけでしょう。条例で定めない金というのは取れるんですか。もしもそういう条例でも定めないで取れるという解釈のようですから、じゃその部分については条例を定めなくても取れるということをぜひ示していただきたいということをお願いします。  それから、今調べているということなんですけども、これは基本的スタンスの問題でありますけれども、100万円を超えるという多額な延滞、滞納繰り越し分ですね。これゼロなんですよ。ゼロなんです。それでは、じゃこれはこれまでも滞納あったかと思いますけども、記憶の中ではどうなんでしょうか。本当にこれまで取っていたんでしょうか。調べていることですけども、本来現在ね、じゃ小野上がこの決算時でこれだけの滞納がありますけれどもね、これをその延滞利息を計算すると、積み上げるとこの滞納総額の中でその決算時点で幾らの延滞額になるかをあわせて示していただきたい。恐らくここにあるのは何千万という額ですから、相当な額になるわけですよ。それがこれは年度ですから、またほかに年度をまたいでいるものもありますから、これまでにたまった部分ですね、それが幾らあるかもあわせてお示しを願いたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 助役、荒井道明君。 ◎助役(荒井道明君) 小野上村のですね、学校給食費の徴収条例というのがございまして、これでこの第2条において小学校児童に準じてですね、この幼稚園の給食費を徴収していたということでございます。この話によればですね、小学校の児童については規定があったけれども、幼稚園の児童については規定がないということをですね、準じるという意味で拡大解釈なり、あるいは不備なりがですね、あったんではないかというふうに推測しておりまして、それ以上ですね、のものでもないということでございます。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) お答えいたしますが、延滞金の関係につきましてはそれも含めて調査いたします。  (何事か呼ぶ者あり)  今やっておりますので。 ○副議長(角田一民君) 29番、猪俣友子君。  (29番猪俣友子君登壇) ◆29番(猪俣友子君) 1点だけ質問いたします。  決算意見書の小野上の7ページですけれども、村税の不納欠損が前年度に比べて金額が、額が相当違うというふうなところで出ております。固定資産税についても村民税についても同じですけれども、この要因となるものが何なのかお示しをいただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまの当該年度の不納欠損が前年に比べて多いというようなことでございますけれども、17年度の分につきましては時効の到来により処理したものと聞いております。前年の理由については、ただいま調査をいたします。 ○副議長(角田一民君) 29番、猪俣友子君。 ◆29番(猪俣友子君) 前年については調査をするというふうな答弁ですので、ちょっと質問がなかなか続けられないので、委員会のところでまた質疑をしていただきます。  終わります。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第141号は、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第142号 平成17年度小野上村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第11、議案第142号 平成17年度小野上村国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第142号 平成17年度小野上村国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。  小野上の決算書93ページ、94ページをお願いいたします。まず、歳入の合計ですけれども、合計欄中、中ほどの収入済額欄でございますが、1億6,430万407円であります。  次に、95ページ、96ページの歳出合計でございますが、合計欄中ほどの支出済欄額でございます。1億3,749万8,457円であります。  歳入歳出差し引き残額は2,680万1,950円でございます。  97ページ、98ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入について申し上げます。1款の国民健康保険税ですが、国民健康保険税全体の調定額では5,644万9,000円で、収入済額は4,493万9,800円で、収納率は79.61%でございます。次に、不納欠損でございますけれども、18万3,800円、17件分でございます。  (37番大島勝昭君午後4時52分退席)  次に、2款の分担金及び負担金でございますが、調定額、収入済額とも19万円でございます。これは、被保険者を対象とした人間ドックの実施に伴う受診者負担金であります。  99ページ、100ページをお願いいたします。3款の国庫支出金でありますが、2目の療養給付費等負担金は3,242万7,000円で、一般被保険者に係る療養給付費、老人保健医療費拠出金及び介護納付金に対する定率の国庫負担金であります。  3目の高額医療費共同事業負担金は58万5,000円でございます。これは、市町村国保の財政基盤強化の一環としての高額療養費共同事業に係る市町村拠出金の4分の1を国が負担するものでございます。  2項1目1節の普通調整交付金は、市町村間における財政力の不均衡を調整するために交付されるものでございます。  4款の療養給付費交付金につきましては1,911万1,000円であります。これは、退職被保険者等の保険給付費に係る社会保険診療報酬基金からの交付金でございます。  5款の県支出金であります。1項1目の高額医療費共同事業負担金でありますが、国庫負担金のところで申し上げましたのと同額の58万5,000円でございます。  101ページ、102ページをお願いいたします。2項2目でございますが、これは財政調整交付金で265万7,000円でございます。これは、市町村間における財政力の不均衡を調整するために県から交付されるものでございます。  6款の共同事業交付金でございます。1項の高額医療費共同事業交付金は292万9,695円であります。これは、高額療養費共同事業に係るもので、レセプト1件当たりの医療費が70万円を超える場合、その超えた部分の一定割合、60%が国保連合会から交付されるものであります。  次に、8款の繰入金でございますが、1項1目の国保基金繰入金が3,669万1,000円、2項1目の一般会計繰入金が899万2,808円、合わせて4,568万3,808円でございます。  103ページ、104ページでございますが、9款の繰越金につきましては1目の一般被保険者繰越金が963万9,673円、2目の退職被保険者等繰越金が26万8,305円で、繰越金の合計が99万7,978円でございます。  10款の諸収入でございます。103、104ページでございます。3項1目の一般被保険者第三者納付金32万3,114円でございますけれども、これにつきましては交通事故に係る第三者納付金でございます。  続きまして、107ページ、108ページの歳出について申し上げます。1項総務管理費でございますが、これにつきましては被保険者証の交付、レセプト処理等の電算委託、国保税の賦課徴収業務及び国保運営協議会等に係るものでございます。  109ページ、110ページをお願いいたします。2款保険給付費でございます。総額で7,628万1,907円でございます。  1項1目一般被保険者療養給付費は4,719万6,977円、2目の退職被保険者等療養給付費は2,049万7,791円となっております。  5目審査支払手数料につきましては、国保連合会に対するレセプトの審査手数料でございまして、2項高額療養費につきましては一般被保険者、退職被保険者分合わせて651万7,337円で、該当件数は106件に係るものでございます。  4項1目の出産育児一時金は、該当件数は2件でございます。  5項1目の葬祭費は、該当件数が18件でございまして、これについての支出でございます。  続きまして、3款老人保健拠出金、111ページ、112ページでございます。1項1目の老人保健医療費拠出金は3,715万241円であります。  113ページ、114ページをお願いいたします。4款介護納付金であります。介護保険事業の第2号被保険者見込み数285人分に係る納付金でございます。  5款共同事業拠出金でありますが、1項1目高額医療費拠出金234万円は高額療養費共同事業に係る市町村の拠出金であります。  6款1項の保健事業費でありますけれども、人間ドック健診の委託、それから健康家庭の表彰、医療費通知等にかかったものでございます。  115ページ、116ページにつきましては、諸支出金でありますけれども、1項4目の退職被保険者等償還金につきましては支払基金に対する療養給付費交付金の16年度分の精算返還金であります。  以上で概要の説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第142号は、市民経済常任委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                          午後5時2分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。  (13番入内島英明君、14番林 忠男君休憩中それぞれ退席)                                                                 再       開                                         午後5時15分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第12 議案第143号 平成17年度小野上村老人保健事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第12、議案第143号 平成17年度小野上村老人保健事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第143号 平成17年度小野上村老人保健事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてご説明を申し上げます。  決算書の119ページ、120ページをごらんください。本会計の決算額、収入済額合計でございますが、2億6,413万5,038円でございます。  121ページ、122ページが歳出でございますが、支出済額が2億5,382万4,700円でございました。  歳入歳出差引額は1,031万338円でございます。  次に、事項別明細書により概略をご説明いたします。収入について123ページ、124ページをごらんいただきたいと思います。款の金額だけ申し上げます。支払基金交付金につきましては1億5,433万8,000円でございます。  次に、2款の国庫支出金でございますが、6,623万9,443円でございます。  次に、県の支出金につきましては、3款でございますが、1,629万9,110円でございました。  4款繰入金につきましては2,422万5,000円でございます。  5款の繰越金につきましては273万485円でございます。  (何事か呼ぶ者あり)  270万3,485円でございます。  次に、諸収入につきましては33万円でございます。  次のページ、125ページ、126ページでございます。歳入合計でございますけれども、2億6,413万5,038円でございます。  次に、歳出でございます。歳出につきましては、127ページからでございます。127、128ページでございますけれども、総務費につきましては44万6,852円、これは義務的経費でございます。  医療諸費につきましては2億5,228万124円でございました。診療報酬支払基金等の負担金でございます。  諸支出金につきましては109万7,724円でございまして、前年度の精算金等でございます。  予備費については、支出はございません。  支出済額については、冒頭申し上げました2億5,382万4,700円でございました。  以上で議案第143号 平成17年度小野上村老人保健事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第143号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第13 議案第144号 平成17年度小野上村介護保険事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第13、議案第144号 平成17年度小野上村介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第144号 平成17年度小野上村介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  131ページ、132ページをお願いします。歳入の収入済額は1億2,130万4,657円でありました。  133ページ、134ページをごらんいただきたいと思います。歳出でございますが、歳出の合計額1億2,159万5,208円であります。  歳入歳出差し引き不足額29万551円でありますが、これについては合併の事由により生じたものでございます。  次に、135ページ、136ページをお願いいたします。事項別明細書で歳入についてご説明いたします。1款の保険料につきましては1,527万7,500円であります。  2款の国庫支出金につきましては2,687万6,000円であります。これは、国庫の負担金、国庫の補助金を合わせてでございます。  次に、支払基金からの交付金でございますが、3,361万円であります。  次に、137ページ、138ページの県の支出金でございますが、県の支出金が1,288万円でございます。  繰入金につきましては、一般会計、それから基金からの繰入金合わせまして2,338万5,133円でございます。  6款諸収入、それから繰越金は、ごらんいただきたいと思います。  歳入総額が1億2,130万4,657円でございます。  次に、歳出の事項別明細書でございます。141ページ、142ページをお願いいたします。1款1項1目の一般管理費については、事務的経費でございます。  2項の賦課徴収費については、賦課徴収の費用、口座電算委託にかかわるもの等でございます。  3項1目の認定調査費は、要介護認定のための認定調査及び主治医の意見書の入手等に係るものであります。  2目の認定審査会共同設置費負担金は、広域圏で設置されております認定審査会の運営に関する負担金であります。  143ページ、144ページをお願いいたします。2款1項1目の介護サービス等諸費の支出済額は1億1,051万5,734円で、内訳につきましてはデイサービス等の居宅サービスにかかわるものが4,289万329円、介護保険施設の入所等の施設サービスにかかわるものが6,670万1,655円であります。  2項1目の支援サービス等諸費は117万3,550円であり、介護認定により要支援となった人にかかわる経費であります。  次に、145ページ、146ページ中ほどお願いいたします。5款1項1目の23節の償還金利子及び割引料の支出済額221万9,408円は、社会保険診療報酬支払基金への返還金であります。  以上で議案第144号 平成17年度小野上村介護保険事業特別会計歳入歳出決算のご説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第144号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第14 議案第145号 平成17年度小野上村下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第14、議案第145号 平成17年度小野上村下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第145号 平成17年度小野上村下水道事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてのご説明を申し上げます。  決算書の147ページ、148ページをお願いいたします。収入済額につきましては1億1,380万7,948円であります。  次に、次ページの支出済額の合計でございますが、1億5,465万411円であり、歳入歳出差引額は4,084万2,463円の不足額でありまして、これは合併により生じたものでございます。  次に、151ページ、152ページをお願いいたします。事項別明細書でございますが、歳入から申し上げます。1款の分担金及び負担金の1項1目につきましては、収入済額が15万円であります。  2款の使用料及び手数料につきましては1,281万1,500円であります。  3款の繰入金でございますが、収入済額7,013万4,000円でございます。  次のページ、153ページ、154ページでございますけれども、4款の国庫支出金につきましては収入済額が967万6,500円であります。  次に、村債につきましては990万5,850円でございます。  繰越金につきましては、前年度からの繰越明許費等ございまして、562万462円でございます。  合わせて収入済額が1億1,380万7,948円でございました。  次に、歳出でございます。歳出につきましては、155ページ、156ページをごらんいただきたいと思います。1款の下水道事業費の1項管理運営費の支出済額1,360万2,241円でありますが、2目の処理場管理費では下水道処理場の維持管理費でございます。当年度の下水処理場の処理量は11万立米でございました。  3目の管渠管理費でございますが、現在区域内12カ所のマンホールポンプを維持管理しておりまして、当該年度は委託費においては管渠図の作成を行っております。  次に、157ページ、158ページでございます。2項の整備費の説明を申し上げます。支出済額は1億1,062万7,115円でありまして、1目の特定環境保全公共下水道整備事業費でございますが、13節の委託料では昭和地区、中部地区及び末端管渠の一部の設計業務を委託しております。15節では、管渠築造工事9件を行いました。そのほか3件の舗装復旧工事等を行っております。繰越明許費につきましては、16年度からの繰り越し分で、管渠工事3件でございます。  159ページをお願いいたします。2目の個別合併処理施設費でございますけれども、浄化槽管理業者への管理委託費及び清掃費用等であります。工事請負費につきましては、17年度6期分の工事を行いました。  公債費につきましては、ごらんのとおりでございます。  以上で議案第145号、小野上村下水道事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてのご説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第145号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第15 議案第146号 平成17年度小野上村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第15、議案第146号 平成17年度小野上村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第146号 平成17年度小野上村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてのご説明を申し上げます。  165ページ、166ページお願いいたします。事項別明細書によりご説明を申し上げます。歳入については、款の金額だけ申し上げます……失礼しました。款が1款でございますので、項まで申し上げます。1款1項の負担金及び分担金でございますが、74万円でございます。  2項の使用料及び手数料、水道料金等でございますが、2,170万3,630円でございます。  3項の繰入金につきましては、小野上村飲料水水源施設管理基金等から及び一般会計等からの繰入金2,714万6,000円でございます。  繰越金につきましては249万6,040円でございます。  諸収入以下につきましては、ごらんをいただきたいと思います。  収入合計が5,419万2,995円でありました。  次に、歳出でございます。169ページ、170ページをごらんいただきたいと思います。1款の簡易水道事業費、1項管理運営費、1目小野子浄水場管理費でございますが、支出済額が447万8,356円であります。これにつきましては、小野子水源の管理に要する費用でございまして、この水源は深井戸を使用しておりますので、管理費の大半が電気料でございます。  それから次に、2目の村上浄水場管理費ですが、支出済額483万1,467円でございます。これにつきましては、冒頭でも触れました残留塩素計等の設置を行いました。この水源については、表流水を水源としておりますので、薬品等の金額がほかの水源に比べて割高になっております。  次に、3目の配水及び給水費の支出済額1,259万5,312円でございますが、計量法に基づく水道メーターの検定が満了いたしましたので、水道メーターの交換を行いました。それと、村内に布設されております給配水管の布設管理、漏水修理等を行った費用であります。それから、原材料費では配水池ぶた、それからフロートバルブ等の交換を行いました。  5目の業務費につきましては、検針業務、料金調定の業務費用でございます。  6目の総務費については、一般経費でございます。  173ページ、174ページの公債費につきましては、起債償還の元金利子でございます。  支出済額が4,411万4,600円でございました。  以上で議案第146号 平成17年度小野上村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  49番、都丸均君。  (49番都丸 均君登壇) ◆49番(都丸均君) 済みません。簡易水道というのが私初めてなんで、よくわからないんで、ちょっと教えていただきたいんですけど、166ページの繰入金の備考欄にメーター購入積み立て繰り入れというのがあるんですが、そうするとメーターを買ったのかなと思ってぱらぱらっと見ていたんですけど、先ほど説明でメーターを交換したですとか説明がありましたけど、その辺だと金額的にどうも余り一致しないような感じなんで、これがどういう性質なものなのかちょっと参考までに教えていただければありがたいんですけど、よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまのご質問でございますけれども、メーターの交換の件でございます。  水道メーターについては村の持ち物で、メーターを貸与しているというような形をとっておりまして、メーターの使用料をいただいております。それを検定が8年ですかね、満了前に、計量法に基づく検定が満了しますので、それを交換するということでございます。メーターの使用料を積み立てをしておりまして、そこからその費用で交換を行うということでございます。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) そうすると、このメーター購入積み立てというのは、これはどこかに資産としてあるわけですかね。この簡易水道会計の方にそういったものが、今私も突然気がついたんで、ちょっとぱらぱら見てもよくわからないんですけど、この積み立てというのがどういうふうに管理されてというのが全然わからないんで、ちょっとその辺もう一度改めて教えていただければ。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) 積立金の方法ですけれども、これは基金になっておりまして、毎月いわゆる利用者からメーターの使用料を料金とあわせていただいておりまして、それを基金に積み立てておいて検定満了時の費用に充てるという方法でございます。  (何事か呼ぶ者あり)  ちょっと調べますんで、ちょっとお待ちいただきたいと思います。                                                                 休       憩                                         午後5時48分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。  (37番大島勝昭君休憩中出席)  (5番髙栁政行君休憩中退席)                                                                 再       開                                         午後5時59分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  49番議員の質問に対する答弁を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) メーター交換の費用としましては、財産として積立金として持っておりまして、それから取り崩してその費用に充てたということで積立金処理をしておりました。  (何事か呼ぶ者あり)  決算書上ここには出ておりませんけど、別の財産として持っておりました。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) 財産として別に持っているということなんですけど、そうなると当然財産にかかわる調書でも何でもやっぱりこれ載ってこないとまずいですよね、公の会計なんですから。ましてあれでしょう、会計水道は新市でも残っているもんですよね、簡易水道の会計というものが。そういう中で、隠れ財産じゃないですけど、財産として表に出ないものがあるということ自体ちょっとまずいと思うし、その辺は今言ってもしようがないんでしょうから、これから先しっかりとその辺も明確にしていただきたいというふうに思いますし、それとあれですか、この650万繰り入れていますよね。それで、このメーターの購入ということ自体の650万という数字が私にはわからないんですけど、どこで使っているのか。ほかにもこれはこのメーター購入積み立ての繰り入れとなっていますけど、ほかのことにも流用できるという性質のこれものなのですか。また、ずっと条例だの、規則だのという話が出ていますけど、この財産についてそういった使い方についての規則なりなんなり決まり事がしっかりとできているのかどうか、その辺の確認だけさせていただきたいと思います。これでもう質問ができないので、しっかりとしたお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) メーター交換の経費につきましては、169ページの配水及び給水費の11節でメーターの修繕を行います。  それから、交換の作業については13節で業者に委託するというようなことでございます。  それから、先ほどご指摘の明確にということについては、そのように努めたいと思います。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第146号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第16 議案第147号 平成17年度小野上村温泉事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第16、議案第147号 平成17年度小野上村温泉事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第147号 平成17年度小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてご説明申し上げます。  事項別明細書によってご説明申し上げますので、179ページ、180ページをごらんいただきたいと思います。歳入から申し上げます。1款の使用料及び手数料でありますが、収入済額は6,935万5,446円であります。主なものは、温泉センターの使用料等であります。  2款の繰越金でありますが、240万4,633円であります。  3款の諸収入でありますが、収入済額は1,383万7,675円で、ロッカー、カラオケ、ローション等の売り上げ収入であります。  以上を歳入合計いたしますと8,559万7,754円であります。  次に、支出でございますが、183ページ、184ページをごらんいただきたいと思います。1款温泉センター管理費につきましては6,389万4,740円で、温泉センター運営のための経費としての職員の人件費、施設管理委託費、それから新温泉センター建設のポンプ経費でございます。  185ページ、186ページの2款の地域活性化センター管理費95万2,409円は、いわゆる小野上温泉駅の管理運営費であります。  187ページ、188ページ、3款温泉周辺開発費でございますが、123万3,347円は温泉公園、温泉の源泉、それから屋外看板等の関連費用であります。  それから、4款の繰出金1,300万円でございますが、これについては一般会計への繰出金であります。  支出済み合計でありますが、7,908万496円であり、歳入歳出差し引き残高は651万7,258円であります。  以上で議案第147号 平成17年度小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第147号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第17 議案第148号 平成17年度小野上村農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第17、議案第148号 平成17年度小野上村農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第148号 平成17年度小野上村農産物直売事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてご説明申し上げます。  決算書の189ページからでございますが、事項別明細書によってご説明申し上げますので、204ページからごらんいただきたいと思います。歳入でございます。  (何事か呼ぶ者あり)  失礼いたしました。193ページの歳入でございます。1款の使用料及び手数料でございますが、収入済額が838万749円でございます。これは、農産物販売の手数料でございます。  次の2款の収益事業収入、これにつきましては1,895万800円でございます。これは、食堂の売上金でございます。  次の3款の繰入金につきましては3,562万7,000円、一般会計からの繰入金であります。  4款の繰越金につきましては、前年度からの繰越金でございます。  諸収入の雑入でございますけれども、2,907万6,953円。  収入済額合わせますと9,666万7,725円でございます。  次に、195ページの歳出についてご説明申し上げます。1款の直売所管理費でございます。1目の一般管理費の1,995万8,113円は、臨時職員の人件費及び食堂、直売所の経費でございます。  1項2目の事業管理費は、食堂の原材料費や物産仕入れ費及び光熱水費などでございます。  次に、2款1項1目の道の駅管理費の4,277万8,959円は公衆トイレや駐車場に係る経費でありまして、17年度は公衆トイレの改築を行いました。  公債費につきましては、次のページの197ページ、198ページでございますが、建設当時の起債の償還費であります。  以上で議案第148号 平成17年度小野上村農産物直売事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第148号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第18 議案第149号 平成17年度小野上村交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第18、議案第149号 平成17年度小野上村交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第149号 平成17年度小野上村交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてのご説明を申し上げます。  203ページをごらんいただきたいと思います。203、204ページでございます。歳入の事項別明細書からご説明いたします。1款事業収入でありますが、収入済額1億8,513万8,810円で、主なものは宿泊料、宴会費等でございます。  次に、3款の繰入金の収入済額は3,908万3,000円でございまして、これは施設建設当時の起債の借入金の償還費を交付税措置されております。これを一般会計から当会計に繰り入れるものでございます。  4款の繰越金でありますが、前年度からの繰越金でございまして、629万7,693円であります。  5款の諸収入の収入済額は147万221円でありまして、これは写真とかゲーム機等の売り上げ収入でございます。  収入を合わせますと2億3,198万9,724円であります。  続きまして、歳出でありますが、207ページ、208ページをごらんいただきたいと思います。1款の事業支出の支出済額1億6,380万787円は、交流促進センター運営のための経費としての職員の人件費、臨時職員の経費、厨房、客室等の消耗品、施設の光熱水費、保守点検委託料等でございます。  209ページ、2款の事業外支出につきましては346万3,054円でありまして、施設の敷地の土地の借上料であります。  3款の公債費につきましては、建設当時の起債の元金償還及び利子でございまして、2,177万3,370円でございます。  以上、歳出の支出済額を合わせますと1億8,903万7,211円でありまして、歳入歳出差し引き残高は4,295万2,513円であります。  以上で議案第149号 平成17年度小野上村交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第149号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第19 議案第150号 平成17年度小野上村土地開発事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第19、議案第150号 平成17年度小野上村土地開発事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまご上程いただきました議案第150号 平成17年度小野上村土地開発事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についてご説明申し上げます。  決算書の215ページ、216ページの事項別明細書によってご説明申し上げます。2款繰入金、1項1目は、一般会計からの繰入金4,599万1,000円であります。  3款の繰越金につきましては、前年度からの繰越金1万2,567円であります。  歳入総額4,600万3,567円であります。  続きまして、歳出でございます。217ページ、218ページをお願いいたします。歳出について申し上げます。1款土地開発事業費、1項宅地造成事業費、1目の宅地造成事業費の支出額は2,625万335円であります。これは、宅地造成費の前払い金であります。17節の公有財産購入費は、造成用地の購入費であります。  以上、歳出の支出済み合計額2,625万335円でございまして、歳入歳出差し引き残高1,975万3,232円でございます。  以上で議案第150号 平成17年度小野上村土地開発事業特別会計歳入歳出決算打ち切り分についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) 審議なので、いきなり繰入金に入っちゃったもんですから、わかんなかったんですけども、土地開発事業収入ということで、ここで当初予算では1,000万組みまして、土地ではその補正を1,000万減額したということになりますと事業が何にもなくなっちゃって繰入金だけになっちゃうんですけども、この事業そのものが1,000万の造成事業、そしてその完成宅地売却収入ということで1,000万見込んだんだけども、それが何区画あるか知りませんけども、それが補正で減額しちゃって、そもそもこれがなくなっちゃったという話なんですけども、ここの説明が全くなかったもんですから、どういうことだかちょっと理解しにくいんで、この説明お願いします。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。  (小野上総合支所長小野彰一君登壇) ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまの歳入の宅地売却収入が1,000万減額になっておるということでございますけれども、これについては当初予算では販売実績が当該年度に見込んでの予算を立ったわけですけれども、進捗状況等からその当該年度に販売が見込めなくなったということで販売収入については減額をしたものであります。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) わかりにくいんですけども、1,000万円を見込みましたよね。何区画だか知りませんけども、区画数があったわけですよね。その年度に見込んだけれども、それができなかったんですか。それは、その請負契約の中ではできなかったんですか。なぜできなかったんですか。そこを聞きたいんですよ。そうすると、ここの事業そのものがなくなっちゃうわけですから、繰り入れるという話も変な話になっちゃって、そのけつも全然見えてこないんですよね。そこの説明してください。 ○副議長(角田一民君) 小野上総合支所長、小野彰一君。 ◎小野上総合支所長(小野彰一君) ただいまの件についてお答えします。  予定した用地の交渉等が時間、手間取りまして、17年度に販売の収入を見込めなくなったということでございまして、それについても事業については進めるということでございますんで、販売収入について減額したということでございます。  (何事か呼ぶ者あり)  区画については、現在は造成完了しておりまして、5区画が完了しております。申し込みのとれる段階に至っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第150号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第20 子持村の主要な施策の成果について ○副議長(角田一民君) 日程第20、子持村の主要な施策の成果について説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 子持村の主要な施策の成果についてご説明申し上げます。  平成17年度主要な施策の成果を説明する書類の57ページをお願いいたします。(4)、子持村。子持村における一般会計決算規模は、歳入で39億6,957万6,629円、歳出で36億6,609万109円であり、歳入歳出の差し引きは3億348万6,520円となりました。  主な施策の概要について申し上げます。美しく住みよい地域づくりであります。自然環境の保護と土地利用を推進するため住みたくなる村づくりを展開し、白井城址の整備に努めました。また、花と食のむらづくり事業としてタマギクの1人1鉢運動の推進、ロウバイの郷整備、オープンガーデン先進地視察、作物転換導入補助を実施いたしました。子持山若人のみち駐車場整備に着手し、子持山登山など自然と触れ合う機会の促進に努めました。安全で快適な生活環境整備では、一般廃棄物ごみ収集事業に合わせて、家庭の資源ごみ回収に対して報奨金を出し、住民にごみの資源化、減量化への認識を図りました。また、道路等の適正な維持管理や安全対策の推進など生活関連道路網の整備に努め、国道353号鯉沢バイパスの開通により一層の利便に期することができました。また、市町村乗り合いバス運行費の助成、巡回バス運行を実施し、公共交通機関の確保に努めました。  (59番三田 正君、82番松井常見君午後6時28分それぞれ退席)  健康で生きがいのある地域づくりであります。児童福祉では、放課後児童健全育成事業により児童の安全確保と働く親などの支援を実施しました。認可外保育施設支援、乳児保育促進事業、次世代育成計画により延長保育を実践し、児童福祉の充実に努めました。障害福祉では、障害者の施設入所、在宅福祉サービスの充実はもとより、手話通訳設置を継続し、障害者へのサービスに努めました。高齢者福祉では、在宅介護の手助けとなる各種サービスの充実に努めました。介護予防の観点から老人クラブの触れ合い活動を通じて高齢者が元気で生きがいを持って生活できるよう支援しました。保健事業では、各種検診事業の実施による疾病の早期発見に努め、またふれあい公園ジョギング走路整備、ゲートボール場整備など健康づくり施設の充実を図り、健康の維持増進に努めました。  文化と教養を高め合う地域づくりであります。上白井小学校・長尾小学校の校舎耐震診断、便所増改築など教育施設の環境整備に努めました。また、きめ細やかな教育体制の確保を図るため生活アドバイザーを配置しました。幼児教育では、幼稚園統合に向けた新設用地の確保を実施しました。生涯学習では、各種教室・講座を開催し、住民に広く参加を呼びかけました。姉妹都市である千葉県白浜町交流や彌酔の句会など他市町村との交流を実施しました。また、生涯学習の拠点である公民館にエレベーターを設置し、高齢者、障害者等に配慮した公民館活動の充実に努めました。社会体育では、利便性を考慮した各施設の整備を実施し、全国スポレク祭記念インディアカ交流大会、村民体育祭、黒井峯遺跡マラソン、なお黒井峯遺跡マラソンにつきましては当日大雪のため中止となりました。を実施し、住民の相互交流と健康づくりに努めました。  地域資源を生かした地域づくりであります。第三セクターである子持村産業振興株式会社との連携により農産物の販売促進に努めました。特産物であるコンニャクの振興、新規作物導入補助など将来に向けた農業の発展に努めました。また、ふるさと物産館の増築を行い、さらなる農産物の販売促進を図りました。かえで祭りや白浜町産業まつりにおいても農産物のPRに努めました。吾妻川を利用した冬期釣り場事業の補助、子持村商工会の支援など集客による商工振興に努めました。  語り合い助け合う地域づくりであります。自治会組織を中心とした地域のコミュニティ活動の支援を実施しました。特色ある地域づくりに対してはふるさとづくり基金からの支援を行い、地域の活性化に努めました。また、渋川地区6市町村での市町村合併ではさまざまな団体との話し合いや協議を実施し、相互理解を深め、信頼を持って合併へ進むことができました。  次に、特別会計について申し上げます。国民健康保険特別会計は、歳入で9億1,248万3,640円、歳出で8億8,759万4,209円、歳入歳出の差し引きは2,488万9,431円であります。国民健康保険税の収入の確保及び保健事業の充実等により医療費の適正化に努めました。  老人保健特別会計は、歳入で9億5,495万500円、歳出で8億6,398万7,848円、歳入歳出の差し引きは9,096万2,652円であります。  介護保険特別会計では、要介護認定者は増加傾向にあり、サービスの適正給付に努め、サービスの質の向上、提供の円滑化を図りました。介護保険特別会計の決算規模は、歳入で5億2,305万3,360円、歳出で5億6,200万8,129円、歳入歳出の差し引きは3,895万4,769円の不足であります。これは、合併の事由により生じた債務であり、歳計現金繰りかえ流用により補てんをいたしました。  農業集落排水事業特別会計は、歳入で3億307万3,621円、歳出で1億8,882万6,096円、歳入歳出の差し引きは1億1,424万7,525円であります。平成4年10月に供用開始を行った白井、吹屋地区を初め上中郷地区、下中郷地区、北牧地区、浅田地区の良好な生活環境を確保するため処理施設の適正な維持管理に努めました。  特定環境保全公共下水道事業特別会計は、歳入で2億4,401万8,598円、歳出で4億4,202万2,391円、歳入歳出の差し引きは1億9,800万3,793円の不足であります。これは、合併の事由により生じた債務であり、歳計現金繰りかえ流用により補てんをいたしました。平成17年度末の整備済み面積は35ヘクタールで、認可区域面積に対する進捗率は74%となりました。  水道事業会計の決算規模は、収益的収支の状況として収入が2億641万3,835円、支出が2億7,689万9,369円で、資本的収支の状況としては収入が3,368万1,700円、支出が4億2,031万6,008円となりました。  続いて、実質収支に関する調書についてご説明いたします。実質収支に関する調書をご用意お願いいたします。資料の32ページをお願いします。子持村の打ち切り決算の実質収支でございますが、一般会計でございますが、1、歳入総額39億6,957万6,629円、2、歳出総額36億6,609万109円、3、歳入歳出差引額……  (何事か呼ぶ者あり)  失礼しました。円単位で申し上げてしまいまして、失礼いたしました。改めて一般会計のところを申し上げます。歳入総額39億6,957万7,000円、歳出総額36億6,609万円、3、歳入歳出差引額3億348万7,000円、5、実質収支額3億348万7,000円でございます。以下各会計ごとに記載のとおりでございますが、省略させていただきます。  続いて、35ページをお願いいたします。財産に関する調書についてご説明申し上げます。1の公有財産のうち(1)、土地及び建物について決算年度中の増減高を中心にご説明申し上げます。まず、土地について申し上げます。区分欄の公共用財産のうちその他の施設欄は、統合幼稚園園舎建設用地として7,904平方メートルを取得したものです。次に、建物ですが、同じく公共用財産のうちその他の施設の非木造は子持公民館のエレベーター設置による84.95平方メートル並びに白井宿ふるさと物産館事務室増築による29.87平方メートルを合わせて115平方メートルとなっております。その他の施設欄の非木造は、鯉沢、吹屋原地区クリーンセンター建設による346平方メートルとなっています。  36ページをお願いいたします。(4)、有価証券ですが、子持村産業振興株式会社の株式を非法人である地場産品直売所利用組合から100万円分、子持村観光物産協会から50万円分を購入し、子持村が保有する750万円分のうち150万円分と合わせた300万円分を農事組合法人子持産直組合に売却したことにより相殺した150万円の減額でございます。  次に、3の基金について申し上げます。減債基金は、運用利子分の5万3,000円の積み立てによる増額です。土地開発基金は、基金の金額を条例で1億円と改正したことによる不足分の積み立てによる増額です。保有する土地は移動はなく、面積及び価格において増減はございません。財政調整基金は、平成16年度決算剰余金処分による積み立て額の3,000万円と一般会計へ繰入額1億7,523万5,000円と積み立て額131万1,000円との相殺によるものです。青少年健全育成基金及びふるさとづくり基金は、基金廃止による減額です。地域福祉基金は、繰入額1,935万円による減額です。花と食のむらづくり基金は、繰入額1,097万3,000円と積み立て額7,500万円との相殺による増額です。国民健康保険基金は、繰入額7,057万4,000円による減額です。農業集落排水施設維持管理基金は、平成16年度決算剰余金処分による900万円の積み立てと繰入額4,000万円との相殺による減額です。特定環境保全公共下水道施設建設基金は、繰入額3,139万5,000円による減額です。  以上で財産に関する調書の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) 監査委員の審査意見の報告を求めます。  監査委員、後藤惇君。  (監査委員後藤 惇君登壇) ◎監査委員(後藤惇君) 平成17年度子持村会計決算及び基金運用状況等の審査の結果についてご報告を申し上げます。  子持村1ページをお願い申し上げます。まず、第4の審査の結果からご報告を申し上げます。審査に付された決算書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されておりました。  (1)、決算計数について。審査に付された決算書類の計数に関係証書類と不整合があり、数次にわたり訂正が行われました。  (2)、財務事務処理について。ア、調定行為については地方自治法第231条で定められているところであるが、債権発生時に起票しないなどの事例が多く見受けられました。イ、税外収入の一部債権に不納欠損処分にかかわる処理誤りがありました。ウ、支出負担行為票が債務発生時に起票されていない事例が多く見受けられました。エ、修繕工事において財務規則に基づく契約行為がないまま発注されており、適正な審査ができなかった事例がありました。オ、工事請負に際し予算額を上回る入札額で落札し、契約していたものがあったが、これは地方自治法第232条の3に反する行為であると思われます。カ、国民健康保険特別会計において国民健康保険基金を取り崩し、一般会計へ繰り出していたが、この行為は国民健康保険基金条例に反する行為と思われます。  2番、審査に付された基金運用状況調書の計数は関係帳簿等と照合した結果、正確であると認められ、基金の運用状況は妥当であると認められました。  以上のとおりでありますが、事務執行に当たりましては十分に注意を払い、正確な事務処理をしていただきたいと存じます。  5ページをお願いいたします。審査の内容、2、一般会計の歳入について申し上げます。歳入の収入済額は39億6,957万7,000円で、予算現額に対する収入率は86.7%、合併による打ち切り決算のためでありますが、この中で第1款、7ページ、村税でありますが、及び第12款、10ページ、分担金及び負担金等におきましては収入未済額が多額でありますので、収納率の向上に努めていただきたいと思います。  13ページの(2)、歳出について申し上げます。いずれも計数は正確であります。  17ページをお願いいたします。3、特別会計の歳入について申し上げます。国民健康保険税及び介護保険料は打ち切り決算であること。また、納期到来前ということもあり、収入未済額が多額となっております。一層の収納対策強化に努めていただきたいと思います。  28ページをお願いいたします。4、実質収支に関する調書につきましては、審査の結果、計数は正確でありました。  29ページをお願いいたします。5、財産に関する調書について申し上げます。公有財産の土地及び建物の本年度末現在高は、土地が148万7,351平米、建物が4万4,140平米であります。年度中の増減でありますが、土地7,881平米、建物461平米増加いたしました。  30ページをお願いいたします。(3)、基金について申し上げます。本年度末現在の基金数は8基金で、現金等5億6,321万7,000円、土地5,902平米であります。前年度に比べ現金等が4億3,935万7,000円の減少であります。  31ページをお願いいたします。6、基金の運用状況について申し上げます。子持村土地開発基金でありまして、定額1億円で運用されておりました。本年度末現在高は、土地が5,902平米、年度中に土地の増減はありませんでした。現金は412万3,000円で、40万4,000円の増加でございます。  第6、意見でございますが、渋川市と同様な内容でありますので、説明は省略させていただきます。以上でございます。  引き続きまして、水道事業会計の審査結果をご報告申し上げます。決算審査意見書43ページをお願いいたします。審査の期間等につきましては、先ほどと同様でございます。  審査の結果について申し上げます。審査に付された決算書類及び決算附属書類は、いずれも関係法に準拠して作成されておりました。しかし、その計数に関係証書類との不整合があり、数次にわたり訂正が行われました。また、消費税額及び消費税計算にかかわる経理誤りがあり、修正申告を要するとともに、損益にも影響を及ぼす内容となっていることから、次期における適正な処理を望むものであります。  審査の内容でありますが、1、業務の概要、(2)、配水状況であります。総配水量は149万9,759立方、うち有収水量は109万52立方、有収率は72.7%でありました。  45ページをお願いいたします。3、損益計算書について申し上げます。営業損失は7,871万4,000円、営業外利益が414万8,000円、特別損失が126万9,000円で、これらを加えました当年度純損失は7,583万5,000円の赤字決算となっております。これ中身を若干申し上げますと、配水及び給水費と資産減耗費に約6,000万前期に比べて増加したというのが原因になっておるようでございます。  なお、有収水量1立方当たりの供給単価、給水原価、収益及び費用について申し上げます。表の平成17年度の状況をごらんいただきますと、供給単価から給水原価を差し引いた金額は83円5銭の赤字となっております。次に、収益、費用の関係を見ますと、収益が180円84銭であるのに対し費用が250円41銭でありまして、差し引きで69円57銭の赤字となっております。  47ページをお願いいたします。第6、意見を読み上げさせていただきます。  平成18年2月20日、6市町村が合併し、新「渋川市」となった。  合併に伴い、平成17年度子持村水道事業会計決算は、平成17年4月1日から平成18年2月19日までの期間に係る打切決算で、7,583万5,000円の純損失であった。  今後においては、利用者の節水意識が高まり、企業等の需要増も見込めない厳しい状況の中で、水需要の動向等を把握しつつ、経営体質の健全化、事業運営の効率化による費用圧縮に専念し、その使命である安全で安心できる水道水の供給供給を図るよう努力されたい。  以上でございます。 ○副議長(角田一民君) 主要な施策の成果の説明及び審査意見の報告が終わりました。  なお、質疑は各会計決算の質疑とあわせて行います。                                                                 休       憩                                         午後6時54分 ○副議長(角田一民君) 休憩いたします。  会議は7時30分から再開いたします。  (59番三田 正君、82番松井常見君休憩中それぞれ出席)  (9番金子冨房君休憩中退席)                                                                 再       開                                         午後7時30分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第21 議案第151号 平成17年度子持村一般会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第21、議案第151号 平成17年度子持村一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) ただいまご上程いただきました議案第151号 平成17年度子持村一般会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  子持村の決算書12ページをお願いいたします。歳入につきましてご説明申し上げます。1款村税、収入済額9億1,934万2,774円でございます。なお、不納欠損額につきましては840万8,839円。件数につきまして、村県民税で164件、固定資産税で195件、軽自動車税で34件、法人村民税は特にございませんでした。の合わせて393件でございます。  13ページをお願いいたします。2款地方譲与税であります。収入済額8,510万円。  3款利子割交付金であります。収入済額は489万9,000円でございます。  4款配当割交付金であります。収入済額は169万2,000円でございます。  5款株式等譲渡所得割交付金7,000円でございます。  6款地方消費税交付金6,776万9,000円でございます。  15ページ、16ページをお願いいたします。7款ゴルフ場利用税交付金1,664万400円です。  8款自動車取得税交付金3,150万3,000円でございます。  9款地方特例交付金3,370万8,000円です。  10款地方交付税13億7,469万9,000円です。  11款交通安全対策特別交付金172万4,000円でございます。  17ページ、18ページをお願いいたします。12款分担金及び負担金9,139万8,706円でございます。不納欠損額は295万1,302円で、教育費負担金の学校給食賄い材料費負担金でございます。この学校給食費の徴収債権の時効は、民法上の規定によりまして2年間です。時効延長して過年度分として予算に計上し、滞納徴収をしてまいりましたが、平成6年度から平成15年度の10年間分を不納欠損させていただきました。なお、対象該当者数は23世帯で42人の児童生徒分でございます。不納欠損の理由といたしましては、生活困窮並びに収入不安定11世帯、転出先不明12世帯でございます。  19ページ、20ページをお願いいたします。13款使用料及び手数料であります。収入済額は4,740万848円です。  21ページ、22ページをお願いいたします。14款国庫支出金であります。6,043万8,206円です。  23ページ、24ページをお願いいたします。15款県支出金、収入済額は1億2,152万739円です。  少し飛びまして、29ページと30ページをお願いいたします。16款財産収入2,101万9,601円です。  17款寄附金91万9,097円です。  31ページ、32ページをお願いいたします。18款繰入金4億5,128万8,738円です。  33ページ、34ページをお願いいたします。19款繰越金2億6,656万7,191円です。  20款諸収入1億123万9,329円でございます。  少し飛びまして、39ページをお願いします。21款村債2億7,700万円でございます。  (何事か呼ぶ者あり)  失礼しました。2億7,070万円でございます。以上で歳入についての説明を終わりにさせていただきます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。52ページをお願いいたします。3目地方振興費であります。備考欄上から11行目、行政事務委託料は、13自治会に事務委託をいたしました委託料でございます。備考欄下から6行目、代替バス運行費負担金は、生活路線の確保のため代替バス3路線の運行費用の補助金であります。  58ページをお願いいたします。10目火葬場・斎場地元対策事業費は、地元白井地区に対する対策事業でございます。  60ページをお願いいたします。11目スクールバス運行事業費は、登下校時間はスクールバスとして4路線を運行し、昼間の時間帯は巡回バスとして2路線運行に係る費用でございます。  76ページをお願いいたします。3款民生費、1目社会福祉総務費、備考欄上から5行目につきましては、社会福祉協議会に補助したものでございます。  2目老人福祉費の13節委託料、備考欄上から16行目の介護支援事業委託料は、社会福祉協議会に委託をして在宅高齢者に各種のサービスを提供したものでございます。  78ページをお願いいたします。5目障害者福祉費であります。備考欄下から13行目、福祉作業所管理運営委託料は、身体障害者、知的障害者の社会参加のための作業所の管理運営を社会福祉協議会に委託したものでございます。  86ページをお願いいたします。2項1目ごみ処理費であります。備考欄下から2行目、一般廃棄物ごみ収集委託料は、各種ごみの収集を業者に委託したものでございます。  94ページをお願いいたします。10目土地改良事業費、備考欄上から16行目、小規模土地改良事業資金償還金につきましては、平成3年度から平成8年度まで実施いたしました農道8路線、排水1路線の償還補給金でございます。  96ページをお願いいたします。11目国土調査事業費、備考欄上から5行目、地籍調査測量委託料につきましては、0.95平方キロメートル、1,147筆を実施したもので、その結果、調査の進捗率は計画面積に対しまして42%でございます。  98ページをお願いいたします。16目ふるさと物産館管理費、備考欄下から6行目、道の駅子持ふるさと物産館の事務所を増築したものでございます。  同じページの18目花と食のむらづくり基金事業費であります。この事業は、住みたくなる村づくり事業の一環として花と食のむらづくり事業としてタマギクの1人1鉢運動、ロウバイの郷整備、作物転換導入に伴う補助を実施いたしました。  104ページをお願いいたします。1目林業振興費であります。備考欄上から4行目、5行目につきましては、林道2路線を整備したものでございます。  7款商工費、1目商工振興費、備考欄下から2行目並びに最下段につきましては、商工会の運営及び商工業振興対策の補助金でございます。  112ページをお願いいたします。2目道路橋りょう維持費であります。備考欄下から4行目、村内一円の道路、水路等の補修工事を実施したものでございます。  118ページをお願いいたします。9款消防費、2目消防施設費、備考欄下から10行目、防火水槽4基を新設したものでございます。  128ページをお願いいたします。10款教育費、1目小学校管理費であります。備考欄上から6行目、長尾小学校児童用便所増設工事から10行目、中郷小学校階段塗装工事までにつきましては、文教施設を整備し、教育環境の向上を図りました。  140ページをお願いいたします。1目幼稚園施設管理費であります。備考欄下から2行目、統合幼稚園建設用地を7,904平米公有財産として購入したものでございます。  148ページをお願いいたします。3目公民館管理費であります。備考欄最下段、公民館にエレベーターを設置したものでございます。  154ページをお願いいたします。8目文化財調査費であります。備考欄やや中段、上から15行目から18行目につきましては、群馬県企業局による渋川工業用水改築事業に伴う埋蔵文化財発掘調査委託したものでございます。  164ページをお願いいたします。3目体育施設管理費、15節工事請負費、備考欄下から14行目、総合運動場野球場ネットフェンス設置工事から次のページ、166ページお願いします。の備考欄上から9行目、ふれあい公園駐車場区画線設置工事までにつきましては、体育施設整備工事を実施したものでございます。  恐れ入りますが、監査の審査意見書をご用意していただければありがたいと思います。監査の審査意見書、子持の1ページから2ページをお願いいたします。このたびの監査のご指摘を受けました審査の結果でご指摘を受けましたアから次のページ、カまでございますが、エ、オ、カにつきまして内容を説明させていただきます。エにつきましては、修繕工事において財務規則に基づく契約行為がないままに発注されており、適正な審査ができなかったと。この件につきましては、2件ございました。農集排の特別会計のところでの内容でございます。内容的には、白井、吹屋地区ブロアーオーバーホール修繕工事、さらには下中郷曝気装置オーバーホール修繕工事の2件がこのご指摘に該当いたします。  それから、オにつきましては工事請負に際し予算額を上回る入札額でというご指摘でございますが、これにつきましては先ほどお世話になりました子持村の決算書の62ページ、64ページを恐れ入ります。子持村の決算書の62ページから64ページにかけましては、15節の工事請負費、予算額が1,395万9,000円に対しまして支出済額1,393万1,400円でございます。その備考欄に中郷住民センター駐車場舗装工事から次のページにわたりまして横堀集落センター駐車場整備工事まで事業を実施したわけでございますが、この中で64ページの横堀集落センター駐車場整備工事がこのご指摘に当てはまるものでございます。予算額につきましては、443万6,000円の予算を確保したところでございますが、実際の支払い契約額、支払い済み額はこのページに記載されております509万2,500円ということで予算を上回る契約をしてしまったと。この節の中で予算を確保していたために安易にですね、補正予算等々の処理をせず契約し、工事発注、完成をさせたものでございます。まことに初歩的なミスでおわび申し上げます。  それから、カの国民健康保険特別会計から一般会計に繰り出しをして施設整備をしたということのご指摘でございますが、これ3カ所ございまして、お手数をかけますが、子持村の予算書の62ページ、備考欄下から2行目、石本農村公園整備工事449万1,900円、さらに148ページをお願いいたします。148ページ、備考欄最下段、エレベーター設置工事3,827万2,500円、それから166ページをお願いいたします。備考欄上から2行目、ふれあい公園ゲートボール場整備工事112万3,500円、この3工事を国保会計から3,813万3,000円繰り出し、一般財源では繰り入れをし、この事業の費用の一部に充当させてしまったということでございます。監査意見にありましたように法律を遵守せず対応したことにつきましては改めておわびを申し上げる次第であります。よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようにお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) 何点か質問いたします。  まず、第1に先ほど小野上でも質問させていただきましたけれども、徴税に対する滞納繰り越し分、これが見ますと800万近く滞納繰り越し分が入っております。しかし、34ページには延滞金といたしまして4万3,912円、延滞利息、この部分がそうだと思いますけれども、これもやっぱり考えられないことでありますけれども、本来これだけ800万近い金額がありますと相当な額で延滞利息も入っているかと思います。そして、また実際に滞納処分として繰り越された金額というのはこの決算時点で幾らあるのか。そして、その中に本来支払われるべき、加算されて計算してあると思いますから、延滞金の合計は幾らになるのか、これについてお尋ねをいたします。  それから、監査意見書でありますけれども、やはりどう見ても理解できないのが、言いわけはしておりましたけど、財務規則に基づく契約がないまま発注されたと。財務規則に基づく契約がない、要するに契約がないまま発注をされていると。基づく契約ですね。これは、そもそもこの契約そのものが不当になるわけですから、これまでこのほかにもオのところに予算額を上回る入札で落札をしたということでありますから、これも本来の地方自治法で言われております234条の3の契約に違反をする行為であります。こういう条例あるいは地方自治法等のとおりにすべて違反したものがこれまで執行部の方は何とか見逃してくれとか、拡大解釈してというふうな話もありましたけど、決して拡大解釈をできるものでもありませんし、そもそも先ほども申しましたけど、市のすべてのものは法律、条例に基づいて徴収をされているわけでありますから、そういうことがまかり通りますと徴税であろうが何であろうが自由裁量に取れちゃうということにもなりかねないんですね。そのために自治法の決めがあって、その中で決められているわけでありますから、拡大解釈であるとか、何とかご理解いただきたいということは言わないで、間違った部分というのはやはりもとに戻すということが大原則であると思いますので、これらにつきまして再度お尋ねをするものであります。  きのう、おとといですか、国民健康保険の基金条例に反する行為ということでこれがまた使われました。本来であればここでもう十分論議をすべきところですよね、決算の中でも。違う部分でも、補正予算などもありましたから、同じことを質問するんでありますけども、最初聞いていないときというのはどういう使われ方して、だから違法すれすれなのかなと、拡大解釈すれば何とかなるんかなと思っておりましたら、これが公民館のエレベーターであるとか、ゲートボール場であるとか、これは国保に全く関係ありませんよね。この場合にはやはり想定外という判断しかできませんから、違う改めて適正な処理をなされることを望むものでありますけれども、その点についていかが考えますか。  オのところに工事請負に際して予算額を上回る入札額で落札し、契約したものがあったが、これは地方自治法232条の3に反する行為というふうに言っておりますけれども、これは間違いだと思うんですけども、これは232条の3は支出負担行為ですよね。支出負担行為に問題があったんじゃなくて、これは契約でありますから、地方自治法でいうところの234条の3であると思うんですが、ここのところもぜひ確認をしておきたいと思います。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) まず、1点目の滞納繰越額で収入がありまして、それに伴う延滞金とのかかわり合いでご質問をいただきました。  延滞金につきましては4万3,912円ということで、実質4人の納税義務者からの延滞金でございました。  それから、それぞれの税目ごとの滞納繰越額の数字についてはどうでしょうかというご質問をいただきました。総額はちょっと計算していなかったもんですから、税目ごとになってしまいますけども、申し上げさせていただきます。村民税並びに県民税につきましては一緒になっておりますので、これは不納欠損した後の数字ということでご理解いただければありがたいと思います。市町村民税でございますが、1,807万2,004円でございます。法人村民税につきましては63万8,000円、固定資産税につきましては2,445万1,265円、軽自動車税につきましては107万1,300円でございます。  それで、この滞納繰越額を延滞金の率等々で試算した場合にどのくらいの金額になるのかというお尋ねがございました。先ほどの税目の延べ件数につきましては2,234件でございます。延滞額の試算、試し算でございますが、3,731万6,220円という数字が出ております。  それから、契約がないままに工事をしてしまったと。これにつきましては、見積もり徴収をした後に工事発注したわけでございますけども、実際問題契約はなしで工事発注したことにつきましては事実でございます。本当に言いわけも何も言いようもないんでございますが、そのような事実は2件ございました。  それから、予算額を上回る工事につきましては安易に15節の工事費の中の総額で予算が確保されていたと。補正予算等で本来の工事である正しい金額で予算確保した上で工事発注すべきものと思っております。それについても本当に言いわけでしかないんでございますが、そのことについても1件ございました。今後はということもなかなか言いづらい部分もあるんですけども、その事実につきましては本当に言いようもない立場で改めておわびを申し上げ、本当にこれからは法律等々遵守し、与えられた職務を全うしていきたいというふうに思っております。説明になっていないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 監査委員事務局長、狩野和夫君。  (監査委員事務局長狩野和夫君登壇) ◎監査委員事務局長(狩野和夫君) 子持村の決算審査意見書の第4の審査の結果のところで指摘してありますオのところであります。  地方自治法232条の3が規定しております条文が異なるのではないかとのご指摘でありますが、今地方自治法持ってまいりましたので、条文はこの条文でよろしいのではないかと思っております。第232条の3は……  (何事か呼ぶ者あり)  232条の3とりあえず申し上げたいと思います。「普通地方公共団体の支出の原因となるべき契約その他の行為は、法令又は予算の定めるところに従い、これをしなければならない」と規定がされております。そして、今ご指摘のありました234条の3は長期継続契約の規定でありますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) 先ほどの額が少ないですね、800万近く徴税が滞納を繰り越された分があると。そうであればそれに見合う延滞利息が入るべきであるけれども、そこには入っておりませんね。そうすると、延滞利息分をまけたというような考え方でいいんですか。それは、どういうことなんでしょうか。どうもその辺が理解をできないんですけれども。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。 ◎子持総合支所長(須田孝君) 本来ですと地方税法に基づきまして督促料あるいは延滞金等につきましては本税と一緒に納入してもらうということは間違いございません。しかし、実際には相当の滞納繰越額の収入があったにもかかわらず延滞金の徴収あるいは請求等々をせず、そのまま本税だけのみしてしまったと。本税並びに督促料はもちろんですけども、延滞金は徴収しないで納入をしたと。納めさせたと。結果的に議員がご指摘のお話があるように、まけたのかというようなご発言がございましたけども、そういった意味合いのもとではなく、本税と督促料のみの徴収をして、結果的には徴収を請求もせず、延滞金本税のみであったということでございます。本来は、延滞金も徴収すべきと解釈しております。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) 本来は、本来はと言いますけれども、そういうやり方しますと本税がありまして、その延滞利息がある。そして、その分だけを、その現年度分が入ったり、過年度分が入ったり、じゃその延滞利息というのは考え方としてはどうなんですか。それをほっといて後からまだこれだけ残っていますよ。現年度分を先に引っ張っちゃうと延滞利息は年14.6%加算されるんですよ。どうするんですか。その人は知らないで払うんですけども、その分がふえちゃうわけでしょう。延滞利息にはその利息がつかないからという考え方でいるのはいずれにしても、これいずれにしたってほっておくもんじゃない。それは、回収しなきゃならないもんですよね。その考えに大きな開きがあると思うんですけども、また地方税法の中ではこれだけ大きな滞納もありますと差し押さえ処分というのも規定をされておりますよね。これも一定期間納入がされないときというのは、これは義務規定として差し押さえをしなければならないという規定になっておりますけれども、最後になっちゃうんですけどね、この2点について私はどうもこれまで旧子持村がやってきたことのね、やり方というのは本当に間違ったことだと思うんですけども、今後についてじゃ延滞利息についてはどのようにしていくのか。ほっておくのか、それともしっかり取るのか。相手に知らせていなかったという話ですけども、知らせない相手はびっくりしますよね。いつからあるかは知りませんけども、聞いてみますと、もう何千万という計算すると延滞利息分があるということですから、ほっておくとこれはどんどんふえるんですよ。現年度分入れたってふえるのが残っていれば、それに年14.6%が入るわけでしょう。そこら辺を皆さんがどう考えているか私は全く理解できない。私が理解できる回答をお願いします。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。 ◎子持総合支所長(須田孝君) 納税相談等をするときに職員が納税者のところへ行って税の内容の説明、本税の税金はもちろん、延滞金、加算金等々の話をしながら納税に協力願うと、そういうふうなことはしておったと思います。しかし、結果的には滞納繰越額の収入額に対する延滞金が本当にわずかな金額であったと。結果的には、そのお一人お一人の納税相談の中身はすべて承知はしておりませんけども、本来であると税務課の職員、収税担当職員がそこまで突っ込んで本税と一緒に延滞金を取るべきであったというふうに思っております。そのまた延長上にあるのは差し押さえ等々というふうなことも承知しております。具体的に最近直近の差し押さえの事例等については把握しておりませんけども、その地方税法の中で未納者に対する未納がない場合の措置として督促料あるいは延滞金、さらには差し押さえ等々ができるというふうに解釈をしております。現実的にはそういった行為がなかったというふうなことにつきましては何とも言いようもないようなお話しになってしまうわけでございますけども、内容をお知らせいたしまして、お答えにはならないかもしれませんが、対応させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。  (65番阿久澤 咏君登壇) ◆65番(阿久澤咏君) 補正予算の論議等を繰り返さないように質問をしたいというふうに思いますけども、今度の新聞報道にありましたように半分を超える指摘事項ということで、それ自身大きな問題だというふうに思いますけれども、それぞれの審査委員の各これから審議するところもあるわけですけれども、今までの決算審議のところでもここにやはり指摘をせざるを得ないと。監査委員としてもこのことをどうも触れずにはいられないと。それだけやはり重大な問題、深刻な問題が指摘事項として整理をされているんだというふうに私はこれを受け取っております。確かに半分を超えるようないろいろ指導があったんでしょうけども、それはいわゆる軽微なもの、こういうことも含めてある中でこれだけは指摘をしておかなければならないというようなやっぱり私は相当な決意のもとで指摘した内容だというふうに思います。そういうことでいけば、私は議会とすればこの指摘については我々自身もやはり真摯に受けとめて改善をしていくと、また正しい解決を探っていくという態度が求められると思います。そういう点で私も何回か質問をしているところであります。  今までの論議の中でも結局ミスについては、きょうは初歩的なミスという言葉も出ましたし、拡大解釈という言葉についてはもう再三出てくると。と同時におわびということも出てきます。私は、一体このおわび、だれに対してのおわびなのかということをまず執行側に問いたいというふうに思います。とにかく私たちが今ここで審議をしている公金の支出、これはまさに市民の一人一人の税金です。ましてや今の暮らしの中でいろんな思いをしながら納めた税金がきちんとルールにのっとって、法律にのっとって正しく使われる、そこに責任を持つのが執行であるし、またそれをしっかりチェックをするのが我々議会であるし、議会人の責任だというふうに思います。  国保の問題でいきますと、これについては誤りだったと、おわびをすると、こういうことで執行側は明らかにこの支出については誤りを認めているわけです。それについては、もう皆さんもご承知だと思います。ですから、私はこの間違った支出を執行当局が認めるならば、今小池議員の方からはもとに戻したらいいじゃないかと、こういうことがありましたけれども、私はやはりもう一度スタートに戻すと。不法な、違法な支出だったんですから、それがはっきり認めている以上おわびだとか、認めてくれとかいうようなことでなくて、しっかりこれについては正確に対処をすると、誤りのない対処をするということが今執行に求められているんだというふうに思います。  この問題というのは、既にもう支出をしてしまって済んだことだということではなくて、これから新しい市をつくっていく、そこでのいろいろな行財政運営の根幹にもかかわる問題だというふうに思います。ですから、私たちもこれでよしとおわびを認めて、初歩的なミスを認めて今後はやらないでほしいというだけで済む話ではないんだというふうに思っています。そういう点で我々はそういう気持ちで質問に立っているわけなんで、そこらはその点についていけばやはりあいまいな言葉でなくて、しっかり今後の対処の仕方については責任を持った答弁をお願いをしたいと思います。その点でいけば国保のこの基金条例に違反、反する支出、あるいは今指摘があったいろいろな問題、これらについても事実は事実としてあるわけですから、どうしてこうなったのかという点でいけば執行はなかなか指摘しにくいんでしょうけれども、責任の所在、これについてはやっぱり明快にしていく責任が私はあるというふうに思います。行政の執行、トップの方といいますかね、この責任はやはり明快にしていく必要があると思います。そうでなければ市民がこの問題が一体どうなったんだと。あの新聞に出ていた結果、皆さんはどうやったんだということを問われたときに説明が私はつかないと思います。もし議会がこれでよしとしたら皆さんどういうふうに説明しますか。できますか。そういう議員の責任や議員活動の生命にもかかわるような、そういう大きな、重要な問題だというふうに私は思っていますので、事実は事実として今何件か例示がありましたけれども、これらをどう対処していくのか。議会だけでなくて市民がきちんと納得できるような、こういう対処の仕方、ありようを執行に求めたいと思いますが、責任ある方の答弁をお願いをしたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 助役、吉原康之君。  (助役吉原康之君登壇) ◎助役(吉原康之君) 特に国保の問題についてまずご答弁申し上げたいと思います。  これは、補正予算の関係でもいろいろお願い、ご説明申し上げたところでありますけども、旧子持村において条例に違反する行為があったと、こういう指摘が監査委員の方からあったわけであります。それで、仮に子持村が存続するとして違法行為をただすという、そういうご質問でありまして、そういうことを前提に考えてみますと、まず国保の基金から条例に違反する取り崩しをしたわけでありますから、仮に旧子持村が存続しているとすれば子持村の一般会計からまず国保に戻す、基金に積み立てをすると、こういう対応がまず第1番にあるんじゃないか、こういうことが一つあります。  それから、あと責任はどうかと、こういう話でありまして、仮にこれも子持村が存続しているとすれば子持村の存続を前提にした当局、それから議会でも議決しておるわけでありますから、そういったところの責任も当然これは出てくるだろうと、こういうことであります。直接的には担当者がいて、管理をする職員がいて首長の判断で対応してきたと、こういう状況があるわけでありますから、そういう意味の関係の職員もどうかという、こういう問題があるわけであります。ただ、一つは合併時のさまざまなそういう手続の中で既に子持村もないわけでありまして、そういう意味ではこれは補正でお願いしている話でありますけども、債権、債務は新市に引き継ぐというようなことがありますから、そういう意味ではこれは過日の説明でも申し上げましたとおり、国保には比較的低所得者の加入者がいるわけでありまして、そういったところの方々に迷惑をかけられないというようなことがありますから、そういう意味では早急な対応が必要だというようなことで先ほどの仮に子持村が存続するとすればということで整理をするような話を今回新市においてさせていただくという、こういうことになろうかと思います。  それで、首長や議会の責任はどうか、あるいは担当者の責任はどうかということで、具体的にはこれまでのところ検討はしておりませんけども、考え方としては先ほど申し上げましたような首長なり、あるいは議会なり、それから担当職員の責任があるわけでありますから、ただそういう中で特別職については既に村がないわけでありまして、失職をしているというようなこともあります。ですから、そういう仮に子持村が残っているとすればということで考えてみますと、その指示を受けた職員の対応というようなこともありまして、そういう意味では公務員として違法な指示に従わなくてもいいというようなことがあるわけでありますけども、ただその辺具体的な場面でどうかというような、こういう問題もあるわけでありまして、今後その具体的に、仮にですね、検討するとすればそういったものも考えられるんじゃないかというような、こういうことであります。これは、伊香保の土地開発公社の問題もある意味では同じ構造の問題でありまして、一定の法律に違反した対応を合併時の状況の中でそれぞれ当局がいて議会がいて対応されてきたと、こういう経緯があるわけであります。ですから、新市において私がただいま申し上げましたような、そういう考え方を前提にすれば今ご指摘いただいているようなことはもちろんそのとおりでありますけども、最善の策とは言えないまでにもですね、その国保の加入者、そういったことを前提にすれば、これは次善の策になるかもしれませんが、我々とすれば今考え得る次善の策だろうと、こういうふうなことで対応をしてきていると、こういうことでありますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。 ◆65番(阿久澤咏君) 合併して確かに長もいなくなり、村自身がなくなるということは現実としてあるわけですけども、そこではだから実際のこの取り崩しについては一定の形でもとに戻すと、このことは私は必要なことだというふうに思いますけど、ただそういう事務処理といいますかね、それは前からも言われていますけども、国保の加入者に対して不利を与えないと、これは当たり前の話だというふうに思うんですけども、ただ問題なのは幾ら現在では当時の長もいないし、村もなくなってしまったとはいいながら、この一連の流れの中で何が誤りだったのかという、そういう意味での責任の所在についてはね、やっぱり明確にして、その上で処理を私はすべきだというふうに思います。その処理の方を先行させるということで、結局じゃこの問題の責任の所在は一体何だったんかといったときにやはりこれを明確にしないという点ではある意味では臭い物にふたをして、こういう例は余りいい例じゃないかもしれないけれども、死人に口なしみたいなね、そういうところで責任追及がそこでおしまいということになってしまうのはやはり私はまずいなというふうに思います。  それと、あといずれにしても今回これからまた説明される監査委員の意見も出てくると思いますけども、今回のこのエにおいてもオにおいてもとにかく常識で考えて、社会通念でごくごく常識的に考えてもできないというか、やっちゃいけない、こういうことが本当にやられていたと。こういう点が1カ所でなくて、幾つもの自治体でそういう実態が今回は出されているわけで、これについても住民の側が法律にのっとっていない、やっぱりこれも違法な支出ではないかというときにその支出の責任が私は問われるんだというふうに思います。そこのところでいけば先ほどについてもやはりこれが初歩的なミスだとか、おわびということで繰り返されましたけれども、住民との関係でいく、あるいは公金の支出でいく、そういう点で見ればですね、この問題もやはりしっかりとその責任の所在がどこにあったのか、これは少なくともこの審査の中で明らかにしていく責任が私は当局にはあるというふうに思いますが、この点についてはいかがでしょうか。 ○副議長(角田一民君) 助役、吉原康之君。 ◎助役(吉原康之君) 申しわけありません。違法だという指摘、あるいはまずいという指摘がそれぞれ数多くあるわけでありまして、これは支所長等もご答弁申し上げているとおり弁解の余地がない部分がかなりあるわけでありますから、先ほどご質問の中で市民に対する責任はどうかという、こういう話もありました。我々として対応できる前提とすれば、今後新しい市になって今まで各渋川市、旧来の渋川市も含めて新しい市の行政実務を進めていく中で二度とこのようなことがないような対応が結果としてその市民に今までいろいろやってきた行為の反省のあかしといいますか、具体的に申し上げますと、これは合併後数カ月たっておるわけでありますけども、小さいところでは会計課を中心にした財務実務の今ご指摘いただいているような話も含めまして、これはかなりの項目に上がるわけでありますけども、そういった整理をまず中心にさまざまな資料を現在まとめ上げておるところでありまして、そういったものをもとに、これ具体的に申し上げますと、例えば財務会計のそういったいわばルール以前の問題等も含めてかなりご指摘になるような話につながる、そういった項目もかなりあるわけでありまして、そういったものを洗い出しながら今後職員研修といいますか、合併時のさまざまな困難、あるいはさまざまなその対応、そういったことがルール違反にならないようなことで今後対応できるような、そういうものを職員研修等通じて対応していこうということが一つであります。  それで、一つは、これ私のいろいろな印象でありますけども、市町村によって職場風土といいますか、そういった違いがかなりあるわけでありまして、そういう部分ではルールを緩やかに運用してきたところ、あるいはルール以前の問題で先ほど申し上げましたような対応をされてきたところ、そういうことが結果的に今回監査委員の指摘につながっている部分がかなりあるわけでありますから、そういうことも含めて今後できるだけ早い機会にですね、そういう対応をして二度とこのようなルール違反が生じないような職員体制をつくり上げる。これがやや抽象的な話になりますけども、市民にこれまでの旧市町村で間違った対応してきた部分を直し、かつそれが逆に市民に対するおわびといいますか、そういうことにつながるだろうというふうに考えておりますので、かなり包括的な話になりましたけども、そういったことでぜひご理解をいただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 65番、阿久澤咏君。
    ◆65番(阿久澤咏君) 今後の問題については、当局と議会と今助役が幾つか方向を出しましたけども、議会は議会としてまたやっていく必要があることだというふうに思います。  ただ、私はもう一つ今度の件の決着のつけどころというか、上毛新聞でとにかくあれだけ大々的に具体的な町村名まで上げて、具体的な例も挙げて指摘された問題点が出ています。これについては、市長とすればこの新聞のほぼ報道がされたものについては今までも審議もしてきましたし、これからもまたしていく部分があると思いますけども、一たんあれを見た市民が実際の公金の支出なり、あるいはいろんな財務上の処理の問題だったり、何をやっているんだと、そういう素朴な疑問、あるいはもう少しいろいろ財務にたけていれば何でこんなことが許されるのかというようなやはり市民の議会や、あるいは当局に向けた疑問や批判があると思いますけれども、こういうものに対して今助役は今後の正確な対処でそれを市民に認めてもらうというか、いうことをおっしゃいましたけども、あの新聞の記事に対してじゃどう執行が対応し、議会が対応し、議会は我々の問題ですけども、あの問題がどうなったかという決着のつけどころ、つけ方ですね、これをどんなふうにお考えになっているのか説明責任ということも含めてちょっとお考えを市長にここのところではお聞きをしておきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 市長、木暮治一君。  (市長木暮治一君登壇) ◎市長(木暮治一君) 今回提案させていただいております渋川市の補正予算につきましても、いろいろその点につきましてはご質疑をいただきました。そのときもお答えいたしました。きょうのいろんな経過を見ましても阿久澤議員さんが小野上村の幼稚園の給食費についてももとに返すべきだという、お返しすべきだというご発言ございました。また、先ほどの小池議員の質問の中にも間違いはもとに戻す、これが先だというふうにも私は聞いてまいりました。もちろん私どももこの監査結果を踏まえまして、即座に対応すべき問題として今回の補正に上げさせていただいたわけであります。慌てて出した補正予算でありませんので、よろしくご理解賜りたいと思います。そんな意味合いにおきまして、これは誤りは直ちに直す、これが私どものまず第1の責任のとり方というふうに思っております。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「49番」と呼ぶ者あり)                                                                 休       憩                                         午後8時32分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。                                                                 再       開                                         午後8時43分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  49番、都丸均君。  (49番都丸 均君登壇) ◆49番(都丸均君) 阿久澤議員の名演説の後ですので、監査委員の指摘事項の話はやめておきまして、1点だけお尋ねしたいと思います。  97ページの第6款第1項18目花と食のむらづくり基金事業費についてお尋ねいたします。当初予算を見ますと1,672万1,000円、そして補正予算額としまして7,100万という当初予算にも莫大な多額の補正を組んでおります。そして、この備考欄を見ていきますと、結果的にこの25節の積立金ということで7,500万という形が、これが一番大きな歳出となっております。これを見ますと、補正予算を組んで積立金をしたような形に私には見えるんですが、補正を組んでまで7,500万という基金への積み立てをやらざるを得なくなった理由というのはどういうところにあるのか、それだけお尋ねしたいと思います。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) お答えさせていただきます。  58ページのふるさとづくり基金のところでご質問いただきました。  (何事か呼ぶ者あり)  失礼しました。花と食のむらづくり事業の関連で基金の積み立ても含めてご質問いただきました。花と食のむらづくり事業につきましては、住みたくなる村づくり事業の一環として平成15年に基本構想、基本的な構想を立て、具体的には16年度から実施してまいりました。また、合併に際しましてそれぞれの町村で特殊な事情による課、室の設置が認められまして、子持村におきましてはご存じのように花と食のむらづくり対策室が設置されたわけでございます。その住みたくなる村づくり事業の中には花づくり事業、食づくり事業等々があるわけでございますが、その財源として子持村におきましては財源となる基金を創設いたしまして、その事業に対応してまいりました。合併する際に花と食の積み立て基金が少なくなってきた経緯もございまして、合併後特殊な事情による室の設置を認められて今後少なくも5年あるいは10年先花と食の対策室において花と食のむらづくり事業を推進していく上で特殊財源として子持村の段階において積み立て増しをさせていただいたと、そういう経緯でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) 他の自治体の決算ですから、余りどうこう言うつもりもないんですけど、そうすると子持といたしましてはこの対策室をつくって特殊事業として……このプロジェクト事業に取り組んでいくという、当初からの合併後をにらんだその基金の積み立てということでこの補正を組んでやったということで、それでよろしいわけですね。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。 ◎子持総合支所長(須田孝君) お答えさせていただきます。  16年度から具体的な事業実施をしていく中で子持村におきましても一般財源ではなかなか財源確保ができないというふうなことで基金の創設をし、積み立てをしてまいりました。先ほど申し上げましたように合併後の花と食のむらづくり対策室における事業を実施する上で特定財源として基金を持ち込んでそれぞれの事業を実施する上で特定財源として確保しておきたいということで割り増しをし、合併の段階で8,000万近い金額の基金を確保したわけでございます。  以上でございます。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第151号は、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。 △日程第22 議案第152号 平成17年度子持村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第22、議案第152号 平成17年度子持村国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 子持村の決算書の176ページをお願いいたします。ただいまご上程いただきました議案第152号 平成17年度子持村国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  歳入につきましてご説明申し上げます。1款国民健康保険税3億4,813万1,572円、不納欠損額につきましては871万634円でございます。件数につきましては349件でございます。  2款使用料及び手数料であります。14万9,000円です。  178ページをお願いいたします。3款国庫支出金2億3,418万8,000円でございます。  4款療養給付費等交付金1億3,304万2,558円です。  5款県支出金1,838万6,000円です。  180ページをお願いいたします。6款共同事業交付金1,809万7,170円。  7款財産収入2万7,881円。  8款繰入金9,674万5,000円。  182ページをお願いいたします。9款繰越金5,871万1,608円。  10款諸収入500万4,851円。歳入につきましては、以上で説明を終わります。  歳出につきまして主なものをご説明申し上げます。190ページをお願いいたします。6款保健事業費、1目保健衛生普及費でありますが、備考欄3行目につきましては書籍等購入費でございますが、医療給付の対象となる傷病の発生を未然に防止することや疾病を早期に発見し、重症化を防止する措置を講ずるなど衛生保健事業の推進を図る目的で国保加入世帯に書籍「家庭の医学」を購入し、推進を図りました。同目保健衛生普及費の備考欄下から6行目につきましては、人間ドック受診料の一部補助をし、132人分の被保険者の健康管理に努めました。同じく備考欄下から5行目から2行目までにつきましては、健康づくりレクリエーション器具等の購入補助並びに健康づくり施設整備のための補助を実施し、被保険者の健康管理を図りました。  194ページをお願いいたします。1目一般会計繰出金でありますが、ご指摘をいただきました一般会計への繰り出し3,813万3,000円でございます。  以上で説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第152号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第23 議案第153号 平成17年度子持村老人保健特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第23、議案第153号 平成17年度子持村老人保健特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 子持村決算書の200ページをお願いいたします。ただいまご上程いただきました議案第153号 平成17年度子持村老人保健特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  歳入につきましてご説明申し上げます。1款支払基金交付金5億3,436万5,422円。  2款国庫支出金2億4,846万円。  3款県支出金6,305万円。  (14番林 忠男君午後8時57分出席)  4款繰入金4,749万7,000円。  5款繰越金6,156万2,884円。  202ページをお願いいたします。6款諸収入1万5,194円でございます。歳入についての説明を終わります。  204ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。2款医療諸費、1目医療給付費、備考欄上から7行目の医療給付費負担金につきましては、受給者数1,728人、件数2万4,730件分の入院、入院外等でございます。  3目審査支払手数料は、国保連合会分並びに支払基金分を合わせました2万4,730件分の審査手数料でございます。  簡単でございますが、以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第153号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第24 議案第154号 平成17年度子持村介護保険特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第24、議案第154号 平成17年度子持村介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 子持村決算書の210ページをお願いいたします。ただいまご上程いただきました議案第154号 平成17年度子持村介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  歳入につきましてご説明申し上げます。1款保険料であります。収入済額7,771万7,900円、不納欠損額につきましては6万3,600円でございます。件数につきましては13件ございました。  2款使用料及び手数料でございますが、収入済額はゼロ円でございます。  3款国庫支出金であります。1億3,510万9,000円でございます。  4款支払基金交付金であります。1億6,167万773円でございます。  212ページをお願いいたします。5款県支出金6,297万円でございます。  6款財産収入は、ゼロ円でございます。  7款繰入金8,149万4,000円でございます。  214ページをお願いいたします。8款繰越金399万4,687円です。  9款諸収入9万7,000円です。  216ページをお願いいたします。10款村債でございますが、収入済額はゼロ円でございます。歳入についての説明は、以上で終わります。  220ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項1目介護サービス等諸費は、要介護認定者に対する給付費であります。訪問介護、通所介護等の訪問通所サービス、短期入所サービス等の保険給付にかかわるものでございます。  2項1目支援サービス等諸費は、要介護認定者のうち要支援の認定者に対する給付費でございます。  3項1目審査支払手数料は、介護保険請求の審査支払い事務に係る群馬県国民健康保険団体連合会への手数料でございます。  222ページをお願いいたします。備考中欄、財政安定化基金拠出金は、群馬県が設置した基金への拠出金でございます。  以上で説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第154号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第25 議案第155号 平成17年度子持村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第25、議案第155号 平成17年度子持村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 決算書の228ページをお願いいたします。ただいまご上程いただきました議案第155号 平成17年度子持村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、1款分担金及び負担金3,008万7,980円であります。不納欠損額につきましては183万8,700円です。件数につきましては382件ございます。  2款使用料及び手数料4,997万749円です。不納欠損額につきましては59万960円でございます。件数につきましては217件ございました。  3款財産収入でございます。2万6,875円です。  4款繰入金2億1,832万1,000円です。  230ページをお願いいたします。5款繰越金24万9,042円です。  6款諸収入441万7,975円です。歳入についての説明を終わります。  232ページをお願いします。歳出についてご説明申し上げます。2項維持管理費、1目処理施設維持管理費においては、五つの地区のつなぎ込みの推進を図り、供用戸数は全体で1,859戸、供用率は75%になりました。また、五つの地区の処理施設の適正な運転及び施設故障時の早期対処など適正な維持管理に努めました。  簡単でございますが、以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第155号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第26 議案第156号 平成17年度子持村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第26、議案第156号 平成17年度子持村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 242ページをお願いいたします。ただいまご上程いただきました議案第156号平成17年度子持村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  歳入につきましてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金であります。373万758円。  2款国庫支出金1億5,000万円。  3款県支出金ゼロ円でございます。  4款財産収入501円。  5款繰入金6,137万5,000円。  244ページをお願いいたします。6款繰越金1,514万5,159円。  7款諸収入1,376万7,180円。  8款村債ゼロ円でございます。歳入についての説明を終わります。  246ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。1款土木費、1目公共下水道費の備考欄下から5行目につきましては管渠の布設でございまして、総延長1,716メートルを実施いたしました。その結果、管路整備率は75%になりました。また、備考欄下から4行目の工事につきましては、クリーンセンター建設工事の最終年度でございまして、本年の1月13日に工事完了になりました。本年2月2日から一部供用開始になりました。  248ページをお願いいたします。1目の処理施設維持管理費におきましては、一部供用開始になりました2月2日から合併までの間の接続戸数7戸の維持管理費でございます。  以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第156号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第27 議案第157号 平成17年度子持村水道事業会計決算について ○副議長(角田一民君) 日程第27、議案第157号 平成17年度子持村水道事業会計決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 決算書の263ページをお願いいたします。ただいまご上程いただきました議案第157号、子持村水道事業会計決算についてご説明申し上げます。  簡単に概略で説明させてもらいますが、(1)の総括事項であります。平成17年度水道事業は、費用効果を常に念頭に置きながら施設の改修と整備を行い、限られた予算を有効利用し、災害時にも頼れる水道を目指し、整備を進めてまいりました。平成17年度におきましては、特定環境公共下水道、道路整備、国、県バイパス事業等工事に合わせまして水道管の布設替を行い、管網整備と漏水の軽減を図り、また平成16年度に立和田地区に掘削しました深井戸を第8水源として施設を整備し、上白井地区への供給を開始いたしました。業務状況は、給水戸数4,175戸、給水人口1万2,164人、配水量に対する有収水量率は72.7%で、前年に比べ5.7%減でございました。  273ページをお願いいたします。経理の状況についてご説明申し上げます。収益的収入及び支出でありますが、事業収入は1億9,712万3,530円。次のページをお願いいたします。事業費用は2億7,295万8,216円。差し引き7,583万4,686円の純損失となりました。事業収入では、前年度決算に比べ2,488万1,789円、11.2%の減となりました。  恐れ入りますが、251ページにお戻りください。平成17年度子持村水道事業決算報告書でございます。本報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みで記載しております。(1)の収益的収入及び支出でありますが、第1款水道事業収益の決算額は2億641万3,835円であります。内訳といたしまして、第1項営業収益は1億9,750万2,368円、第2項営業外収益は891万1,467円であります。  次に、支出についてでございますが、第1款水道事業費用の決算額は2億7,689万9,369円であります。内訳といたしましては、第1項営業費用2億7,080万8,475円、第2項営業外費用は475万8,082円、第3項特別損失133万2,812円であります。  252ページをお願いいたします。資本的収入及び支出についてご説明いたします。まず、収入でございますが、第1款資本的収入の決算額は3,368万1,700円。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は4億2,031万6,008円であります。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億8,663万4,308円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,408万5,206円、過年度分損益勘定留保資金3億7,254万9,102円で補てんいたしました。  253ページをお願いいたします。平成17年度子持村水道事業損益計算書でございます。ここでは、消費税及び地方消費税を除いた金額であります。254ページをお願いいたします。下から5行目、6の特別損失126万9,345円であります。このうち不納欠損処分額は190件、75万5,501円であります。  下から3行目、当年度純損失は7,583万4,686円、これは当年度における収益的収支の結果でございます。前年度繰越利益剰余金1,849万3,733円を充て、当年度未処理欠損金5,734万953円となりました。  次に、255ページをお願いいたします。平成17年度子持村水道事業剰余金計算書でございます。まず、利益剰余金の部でございますが、Ⅰの減債積立金は当年度末における残高151万3,061円、Ⅱの建設改良積立金の残高は1,300万円であり、積立金合計額は1,451万3,061円です。  次のページをお願いいたします。Ⅲの未処分利益剰余金につきましては、(3)、当年度純損失7,583万4,686円、当年度未処理欠損金5,734万953円であります。  次の資本剰余金の部でございますが、Ⅰ、工事負担金、3、当年度発生高は3,368万1,700円、補償費でございます。  258ページをお願いいたします。平成17年度子持村水道事業欠損金処理計算書についてでございますが、利益剰余金処分はありませんでした。  259ページをお願いいたします。平成17年度子持村水道事業貸借対照表でございます。資産の部、1、固定資産合計は、次のページの25億9,347万3,903円でございます。  2の流動資産、(2)、未収金は、水道料金の未収金、国道353号道路改良工事上水管施設補償費、中井かんがい排水工事に伴う補償費、消費税還付等でございます。  264ページ以降につきましては、地方公営企業法に規定する決算書の添付資料となっておりますので、ごらんなっていただきたいと思います。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  49番、都丸均君。  (49番都丸 均君登壇) ◆49番(都丸均君) 決算審査意見の子持村43ページに載っております審査の結果、このところの後段のまた「消費税額及び消費税計算に係る経理誤りがあり、修正申告を要するとともに、損益にも影響を及ぼす内容となっていることから、次期における適正な処理を望むものである」というふうになっておりますが、この部分についての説明を一応聞かせておいていただければと思いますので、よろしくお願いします。  それと、先ほど漏水の軽減に努めたということが報告書にも出ていますし、説明でもございました。しかしながら、有収率を見ますと、かなり前年を下回っております。こういう中での漏水の軽減に努めたという形について見解をお聞かせいただければと思います。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。  (子持総合支所長須田 孝君登壇) ◎子持総合支所長(須田孝君) 監査指摘のところにつきましてご質問いただきました。  不納欠損に係る消費税額がというところでございますけども、不納欠損を行う際に消費税率を本来ですと欠損年度で3%、また5%の区分により計算すべきところ、すべて5%で計算をしてしまいました。新市の水道事業会計におきまして決算承認後、修正申告を行い、平成18年度会計で過年度分の修正益で収入を行うこととさせていただきたいと思います。  それと、第2問の有収率の話でございますが、有収率がほかの地区と比べて低い。その原因等についてのお尋ねでございます。有収率につきましては72.7%でございますが、その原因といたしましては給水数量以外の数量で無収水量として帳簿用としての水利の利用、またメーターの不感、事業用の水量等である程度の水量の使用があったと。また、宅地内及び公道、公の道でございますけども、宅地内及び公道の修理した箇所の漏水量、その他不明水量でございます。また、子持地区では地下におきまして軽石層というふうなことで、なかなか漏水等が発見できない事情があるわけでございますけども、この漏水の発見等には鋭意努力し、この有収水量が上がるような形で今後業務の遂行をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) 消費税の関係でございますけど、その額についてしっかりとした答えをいただきたいんですけど。  それと、有収率の関係ですけど、無収のものの解説がされたんですけど、そうじゃなくて報告書で管網整備と漏水の軽減を図ったと言っているんですよね、報告書において。その軽減を図ったという中において有収率が下がっていることに対しての支所長としての見解をお聞かせいただきたいという質問したので、その辺についてお尋ねお答えいただきたいと思います。 ○副議長(角田一民君) 子持総合支所長、須田孝君。 ◎子持総合支所長(須田孝君) 1問目につきましては、1,020円の金額でございます。  それから、2問目の有収水量のところでございますが、努力した内容についてと。やはり年間の計画を立てる段階でこの有収率の向上を当然視野に入れながら1年間の事業を進めてまいるわけでございますけども、例えば漏水感知器等でする方法もあり得ますけども、子持地区につきましては地盤が、先ほど言いましたけども、軽石層というふうなことでなかなか漏水が発見できない。また、管の性質上、漏水の箇所もわからない。職員としては、漏水の発見あるいは有収率の向上を念頭に置きながら対応しているわけでございますけども、結果的には努力のかいもなく、数字的には72.7%の有収率になったというふうなことでございます。今後は、今まで以上にそういった漏水等の発見に努めて有収率の向上を図ってまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 49番、都丸均君。 ◆49番(都丸均君) 金額については、わかりました。  それと、有収率の関係ですけど、この報告書が提出されている、これ結果なんですよね、この17年度の。それに対して軽減を図ったと言い切っているわけですよ。その中において、しかし実質はこの有収率というのが下がっている。つまりここに軽減を図ったといいながらも図れていないんですよね。それをこの事業報告という中で軽減を図ったと。それだけで、図った。しかしながらと入っているならまだいいですけど、軽減を図っただけで終わっているのは私はちょっとこれ違うんじゃないんかなというふうに感じたので、見解を聞いたところでございます。いずれにしましても新市においてこの地域、ほかの地区も当然ですけど、ぜひとも有収率の向上にさらに努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第157号は、建設水道常任委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                         午後9時27分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。  (9番金子冨房君休憩中出席)                                                                 再       開                                         午後9時38分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第28 赤城村の主要な施策の成果について ○副議長(角田一民君) 日程第28、赤城村の主要な施策の成果について説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) 赤城村の主要施策の成果についてご説明を申し上げます。  説明書類の74ページをお願いいたします。赤城村における一般会計決算規模は、歳入で50億2,988万136円、歳出で45億6,911万8,155円であり、歳入歳出の差し引きは4億6,076万1,981円となりました。  主な施策の概要について申し上げます。初めに、地域基盤の整備であります。生活関連道路では、計画的な改良整備を実施するとともに、維持補修や安全施設整備により円滑な交通の確保に努めました。また、林道や農道についてもそれぞれの持つ機能を確保できるよう改良整備や維持補修を行いました。公共交通対策では、路線バス運行の助成を維持するとともに、新たに全路線の渋川総合病院への乗り入れを実現し、利用者の利便性の確保に努めました。消防防災対策では、計画に基づく村消防団第3分団のポンプ車の更新や広域組合による消防・救急等の事業を推進して地域防災体制の確立に努めました。環境対策としてごみの分類収集により減量化・資源化へ住民と一体の取り組みを推進しました。このほか上下水道の整備拡充に合わせて浄化槽設置事業に対する助成や広域組合によるごみ処理・し尿処理施設等の運営を継続確保するなど、美しい自然環境の中で安心・快適に暮らせるむらづくりを推進しました。  保健・医療・福祉の充実であります。保健・医療では、保健センターを拠点とした各種の検診や指導・相談等により健康の維持増進に努めるとともに、南北二つの診療所の運営や渋川総合病院の広域的な運営により医療の拡充を図りました。児童福祉では、妊婦の健診・相談事業や乳児から3歳児までの検診を通じて元気な子供の育成に努めました。また、学童クラブ運営や保育園移転整備の助成により子育て支援の充実に努めました。高齢者福祉では、検診や指導・相談活動など保健活動を推進するとともに、平成16年度から継続する「特別養護老人ホーム」建設事業に取り組み、高齢者保健福祉を推進しました。障害福祉では、医療費支援を引き続き実施したほか、ホームヘルプサービスやショートステイの充実に努め、介護者の負担軽減を図りました。少子・高齢化が進む現状を踏まえ、重点施策として健康で生き生きと暮らせるむらづくりを推進しました。  地域経済の振興であります。本村の基幹産業である農業の支援施策として産地育成強化を推進するとともに、農産物直売所の改築支援や農家レストラン建設事業の助成により観光レクリエーション農業の振興に努めました。また、バイオマスの環づくり事業の支援により畜産の環境保全を推進しました。赤城西麓土地改良事業では、溝呂木地区、羽場坂地区の事業実施とあわせて深山、大割地区や北上野地区の事業を推進しました。同じく県営事業として施工中の農村振興総合整備事業、横野地区、さらに基盤整備促進事業(上三原田地区)や小規模土地改良事業の実施により生活基盤の整備を推進しました。このほか観光や商工業の振興について小規模ながら諸施策に取り組み、新世紀を支える活力ある豊かなむらづくりを推進しました。  教育、文化の充実、振興であります。教育施設では、各小学校のコンピュータ整備事業を継続推進しました。また、津久田小学校耐震補強事業など学校教育設備の充実に努めました。幼児教育では、懸案事項であった幼稚園統合問題に取り組み、統合幼稚園建設により幼児教育の環境整備を推進しました。生涯学習では、各種の講座・イベントを開催し、関係団体やグループの育成に取り組み、青少年の健全育成や生涯学習を推進しました。社会体育では、総合運動自然公園など管理運営とあわせて団体育成や指導者の養成により生涯スポーツを推進しました。文化の振興では、文化協会と連携して文化活動や各地区伝統行事の伝承活動を支援するとともに、土地改良事業などに伴う埋蔵文化財の発掘調査と整備事業を実施しました。また、国指定史跡(滝沢石器時代遺跡)の保存整備事業を継続して実施し、文化財の保存整備に努めました。各種の公民館活動を含め、豊かな心、誇れる文化を育むむらづくりを推進しました。  村政運営の合理化であります。情報化社会での効率的な事務処理及び行政情報の電子化に対応するため、総合行政ネットワーク事業への積極的な参加と庁内ネットワークの環境整備を推進しました。また、定員の適正化の推進や厳しい財政状況を考慮し、経費の削減と重点施策への配分など行財政の改革を推進するとともに、住民サービスの向上に取り組みました。広域行政の推進では、平成18年2月20日の合併を控え、準備を含めた各施策を着実に執行し、2月11日には赤城村閉村式を、2月19日には赤城村役場の閉庁式をとり行い、村制50年の歴史に幕を閉じました。  次に、特別会計について申し上げます。初めに、国民健康保険特別会計(事業勘定)であります。健康保険税の収入確保及び保健事業の充実等医療費の適正化に努めました。決算規模は、歳入で10億3,340万6,160円、歳出で9億6,546万5,020円、歳入歳出差し引きは6,794万1,140円でした。  国民健康保険特別会計(診療施設勘定)では、南・北診療所の健全な運営確保に努めました。決算規模は、歳入で1億3,235万5,066円、歳出で1億1,604万6,970円、歳入歳出差し引きは1,630万8,096円でした。  簡易水道特別会計では、各簡易水道の老朽化した配水管改修により安定した水の供給に努めました。決算規模は、歳入で1億3,240万2,402円、歳出で1億1,519万1,723円、歳入差し引きは1,721万679円でした。  学校給食事業特別会計では、老朽化した調理機器の更新など調理環境の整備に努めました。決算規模は、歳入で1億3,654万3,511円、歳出で1億2,764万4,307円、歳入歳出差し引きは889万9,204円でした。  老人保健特別会計では、医療費給付の適正化に努めました。決算規模は、歳入で11億3,498万5,748円、歳出で10億6,048万9,349円、歳入差し引きは7,449万6,399円でした。  農業集落排水事業特別会計では、溝呂木地区・横野中央地区の事業実施と各地区施設の適正な維持管理に努めました。決算規模は、歳入で3億359万5,949円、歳出で4億103万5,513円、歳入歳出差し引き不足額は9,743万9,564円でした。  介護保険特別会計では、円滑なサービスの提供とサービスの質の向上に努めました。決算規模は、歳入で5億9,965万4,230円で、歳出で5億6,900万2,992円、歳入歳出差し引きは3,065万1,238円でした。  特別養護老人ホーム事業特別会計では、特別養護老人ホームの建設と健全な運営準備に努めました。決算規模は、歳入で3億9,014万9,218円、歳出で5億1,153万61円、歳入歳出差し引き不足額は1億2,138万843円でした。  続きまして、実質収支に関する調書についてご説明申し上げます。決算調書及び参考資料をお願いいたします。資料の37ページをお願いいたします。赤城村の打ち切り決算の実質収支でございますが、一般会計の1、歳入総額50億2,988万円であります。2の歳出総額は45億6,911万8,000円でございます。3、歳入歳出差引額でございますが、4億6,076万2,000円でございます。歳入歳出差引額、実質収支額とも同額の4億6,076万2,000円でございます。以下各会計ごとに記載のとおりでございますが、省略させていただきます。  42ページをお願いいたします。財産に関する調書についてご説明申し上げます。この調書の説明でございますが、それぞれの決算において主に年度内の移動があるものについてご説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。1の公有財産のうち(1)、土地、建物について、まず土地について申し上げます。行政財産の幼稚園については、統合用地園舎建築により5,000平方メートルの増であります。ふれあい公園に特別養護老人ホームを建築いたしましたので、4,895平方メートルの減であります。特別養護老人ホームの欄でありますが、建築により4,895平方メートルの増でございます。総合グラウンドでございますが、1万2,785平方メートルの減であります。これは、幼稚園に5,000平方メートル、普通財産に7,785平方メートルの区分変更となりました。普通財産の山林に財政調整基金から区分変更で362万8,566平方メートルの増になりました。その他につきまして、総合グラウンドから7,785平方メートル、遺跡公園予定地に2,801平方メートルの取得でございます。  建物について申し上げます。行政財産の幼稚園についてでございますが、木造、非木造延べ面積で1,649平方メートルの増であります。特別養護老人ホーム4,750平方メートルの増でございます。総合グラウンド90平方メートルの減でございます。総合福祉センター14平方メートルの増であります。普通財産の農産物直売所建てかえにより554平方メートルの減であります。その他に総合グラウンドからの区分変更90平方メートルの増がございます。  45ページをお願いいたします。物品につきまして乗用車、普通車1台、軽自動車3台、貨物車、普通車2台の増になりました。  46ページをお願いいたします。基金について説明を申し上げます。財政調整基金の山林、共有林、立木は普通財産に区分変更、現金は2億8,111万8,679円の減額です。災害補償基金は、廃止による減額でございます。ふるさと創生基金は6,087万1,661円の減額でございます。減債基金は8万8,105円の増額でございます。地域福祉基金は2億7,044万3,122円の減額です。温泉開発総合整備基金は996万3,904円の減額でございます。小口資金貸付基金は、廃止による減額でございます。土地開発基金は、1億円の減額及び南中東グラウンド用地1,700平方メートルを取得いたしました。国民健康保険基金は2,986円の増額です。簡易水道事業基金は629万4,621円の減額でございます。介護保険給付費準備基金は1,011万7,550円の減額でございます。  以上で財産に関する調書の説明を終わります。よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 監査委員の審査意見の報告を求めます。  監査委員、後藤惇君。  (監査委員後藤 惇君登壇) ◎監査委員(後藤惇君) 平成17年度赤城村各会計決算及び基金運用状況等の審査結果についてご報告申し上げます。  赤城村1ページをお願い申し上げます。第1、第2、第3は記載のとおりでございます。  第4、審査の結果について申し上げます。審査に付された決算書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されていました。  (1)、決算計数について。審査に付された決算書類の計数に関係証書類と不整合があり、数次にわたり訂正が行われました。  (2)、財務事務処理について。ア、調定行為については地方自治法第231条で定められているところであるが、債権発生時に起票しないなどの事例が多く見受けられました。イ、学校給食事業収入として給食費を徴収しているが、その月額単価の根拠となる書類の提出がなく、執行についての適正な審査ができなかった。ウ、契約書冒頭の代表者名に記載漏れが多く見受けられました。エ、税外収入の一部債権に不納欠損処分にかかわる処理誤りがありました。オ、財務規則第175条第1項に「収入役は、歳計現金を村名義により指定金融機関及び指定代理金融機関に預金して保管しなければならない」と規定しているが、歳計現金の一部が現金で保管されていました。  2、審査に付された基金運用状況調書の計数は関係帳簿等と照合した結果、正確であると認められ、基金の運用状況は妥当であると認められました。  以上であります。事務執行に当たりましては十分に注意をし、正確な事務処理をお願い申し上げたいところでございます。  5ページをお願いいたします。審査の内容、2、一般会計の歳入について申し上げます。歳入の収入済額は50億2,988万円で、予算現額に対する収入率は合併による打ち切り決算で85.6%と低率となっておりました。歳入、第1款、7ページでございますが、村税、次に10ページの12款分担金及び負担金、第13款使用料及び手数料及び12ページ、第20款諸収入におきまして不納欠損額や収入未済額が増加している傾向にあると思われますので、収入率の向上に努めていただきたいと思います。  13ページの(2)、歳出についてでありますが、いずれも計数は正確でありました。  17ページをお願いいたします。3、特別会計の歳入について申し上げます。特に国民健康保険税及び介護保険料の収入未済額が増加、多額となっております。一層の収納対策強化に努めていただきたいと思います。  31ページをお願いいたします。4、実質収支に関する調書につきましては、審査の結果、計数は正確でありました。  32ページをお願いいたします。5、財産に関する調書について申し上げます。公有財産の土地及び建物の本年度末現在高は、土地が411万6,563平米、建物が5万8,298平米であります。  33ページをお願いいたします。(3)、基金について申し上げます。本年度末現在の基金数は9基金で、年度末現在高は現金等9億917万2,000円及び土地1万7,000平米であります。前年度に比べ現金等8億8,028万5,000円の減少であります。  34ページをお願いいたします。6、基金の運用状況について申し上げます。赤城村土地開発基金でありまして、定額1億8,000万円で運用されておりました。本年度末現在高は、土地が1万7,000平米、本年度中に所得したものであります。現金は4,400万円で、2億3,600万円の減少でありました。  第6、意見でありますが、渋川市と同様な内容でありますので、省略をさせていただきます。  以上であります。 ○副議長(角田一民君) 主要な施策の成果の説明及び審査意見の報告が終わりました。  なお、質疑は各会計決算の質疑とあわせて行います。 △日程第29 議案第158号 平成17年度赤城村一般会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第29、議案第158号 平成17年度赤城村一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第158号 平成17年度赤城村一般会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  9ページをお願いいたします。歳入につきましてご説明を申し上げます。1款村税についてであります。歳入済み額は9億8,165万8,881円でございます。不納欠損額は172万6,348円、収入未済額は8,370万3,408円になっております。内訳でございますけれども、不納欠損につきましては滞納繰り越し分でありますが、25件であります。それから、法人にはありません。それから、固定資産税につきましては滞納繰り越し分でございますけれども、26件ございます。それから、軽自動車税につきましては滞納繰り越し分が25件ございます。それから、収入未済でございますけれども、現年度村県民税、個人でございますが、普通徴収に係る部分でございますが、216件ございます。特別徴収で746件でございます。それから、滞納繰り越し分でございますが、339件ございます。それから次に、法人でございますが、現年度分が7件でございます。滞納繰り越し分は5件でございます。それから、固定資産税でございますが、現年度課税分は210件ございまして、滞納繰り越し分が340件でございます。軽自動車税につきましては、現年度課税分が296件、それから滞納繰り越し分が426件ございます。  次に、10ページをお願いいたします。2款地方譲与税であります。1億1,030万4,000円でございます。  次に、3款の利子割交付金であります。452万9,000円でございます。  次に、11ページをお願いいたします。4款の配当割交付金であります。156万5,000円でございます。  5款の株式等譲渡所得割交付金であります。これについては6,000円でございます。  6款の地方消費税交付金であります。7,266万6,000円でございます。  7款のゴルフ場利用税交付金であります。2,634万3,660円でございます。  次に、12ページをお願いいたします。8款の自動車取得税交付金であります。4,327万4,000円でございます。  9款の地方特例交付金でございます。2,899万円でございます。  10款の地方交付税17億3,397万4,000円でございます。  11款の交通安全対策特別交付金でありますが、179万2,000円でございます。  次に、13ページをお願いします。12款の分担金及び負担金でありますが、2,488万230円でございます。  13款の使用料及び手数料でございます。2億628万5,657円でございます。  次に、15ページをお願いいたします。14款の国庫支出金でございます。8,187万9,686円でございます。  17ページをお願いいたします。15款の県支出金であります。2億462万7,048円でございます。  21ページをお願いいたします。3項4目、1節社会教育費委託金は、横野地区土地改良事業文化財発掘調査が主なものでございます。  16款の財産収入であります。1,566万545円でございます。  23ページをお願いいたします。17款の寄附金であります。150万円でございます。  18款の繰入金でございますが、9億3,252万8,000円でございます。  次に、24ページをお願いいたします。19款の繰越金であります。1億3,614万1,387円でございます。  20款の諸収入は1億2,957万5,042円でございます。第1簡易水道への汚染汚泥流入事故に伴う賠償金等が含まれております。  27ページをお願いいたします。21款村債であります。2億9,170万円でございます。  29ページをお願いいたします。歳出につきまして説明を申し上げます。1款議会費でございますが、経常経費が主なものでございます。  次に、34ページをお願いいたします。2款の総務費の1項5目13節の委託料は委託料で、施設管理委託料につきましては公共施設管理公社への委託料でございます。次のページの5目25節の財政積立金は、財政調整基金への積立金でございます。  36ページをお願いいたします。6目企画費の19節負担金、補助及び交付金の備考欄の4行目、渋川市役所分庁舎整備町村負担金、5行目、渋川地区合併準備経費、19の備考欄の最下には村内3路線に対してバス運営費の補助金等がございます。  次に、38ページをお願いいたします。9目諸費の19節負担金、補助及び交付金、備考欄の3行目につきましては、第11区の公民館建設事業費の補助金等がございます。  46ページをお願いいたします。3款民生費は、1項1目19節負担金、補助及び交付金、4行目でございますが、村社会福祉協議会の事業費補助でございます。47ページをお願いいたします。28節の繰出金につきましては、国保特別会計事業勘定への繰出金でございます。  49ページをお願いいたします。3目28節繰出金につきましては、介護保険特別会計、特別養護老人ホーム特別会計、老人保健特別会計への繰出金でございます。  50ページをお願いいたします。5目障害者福祉費の中の20節の扶助費でございますが、2行目では身体障害者施設訓練等支援費、それから51ページ、同じく知的障害者施設訓練支援費等がございます。  次に、6目の医療福祉費の20節でございます。重度障害者医療等の医療費給付金等でございます。  次に、52ページをお願いいたします。2項児童福祉費、2目13節は、備考欄2行目、民間保育所運営委託料、それから19の備考欄、53ページには民間保育所施設整備費補助金がございます。20節扶助費は、児童手当でございます。  次に、3目学童保育費、7の賃金につきましては学童保育指導員の賃金でございます。  次に、57ページをお願いいたします。4款2目13委託料のうち下から3行目、基本健診委託料、次にがん検診委託料でございます。  59ページをお願いいたします。4目環境衛生費の中の19節でありますが、負担金、補助及び交付金の主なものは渋川地区広域組合の火葬場公債費等でございます。  6目、7目につきましては、特別会計への繰出金でございます。  次に、60ページをお願いいたします。2項1目の中の19節の負担金、補助及び交付金の主なものは、渋川地区広域組合のごみ処理場、し尿処理施設の運営費負担金等でございます。  次に、64ページをお願いいたします。6款1項2目28の繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  66ページをお願いいたします。6款1項5目15節の工事請負費の主なものは、小規模土地改良工事費でございます。  68ページをお願いいたします。7目の中の19節でありますが、赤城西麓土地改良区の運営費負担金等がございます。  次に、72ページをお願いいたします。2項2目の中の15でございますが、県単林道開設工事費等がございます。  次に、78ページをお願いいたします。8款2項2目15でございますが、村内道路の維持管理費等でございます。  次に、79ページをお願いいたします。3目道路新設改良費の中の15節の工事請負費でございますけれども、村内道路の新設改良費でございます。17節は、公有財産購入費は道路用地の購入費でございます。  次に、81ページをお願いいたします。9款消防費でございますが、これにつきましては渋川地区広域組合の消防救急運営費、公債費でございます。  87ページをお願いいたします。10款の教育費でございますが、2項1目14節には各小学校のコンピューター教室機器賃貸料、15節は津久田小学校耐震補強工事、各学校の施設改修工事費等でございます。  次に、90ページをお願いいたします。3項の中学校費、1目の中でございますが、15節の工事請負費、両中学校の施設改修工事費等でございます。  93ページをお願いいたします。4項幼稚園費、2目園舎建築事業費でございますが、4園を1園に統合して赤城幼稚園の園舎の建築事業費でございます。94ページをお願いいたします。15節工事費では、工事費の前払い金だけの支払いになっております。  次に、99ページをお願いいたします。5項社会教育費、3目文化財保存管理費の17節公有財産購入費は、滝沢遺跡公園用地購入費でございます。次の100ページの22節でございますけれども、これにつきましては遺跡公園内の建物等移転補償費でございます。  次に、104ページをお願いいたします。6項保健体育費、3目学校給食費は、学校給食事業特別会計繰出金でございます。  次に、105ページをお願いいたします。12款公債費、1項公債費、1目は起債償還の元金、2目は起債償還利子でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  76番、小池春雄君。  (76番小池春雄君登壇) ◆76番(小池春雄君) まず、第1点目でありますけれども、監査意見の中に「税外収入の一部債権に、不納欠損処分に係る処理誤りがあった」ということでありますが、この部分についてどの場所で、どのような誤りがあったかについてをお尋ね申し上げます。  もう一点目でありますけれども、これも不納欠損、ただいまの説明の中でちょっと私も理解できない部分があったので、確認をするんでありますけれども、村税の中で不納欠損がありますけども、村民税、法人税、そして固定資産税と軽自動車税でありますけれども、収入未済の数等は、これはわかりました。わかりにくいのが、村民税で見ていきますと、滞納処分という中で57万6,000円という数字がありまして、これにつきまして25件だということでありました。その次の固定資産税については26件、それから軽自動車税は25件というような言い方をしておりましたけども、何か聞いている感じですと、もう大体年数が来たらその部分は滞納繰り越し分の中から切っていくような感じに見受けられるんですけれども、ここの滞納繰り越し処分、この中の不納欠損の方法をどのようにしているのか、改めてその部分についてお尋ねをするものであります。 ○副議長(角田一民君) 赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまのご質問についてお答えいたします。  ちょっと先ほど不納欠損の関係では件数で誤りがございまして、まず延べ件数にしますと、滞納繰り越し分につきましては延べ件数は92件でございます。滞納繰り越し分でございますが、25件と言っていましたけれども、25人の延べ件数ですと92件というものでございます。それから、固定資産税につきましても26人で104件でございます。それから、次の軽自動車でございますが、25人で延べにしますと43件でございます。  それから、先ほどの監査委員さんの意見の中で欠損処分で誤りがあったというものにつきましては、うちの方ではいわゆる不納欠損処分すべきものであるものをしていなかったというものがございました。それについては、今後は十分注意して対処していくというものでございますので、よろしくお願いします。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) その不納欠損すべきところをしていなかったというのは、だからこの決算書の中でいうとどれであり、どういうケースであったかというのをお尋ねをしております。  そして、人数がどうこうというよりも、見ておりますと滞納繰り越しをしている中で、その中で不納欠損処分の扱いをしたというのが、だから定期、5年間不納欠損が続いたらもう取れないというふうに思ってそこで切っちゃうのか、それとも本来であればこれはずっとそれは追い求めていくべきものだと思うんですけども、そこはどういう措置の仕方をしているのかということを聞いているので、その部分についてお答えください。 ○副議長(角田一民君) 赤城総合支所長、星野日出男君。 ◎赤城総合支所長(星野日出男君) 欠損処分につきましては、法的に5年でございますので、5年を経過しますと欠損処分をしなければならないと思われます。  それから、先ほどの関係でございますけれども、いわゆる指摘のあった件につきましては先ほども申しましたように欠損処分をすべきものを処分しないであったというものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  (何事か呼ぶ者あり)  ただいま調べますので、ちょっとお待ちをいただきたいと思いますけど、お願いします。                                                                 休       憩                                        午後10時28分 ○副議長(角田一民君) 10分間休憩いたします。  (33番角田早苗君休憩中退席)                                                                 再       開                                        午後10時41分 ○副議長(角田一民君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  76番議員の質問に対する答弁を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。 ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまの関係でございますけれども、これにつきましては学校給食費の未納でございまして、学校給食特別会計の方で、155ページになりますけれども、そちらの会計で歳入の1款事業収入でございまして……  (何事か呼ぶ者あり)  特別会計です、学校給食の。155ページでございます。決算書です……1款1項1目学校給食費収入でございます。ここに収入未済額がありますけれども、ここに129万5,390円ございます。この中に含まれているものでございますけれども、既に消滅時効が完成しているために不納欠損処分すべきであるということで監査委員さんから指摘をされております。この件数でございますが、平成8年度で2件、それから平成9年度で1件、10年度で1件が不納欠損処分に該当するものでありましたが、処分されていなかったというものでございます。これにつきましては、時効が完成であることを見落としたものというもので、今後注意し、不納欠損処分をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) 76番、小池春雄君。 ◆76番(小池春雄君) 8年で2件、そして9年で1件、10年に1件ってそれ4件ですよね。4件で120なんていう多額な額に……  (何事か呼ぶ者あり)  含まれて。  (何事か呼ぶ者あり)  その年度にもっと数があるということですか。だって、さっきは8年に2件、9年に1件、10年に1件という言い方だったように思うんですけども、そうじゃないんですか。  (何事か呼ぶ者あり)  その件数だとそんなにならないように思うんですけども、そこのところをもう一度確認をしておきます。  それから、先ほど5年たったものを不納欠損にしたということでありますけれども、そういうことになりますと税を滞納しておって5年たてば前のがみんな消えていくんだということであれば、それはそうしちゃえばみんな楽になっちゃいますよね、払わずに済みますから。本来そうであれば、それ以前に税の滞納については一定の期間自治法の中で、これは自治法でじゃなくて、これはどこでしたか、決めがあったと思いますけれども、滞納した場合には財産の差し押さえ処分をしなければならないというふうになっておりますよね。そうすると、差し押さえというのは払わないことをもって競売にすると。それで相手が慌てて払うわけですから、そうするとそのことは全くしないで、ただ5年たったから切っていきますって、それは全然片手落ちで話にならないでしょう。言っていることが全然理屈に合わないでしょう。この差し押さえ処分というのは、これは義務規定ですよ。差し押さえ処分にしなければならないという義務規定。そこんところをしないで5年たったからみんなそっちだけ切っちゃうんじゃなくて、これはもうだれもが払わなければ後のがなくなっちゃうんですから、それは違うと思うんですよね。ここについて、これは決算だから、決算のところでしか聞きようがないんですけど、今後どうしますかということを聞きようがないんですけども、そこの部分は全くやってこなかった。そこのこれまでの旧赤城村のやり方はどういんですか。理解のできる説明をぜひともしていただきたい。これは、大変大きな問題であります。 ○副議長(角田一民君) 赤城総合支所長、星野日出男君。 ◎赤城総合支所長(星野日出男君) 議員さんの言われるとおりでございますけれども、不納欠損処分に当たりましては生活困窮でありますとか、そういった方に対しては優先的にいわゆる差し押さえ等でなくて、欠損処分をしていると思われます。これは、あくまでも市町村長に伺いを立て、不納欠損処分を行っております。  以上です。 ○副議長(角田一民君) 41番、角田喜和君。  (41番角田喜和君登壇) ◆41番(角田喜和君) 何点か質問させていただきたいと思います。監査委員さんの指摘事項が余りなかったので、質問もないかなと思ったらいっぱいありました。  決算書のですね、歳入の関係で1点お聞きしたいんですが、11ページにありますが、5款の株式譲渡の関係なんですけれども、金額的には大したことないんですが、当初予算で90万、補正を10万組んだ中で収入未済額が6,000円という金額的には少ないんですけども、やはり当初の予算を組むときの必要な収入財源の一つになりますので、その辺の見込みそうじゃなかったかなと思うんですけども、実際にはこの関係はどうなったのか1点をお聞きをいたします。  続きまして、赤城村はいろんな公共事業、その他を行っているんですけども、公共用地を民間に貸して建物を建てるという部分とですね、民有地を行政が借り上げて民間に無償で貸すという、こういった事例があるんですけれども、その辺の考え方についてお聞かせいただきたいと思います。中身については、民間保育園の建設にかかわる問題なんですが、よろしく、その2点なんですが、お願いをいたします。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。  (総務部長佐藤 進君登壇) ◎総務部長(佐藤進君) ただいまご質問いただきました株式等譲渡所得割交付金の関係でありますけれども、これは打ち切り決算の時点では8月、12月交付までが入っておりますが、この譲渡割につきましては3月交付分がほぼ98%ぐらいの交付になっておりまして、今後暫定の方で入っておりますので、よろしくお願いいたします。  (何事か呼ぶ者あり)  公有地、借り上げたような土地も含めての公有地をですね、無償で貸すというようなことが一般的には余りないんだと思いますが、いろんな条件、政策的な意味合いでですね、貸すことについて特別法に触れるというようなことは承知をしておりませんので、貸すことはできるというふうに考えておりますが。 ○副議長(角田一民君) 41番、角田喜和君。 ◆41番(角田喜和君) 1点目の株式譲渡所得の関係については会社の決算等々があって、6月決算、9月決算いろいろな部分で多少ずれ込む、その辺があることで、また九十数%がもう3月に入ったということで、それは了解をいたしました。  2点目の公有地を無償で貸すというところについては、条件的にはあり得ない話ではないという今総務部長の話でしたけども、私が質問したのは公有地を民間に無償で貸すこともあるでしょうと。逆に民有地を行政が借り受けて、それを無償で第三者に貸すことが、いろんな条件があろうかと思うんですけども、それはいろんな部分で整合性に合うものかどうか、その点をお聞きしたんです。その辺について答弁をいただきたいと思うんですが。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。 ◎総務部長(佐藤進君) いわゆる民有地をですね、市町村が借り上げるというまず前提が一つあるわけですけれども、借り上げる目的が当然その次に貸すというようなことが前提であるとすればですね、その貸し方についての条件の中の話になりますから、全く可能性がないわけじゃないと思います。ただ、公的な負担を伴う貸し出しみたいな形になりますので、いわゆる利益の再配分といいますか、そういった行為が特定な受益というふうに認められますと若干それは別な意味で問題が出るかもしれませんが、政策的な意味では可能性がないわけではないと思います。 ○副議長(角田一民君) 41番、角田喜和君。 ◆41番(角田喜和君) 特定な条件として借り上げる目的ならばというんですが、従来から借り上げている用地、具体的に民間保育園ということで話しましたが、今まで村が借りていた土地ですよね。公園としていた施設内を改めてその民間保育園建設に当たってその用地を違う形で従来借りていたその一部を又貸しをするということがどんな条件があろうともひっかかってくるんじゃないか。いろんな部分で利用条件が全く変わっちゃうわけですから、その場合、借り受けるについても全体面積の一部を改めて再借り受けてそれを貸し出しが契約上可能なのかどうか、その辺をきちっとですね、お聞きをしたいんです。これが例えばまかり通るならば、行政でですよ。その件でなく、ほかの件でその条件を、どういう条件がつくかというのは別としても、その条件で行政が、渋川市が、今度渋川市ですから、借りてそれを第三者に条件つけて無償で貸し出すということが可能であればそれはいいんですけども、今まで渋川市としてはそういう事例はあったかどうか。最後になりますので、条件が整えばという総務部長の話でしたけれども、具体的にそういう事例があったのか。あるとすればの仮定ではなく、これ事実の問題ですので、お願いをしたいところなんですが。 ○副議長(角田一民君) 総務部長、佐藤進君。 ◎総務部長(佐藤進君) 先ほどの民間の土地をですね、市町村が借り受けている条件、これは民対官の条件なわけですけれども、ここの中の条件をですね、変える、変えないは相手との関係になりますので、それが整えばですね、別段そこで相手との契約の内容といいますか、これはある意味じゃ民民の契約と似ているところですから、相手が承諾すればまずそれは可能だと思います。そうすることがいわゆる公共の福祉に寄与するということがもちろん前提なわけですから、特定な利益に寄与するんではなくてですね、公共の福祉に寄与する目的でそういう手段をとるということは可能だと思います。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第158号は、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第30 議案第159号 平成17年度赤城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第30、議案第159号 平成17年度赤城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第159号 平成17年度赤城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  まず初めに、国民健康保険特別会計(事業勘定)からご説明いたします。113ページをお願いいたします。1款国民健康保険税4億2,305万2,575円であります。収入歩合は85.87%であります。  2款一部負担金についてでありますが、収入済額はありませんでした。  3款国庫支出金は2億8,427万9,000円であります。  114ページをお願いいたします。1項国庫負担金の2目療養給付費等負担金の主なものは、療養給付費等負担金のほか、老人保健医療費拠出金及び介護納付金負担金であります。  2項国庫補助金は、財政調整交付金の収入によるものであります。  4款療養給付費交付金についてでありますが、1億5,848万3,878円であります。支払基金からの療養給付費交付金であります。  5款県支出金は2,121万6,000円であります。115ページをお願いいたします。高額医療費共同事業負担金並びに財政調整交付金であります。  6款共同事業交付金は1,507万7,094円であります。高額医療費共同交付金の1期から3期分であります。  7款財産収入は2,986円であります。116ページをお願いいたします。国民健康保険基金利子であります。  8款繰入金、一般会計繰入金で7,440万8,000円であります。保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金、出産一時金等繰入金、財政安定化支援事業繰入金、一般会計繰入金であります。  9款繰越金5,621万813円であります。前年度余剰金であります。  117ページをお願いします。10款諸収入67万5,814円であります。一般被保険者延滞金が主なものであります。  歳出につきましてご説明申し上げます。119ページをお願いいたします。1款総務費676万5,443円であります。主なものは、1項の総務管理費と2項の徴税費であります。  120ページをお願いいたします。2款保険給付費は6億678万9,242円であります。療養諸費と高額療養費等であります。  122ページをお願いいたします。1目出産育児一時金の対象者は11名でありました。  1目葬祭費の支給は79件でありました。  3款老人保健拠出金2億3,891万9,982円であります。1期から10期分で県社会保険診療報酬支払基金への拠出金であります。  4款介護納付金7,900万4,936円であります。1期から10期分で県社会保険診療報酬支払基金への拠出金であります。  5款共同事業拠出金2,038万3,746円であります。高額医療費共同事業拠出金であります。  123ページをお願いいたします。6款保健事業費1,232万2,185円であります。人間ドック等健診助成のほか、各種保健衛生普及費であります。  124ページをお願いいたします。7款基金積立金2,986円であります。国民健康保険基金利子積立金であります。  9款諸支出金は、127万6,500円であります。保険税過誤納付金であります。  続きまして、国民健康保険特別会計(診療施設勘定)をご説明いたします。131ページをお願いいたします。歳入につきましてご説明申し上げます。1款診療収入は5,506万3,623円であります。すべて外来収入のみであります。  132ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料は79万4,000円であります。  133ページをお願いいたします。3款県支出金につきましては、収入済額はありませんが、新市合併後にへき地診療所運営費補助金として113万4,000円が入金されることになります。  4款財産収入でございますが、10万円であります。  5款繰入金6,200万円であります。一般会計からの繰入金でございます。  134ページをお願いいたします。6款繰越金、収入済額は1,045万1,838円であります。前年度の余剰金であります。  7款諸収入は394万5,605円であります。個別接種による雑入であります。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。135ページをお願いいたします。1款総務費、1項施設管理費は、職員の給与費等の一般経費のほか、医師会負担金、医師の研究研修費であります。  137ページをお願いいたします。2款医業費につきましては、主なものは医薬衛生材料費であります。  138ページをお願いいたします。4款公債費でありますが、両診療所建設事業債に係る償還金であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第159号は、市民経済常任委員会に付託いたします。
    △日程第31 議案第160号 平成17年度赤城村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第31、議案第160号 平成17年度赤城村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程をいただきました議案第160号 平成17年度赤城村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  145ページをお願いいたします。歳入歳出決算事項別明細書の1款事業収入であります。8,823万5,250円であります。  2款県支出金であります。600万円でございます。第2簡易水道老朽管布設替工事、第3簡易水道老朽管布設替工事の県費補助でございます。  3款財産収入6,726円であります。  4款繰入金で3,049万5,000円であります。簡易水道事業基金繰入金及び一般会計繰入金でございます。  146ページをお願いいたします。5款繰越金であります。61万5,396円であります。  6款諸収入で705万30円であります。  7款村債、収入済額はありません。暫定で900万円を予定されるものでございます。  歳出についてご説明を申し上げます。147ページをお願いいたします。1款水道事業費、1目11の光熱水費は、配水池21カ所の電気料等でございます。13節でございますが、建設測量設計委託料は県費補助の第1簡易水道、第2簡易水道の老朽管布設替工事と第一簡易水道の中央監視装置設備工事の建設測量設計委託料であります。次に、148ページをお願いいたします。15の工事請負費の備考欄でございますが、工事請負費のうち主なものは第一簡易水道工事請負費は老朽管布設替工事3件と中央監視装置設備工事であります。第二簡易水道工事請負費は老朽管布設替工事5件、第三簡易水道工事請負費は老朽管布設替工事2件であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第160号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第32 議案第161号 平成17年度赤城村学校給食事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第32、議案第161号 平成17年度赤城村学校給食事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第161号 平成17年度赤城村学校給食事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  155ページをお願いいたします。歳入につきましてご説明申し上げます。1款の事業収入は4,609万2,690円でございます。  第2款繰入金でございますが、8,814万円でございます。  3款繰越金220万8,273円でございます。  4款、雑入は10万2,548円でございます。  次に、歳出につきましてご説明申し上げます。156ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費であります。2節の給料、3節職員手当等、4節共済費、9節旅費、19節負担金、補助及び交付金は、職員8名分でございます。7節賃金は、臨時職員の4名分でございます。8節報償費は、新1年生が給食に使用するはし箱セットを全員に支給いたしました。11の需用費は、施設整備の維持管理費、衛生管理費に充てるものでございます。157ページをお願いいたします。12節役務費、手数料は給食従事者の月2回実施の検便検査手数料でございます。13節委託料の電算委託料は、給食費計算システムの業務委託料でございます。また、施設管理委託料は管理、点検の業務委託料でございます。15の工事請負費でございますが、空調設備改修工事費でございますが、移動式スポットエアコン4台の設置と電気配線工事を行ったものでございます。18節備品購入費の備考欄1行目、施設備品購入費や食器消毒保管庫の温度管理センターが誤作動を起こすようになりましたので、すべての食器消毒保管庫4台を更新いたしました。  158ページをお願いいたします。16節、給食費の原材料費は、食材料購入費の支払いでございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第161号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第33 議案第162号 平成17年度赤城村老人保健特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第33、議案第162号 平成17年度赤城村老人保健特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第162号 平成17年度赤城村老人保健特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  163ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款支払基金交付金は6億4,946万1,484円であります。主なものは、医療給付費交付金の6億4,565万9,000円と審査支払手数料交付金の340万6,000円であります。  2款国庫支出金は3億36万8,060円であります。医療費負担金及び医療費適正化事業の補助金であります。  3款県支出金は7,547万円であります。164ページをお願いいたします。医療費の負担金であります。  4款繰入金についてであります。1億530万円であります。一般会計からの繰入金であります。  5款繰越金は419万464円であります。前年度の余剰金でございます。  6款諸収入は19万5,740円で、第三者行為納付金が主なものでございます。  歳出につきましてご説明申し上げます。166ページをお願いいたします。1款1項総務管理費は、一般事務に係る一般管理費であります。  2款医療諸費につきましては、療養給付費、医療費支給費であります。  3款諸支出金は、県支出金精算還付金及び一般会計繰出金であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第162号は、市民経済常任委員会に付託いたします。 △日程第34 議案第163号 平成17年度赤城村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第34、議案第163号 平成17年度赤城村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第163号 平成17年度赤城村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  173ページをお願いいたします。歳入でございます。1款分担金及び負担金であります。575万4,000円で、新規加入分担金でございます。  2款使用料及び手数料でございますが、3,852万1,860円でございます。農業集落排水処理施設使用料でございます。  3款県支出金であります。4,497万円でございます。横野中央地区処理施設建設費の県補助金でございます。  174ページをお願いいたします。4款繰入金は1億9,533万4,000円で、建設事業費分及び経常費分でございます。  5款繰越金は1,243万3,301円でございます。  6款諸収入は658万2,788円でございます。  7款村債でございますが、収入済額はございません。  175ページをお願いいたします。歳出につきましてご説明申し上げます。1款農業集落排水事業費、1項1目農業集落排水事業総務費は、経常経費であります。  176ページをお願いいたします。2目の中の15節工事請負費は、管路布設工事費でございます。  3目の中の、失礼しました。先ほどの2目でございますが、溝呂木地区農業集落排水事業費でありまして、管路布設工事費でございます。  次に、3目でございますが、横野中央地区農業集落排水事業費でありまして、15節の工事費は管路布設工事、それから処理施設建設工事費の前払い金でございます。  177ページをお願いいたします。2項につきましては維持管理費であります。各地区の維持管理費でございます。  180ページをお願いいたします。2款公債費、1項1目元金は、起債償還元金でございます。  181ページをお願いいたします。2目は、起債償還利子でございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第163号は、建設水道常任委員会に付託いたします。 △日程第35 議案第164号 平成17年度赤城村介護保険特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第35、議案第164号 平成17年度赤城村介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程いただきました議案第164号 平成17年度赤城村介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  187ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款の収入済額は8,129万2,100円であります。  2款国庫支出金は1億2,395万9,000円であります。  3款支払基金交付金は1億6,230万6,000円であります。  4款県支出金は7,242万8,000円であります。  188ページをお願いいたします。5款繰入金の収入済額は1億5,296万3,000円であります。  6款繰越金の繰越金は657万6,916円であります。  7款諸収入は11万9,410円であります。  189ページをお願いいたします。8款財産収入は9,804円であります。  次に、歳出についてご説明を申し上げます。190ページをお願いいたします。1款は、一般事務、介護保険事務処理システム等の改修や運用保守に要した経費等にかかわるものでございます。  2項1目賦課徴収費は、介護保険料の賦課徴収のための事務及び電算委託料にかかわるものでございます。  3項1目認定調査費は、要介護認定のための認定調査、主治医意見書の入手等の事業に係るものでございます。  191ページの2目の認定審査会共同設置費は、渋川地域介護認定審査会の共同設置負担金であります。  2款1項1目居宅介護サービス費は、福祉用具購入費、住宅改修費及び訪問介護やデイサービス等の訪問通所サービス、短期入所サービス等の保険給付にかかわるものでございます。  2目施設介護サービス費は、介護保険施設の入所にかかわる給付額であります。  192ページをお願いいたします。3目居宅介護サービス計画費は、居宅介護サービス計画作成費にかかわるものであります。  2項支援サービス等諸費は、要支援の認定者に対する給付費であります。  1目居宅支援サービス費は、福祉用具購入費、訪問通所サービス、短期入所サービス、居宅療養管理指導等の保険給付にかかわるものでございます。  2目居宅支援サービス計画費は、居宅支援サービス計画作成費に係るものでございます。  1目高額サービス費は、サービス料の月額が一定を超えた場合の保険給付であります。  4項1目審査支払手数料は、請求審査の支払い事務に係る県国民健康保険団体連合会への手数料であります。  193ページをお願いいたします。3款1項1目財政安定化基金拠出金は、県が設置した基金への拠出金であります。  4款1項1目介護給付費準備基金積立金は、預金利子について介護給付費準備基金に積み立てを行ったものであります。  5款1項1目第1号被保険者保険料還付金は、過誤納付還付金であります。  2目償還金は、社会保険診療報酬支払基金への過年度分の返還金であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第164号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △日程第36 議案第165号 平成17年度赤城村特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について ○副議長(角田一民君) 日程第36、議案第165号 平成17年度赤城村特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまご上程をいただきました議案第165号 平成17年度赤城村特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  199ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款国庫支出金及び2款県支出金はございませんでした。  3款繰入金は1億8,877万2,000円で、一般会計繰入金であります。  4款繰越金は127万7,218円で、前年度余剰金であります。  5款諸収入は10万円で、施設使用負担金であります。  6款村債は2億円で、特別養護老人ホーム建設事業債であります。  歳出についてご説明申し上げます。201ページをお願いいたします。1款特別養護老人ホーム事業費の支出済額は5億1,041万8,583円であります。主なものといたしましては、1項1目13の委託料でございます。これにつきましては、業務管理委託料等であります。15の工事請負費は、歩道橋解体撤去工事、設備機器工事費、特別養護老人ホーム建設工事費、汚水処理管布設工事費でございます。202ページをお願いいたします。18の備品購入費は、施設備品、事務用備品購入費であります。  2目は、特別養護老人ホーム運営事業費であります。203ページをお願いいたします。主なものとしましては、18の備品購入費、事務備品及び車両購入費、19の負担金、補助及び交付金は村社会福祉協議会補助金であります。  2款公債費は、起債償還利子であります。  3款予備費は、1款1項1目11節ほかへの流用であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○副議長(角田一民君) これより質疑に入ります。  85番、髙橋寿男君。  (85番髙橋寿男君登壇) ◆85番(髙橋寿男君) 199ページでございますが、1番の国庫補助金7,793万3,000円、2番の県支出金4,641万7,000円でございますが、これはいずれも補正予算で減額されております。この赤城の特別養護老人ホームは、伊香保は本当に残念なことでございまして、……。  続いて、201ページでございますが、8番の報償費でございますが、これは何に使ったのでしょうか。  3点目でございますが、202ページでございます。18番の備品費でございますが、施設備品費3,876万3,135円はどんな機械を購入なされたかお聞かせをいただきたいと思います。  以上。 ○副議長(角田一民君) 赤城総合支所長、星野日出男君。  (赤城総合支所長星野日出男君登壇) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) ただいまのご質問の1点目でございますが、支出金の中の国庫補助金、それから県の支出金でございますけれども、この減額理由ということなんですが、これはいわゆる建物の基準の減額でございますので、こういった減額補正が出るというものでございます。  以上です。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  (何事か呼ぶ者あり) ◎赤城総合支所長(星野日出男君) 漏れてしまって済みません。歳出でございまして、特別養護老人ホームの事業の中の8の報償費でございますが、これにつきましては29万9,200円の報償費ということでありますが、これは落成式のときに記念品等でかかったものでございます。よろしくお願いします。  (何事か呼ぶ者あり)  失礼しました。それから、202ページの18の備品購入費でございますが、これにつきましては施設の備品一式等でございます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(角田一民君) ほかにご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第165号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。 △延会の議決 ○副議長(角田一民君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(角田一民君) ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて延会することに決しました。 △延会 ○副議長(角田一民君) 11日の会議は、議事の都合により特に午前9時に繰り上げて開くことにいたします。  本日はこれにて延会いたします。  ご苦労さまでした。                                        午後11時43分...